雪の結晶

2019年1月 8日 (火)

雪の結晶の核 3D写真館 Vol.4

 雪の結晶の核を見ることができました。
空気中の水蒸気が大気中の埃などの微粒子を種(核)として氷の結晶に成長します。
それが運良く他の結晶と混じらないで大きく成長して地面に落ちてくると、六角形の結晶
として見ることができます。

 

 

雪の結晶 No.5 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

 結晶の中心部に見える白い点が結晶の核です。

Yukikettusyou5c

 

 

雪の結晶 No.5 3D立体写真・平行法

Yukikettusyou5p

 

 

雪の結晶 No.6 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

 No.5を含む結晶の写真です。
上の結晶は中心から垂直に一片の結晶が成長しています。

Yukikettusyou6c

 

 

雪の結晶 No.6 3D立体写真・平行法

Yukikettusyou6p

 

 

雪の結晶の核 3D立体写真・交差法(ビデオ)

 No.6の写真を4K(3840x2160ピクセル)ビデオにしたものです。
YouTubeで見ると、大きなモニターで4K/HDサイズで見ることができます。

 

 

 

R1メモ
 雪の結晶を撮影するときのR/L画像の視差(輻輳角)のテストを行いました。
テストは、5/10/15/20/25/30度で撮影して、裸眼立体視・交差法で一番自然に見える
角度は10度でした。
基準は直角に立っている面が直角に見えるか否かで判定。
5度では鈍角、15度以上では鋭角に見えた。また20度以上は立体視が困難でした。
テストの結果、今後の撮影は視差10度で行いますが、同じ画像を平行法で見ると
立体感が少し誇張されます(直角部が鋭角気味に見えます)
※ベストの視差角はカメラやレンズ構成で変わります。

 

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2019年1月 1日 (火)

雪の結晶 3D写真館 Vol.3

 雪の結晶のイメージは「六角形のパターンを持った平たい板状」と思っていましたが、
厚み方向にも複雑な立体構造を持っているのが確認できました。
今回の撮影は、立体感を出そうとして視差角度を少し大きくしてみたら過剰過ぎました。
ちょっと見ずらいかもしれません(^_^;)

 

 

雪の結晶 No.4 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

  撮影時は気温が-2~-3度と少し高いので結晶が少し解けていますが立体構造は
 確認できます。

Pc313004007_503

 

 

雪の結晶 No.4 3D立体写真・平行法

Pc313004007_503p

 

 

雪の結晶 No.5 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

 雪の結晶の4枚重ねが偶然撮れました。

Pc312992996_503

 

 

雪の結晶 No.5 3D立体写真・平行法

Pc312992996_503p

 

 

R1メモ
 撮影機材製作現在の進捗状況は
1、LED4個によるターゲットライト作成。
  コンデジで絞りF8固定で写しているので、ターゲットライトが無いとピント合わせ時に
  暗くてピンボケが多いので仮に製作しました。
  (時計の針で)10:30,11:30,12:30,1:30の角度に置き80mm先で焦点が一致するよう
  に配置。
2、ストロボをレンズ先端に集光・拡散させる半円ドーム反射板。
  テストでストロボなしで写してみたのですが、結晶が雪のように白くなって細部が
  見えなくなりました。
  今のところ結晶の透明感を出すにはストロボ光が必要な状態です。
  ライトは、ターゲットライトにとどめた方が透明感が出るようです。
3、撮影台は構想がまとまりません。
  今回も3脚等を使わないでカメラ手持ちで写しています。
  XZ-1は古いコンデジなのでコントラストの無い結晶はピント合わせが安定せず、
  被写体を見ながら指先で保持したレンズ面を0.5mmぐらい上下させてやっとピント
  合わせをしている状態です。
  そのため、R/L画像の倍率や角度が安定せず、画像補整が毎回必要です。

 

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2018年12月16日 (日)

雪の結晶 3D写真館 Vol.2

 「雪の結晶」撮影用の新作のマクロレンズ(クローズアップレンズ)が完成したので試し
撮りしてみました。
気温が高く雪の結晶が少し解けた状態ですが、それがかえって結晶の透明度が上がり、
結晶の輪郭が線のように浮き上がって透明感のある絵になっています。

 

 

雪の結晶 No.2 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

Pc16264345_103

 

 

雪の結晶 No.2 3D立体写真・平行法

Pc16264345_103p

 

 

雪の結晶 No.3 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

Pc162639640_005

 

 

雪の結晶 No.3 3D立体写真・平行法

Pc162639640_005p

 

 

R1メモ
 新しいマクロレンズは、倍率を上げつつワーキングディスタンスを稼ぐために新機構と
しました。
構成はジャンクレンズ群の3枚重ねとしています。
1)初段(カメラ側):X2倍のテレコン(ジャンク)
 XZ-1のズームは100mmなので、倍率を上げて200mm相当にするために初段にテレコン
 を入れました。
 テレコンを入れたことで、倍率を上げつつも、2,3段目のクローズアップレンズのワーキン
 グディスタンス(WD) を維持しています。
 テレコンなしでクローズアップレンズのみで同じ倍率にするとWDが20~30mmで使いに
 くくなります。
2)2,3段目:ジャンクの望遠レンズの前玉群を2個逆向きで重ねて、焦点距離約50mmの
 クローズアップレンズとしています。
 フロントレンズをクローズアップレンズに流用する場合、レンズ向きを逆に変えることで
 周辺歪みが改善されることが多いようです。

 ジャンクレンズを空気中で使うのって楽ですね!
水中だと、シーリングや倍率が落ちたり歪みが大きくなったりするので、これはこれで
完成までが楽しいのだが(^_^;)

 

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2018年12月14日 (金)

雪の結晶 3D写真館 Vol.1

 何か面白い被写体が無いかと探してたら目の前にありました。
北海道でこの時期どこにでもあるもの、そう雪です。
その雪の結晶を早速写してみました。

 

 

雪の結晶 No.1 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

Pc142464465_102

 

 

雪の結晶 No.1 3D立体写真・平行法

Pc142464465_102p

 

 

 偶然にも、六角柱の形の雪の結晶が写っていました。
北海道で生まれて育ってウン十年、初めてこんな形の雪があるんだ、と感激!
雪の結晶の撮影にはまりそうです。

 早速、「雪の結晶」専用の撮影用機材を作らねば。
構想は

1)カメラは、XZ-1 + 水中プロテクター PT-050 (前に使っていたもの)
2)自作・高倍率マクロレンズ
3)撮影台 X,Y,Z調整付、3D用にY軸回転機構
4)リングライト

テスト撮影でわかった問題点は、被写界深度が浅いので苦労しそうだということ・・・

暫くは、雪の結晶用の撮影機材の製作で楽しい工作時間。
ダイビングに行けない悲しみを忘れさせてくれるか(^_^;)

 

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