流氷

2021年1月13日 (水)

流氷はここです 2021/01/12

 今年も流氷の季節がやってきました。
知床で行われている流氷ダイビングに参加される方は今年の流氷の規模はどうなんだろう?
と気になるところでしょうね(^^;
流氷ダイビングをやってみたいという方はここへ問い合わせを!
ダイビングサービス ロビンソン http://www.robinson.co.jp/

 

流氷の南端は2021/01/12現在、北海道・雄武町の北東約30Kmまで南下しています。

_2020_01_12_002

 

画像の出典:下記をもとにR1が作成。

第一管区海上保安本部海氷情報センター
最新の海氷速報
https://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN1/drift_ice/ice_chart/ice_calendar.html

情報通信研究機構(NICT)
ひまわりリアルタイムWeb@NICT
https://himawari.asia/ 

 

 

にほんブログ村 写真ブログ 立体写真へ

 

にほんブログ村 写真ブログ 水中写真へ

| | コメント (0)

2020年1月13日 (月)

流氷の南下状況 2020/01/10

 今年も流氷の季節がやってきました。
ひまわり8号で今どこまで流氷が南下しているのか見てみましょう。

 ※ひまわり8号のカラー画像で流氷を見るには雲の少ない日の日中にしか見ることができません。
  直近では、2020/01/10でした。

図1、流氷の南下位置 2020/01/10

003_20200113013301


※ 流氷の位置はひまわり8号のカラー画像から得ていて、雲はフィルタリングでできる限り除去しています。
 流氷の位置情報は「R1調べ」となり、公式な位置情報は
 「第一管区海上保安本部海氷情報センター、最新の海氷速報」
 https://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN1/drift_ice/ice_chart/ice_calendar.html
 を参照ください。


画像の出典:下記をもとにR1が作成しています。
図1:情報通信研究機構 (NICT) ひまわりリアルタイムweb  https://himawari.asia/

 

にほんブログ村 科学ブログ 地学・地球科学へ

| | コメント (0)

2017年12月22日 (金)

流氷はどこまで来ている? 2017/12/22

 約2か月後の流氷ダイビングを楽しみに待っているダイバーさん。
今日は久しぶりに天候が良く、気象衛星ひまわり8号から流氷を見ることが出来ました。
ウトロまで約400Kmの場所まで南下していますがこの後はどうなるでしょうか(^_^;)

 

 

図1、流氷はどこまで来ている? 2017/12/22

20171222

 

※流氷の位置はR1調べで、気象庁発表の公式なものではありません。

 

 

 今年(2017年度)の流氷は多くて流氷ダイビングの当たり年だったようです。
参考までに、2015~2017の1~3月の流氷の南下状況を調べてビデオにしました。
今年も流氷がたくさん来るといいですね!(漁業関係の方はゴメンナサイ(^_^;)

図2、北海道の流氷南下状況比較 2015,2016,2017年 1~3月

 

 

 

※「気象庁の日別海水温」図の海面水温データが無い部分を流氷部分と判読しています。
 本図では流氷密度は不明です。
 (流氷部の判別はR1調べで、気象庁の公式データではありません)

 

 

出典:下記のデータをもとにR1が作成。

図1、NICTサイエンスクラウド ひまわり8号リアルタイムWeb
http://himawari8.nict.go.jp/
図2、気象庁 日別海面水温
http://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/data/db/kaikyo/daily/sst_HQ.html

 

にほんブログ村 科学ブログ 地学・地球科学へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年2月14日 (火)

ひまわり8号で見る今日の流氷 2017/02/14

 今年は流氷が例年に比べて南下が速く、密度も濃いようです。
流氷ダイビングは楽しんでいるでしょうか。

 

今日(2/14)は雲が少なく、ひまわり8号のカラー画像で流氷が良く見えているので久しぶり
に流氷画像(図1)を作成してみました。

 

図1,2 ひまわり8号で見る今日の流氷 2017/02/14 09:00-14:30 (左クリックで拡大)

__003

 

 網走から知床半島の西側海岸は白く隙間が無い密度の濃い流氷で覆われています。
ひまわり8号の画像からは、流氷部分の明るさである程度の流氷密度が解るのですが、
光の反射に頼っているので、中密度以上は明るさに差が無くなり、低密度は暗く見えない
のでよく判別出来ません。

ひまわり8号のカラー画像から作成した流氷の分布精度の検証のため、海上保安庁さんの
最新の流氷画像(図2)を引用させて頂いて比較してみます。
密度の高い部分はなんとなく分布が似ていますが、密度の低い部分は見えておらず、ひま
わり8号の画像では流氷密度はうまく判別できていません。
(画像を明るくすると暗い部分も見えるようになるのですが今度は雲と分離できません)

ひまわり8号のカラー画像以外のバンド(バンド4~16)の演算で流氷密度を見ることが
出来るのだろうか?
もしできるとしたらどうやって見るのか、ナゾー

  注: ひまわり8号による流氷画像は、09:00-14:30に観測された画像から重ね合せで
    抽出しているため、その間に流氷が風や海流で動いてしまうと、重ね合せからはみ
    出た部分が消えているので、流氷の動きが大きい部分は輪郭がボケたり消えた
    画像になっています。
    又、雲が動かない部分や切れない部分は残り、流氷と区別できません。

R1メモ

 前日の2/13日は雲が多くてひまわり8号による流氷観測は諦めましたが、海上保安庁の
2/13流氷画像は、だいち2号(ALOS-2)によるレーダー観測で流氷分布と密度図が綺麗に
得られています。
流氷画像の分布図が斜めの四角で表示されているときの画像は雲が多く全域の光学的な
観測はできなかったが、だいち2号によるレーダー観測(14日周期)で得られた画像と思わ
れます。

*************************************************************************

ひまわり8号の画像から流氷の密度を3Dで見ることが出来ないか?

 流氷密度が高い部分は氷(又は雪)が詰まっているので反射率が高いのでは?と考え
「密度が高いと反射率が高く明るい⇔密度が低くいと反射率が低く暗い」と仮定して
密度の高い(明るい)ほど浮き上がって見える3D立体画像で表現してみました。

 

図3、流氷密度の3D分布図(試作図) 3D立体画像・交差法 (左クリックで拡大)

__107

 

 

図4、流氷密度の3D分布図(試作図) 3D立体画像・平行法

__107p

 

 

図5,6 流氷密度の比較~ひまわり8号と海上保安庁流氷画像 (左クリックで拡大)

__201

 

 

比べてみると、似ているようないないような・・・ 微妙なところでしょうか?

※ この図は、流氷密度が高いと反射率も高いと仮定していますが、流氷密度と明るさの
 相関が不明で検証する方法が無いので正しいかどうか不明な思い付きで作ったR1調べ
 による試作図です。
 雲の無い晴れた日のサンプル数が集まれば、明るさと密度に相関があるかどうか解ると
 思うのですが・・・
 

 

R1メモ

ひまわり8号で見る流氷図の作り方
1,ひまわり8号の2.5分間隔カラー画像 09:00-14:30(133枚)をキャプチャー
2,133枚をレイヤーに重ねて比較(暗)演算で流氷部を抽出 (動いている雲を除去)
3,Rch(赤)をベースにパンシャープン画像を作成。
4,レベル調整後、海上保安庁の流氷画像の経緯度に相似になるように変形。
5,緯経度線、文字入れ。

流氷密度の3D分布図(試作図)の作り方
1,図1を8諧調(32幅で区切り)に分割(8レイヤー)
2,8レイヤxR/L(左右に配置)
3,交差法~視差を作るため、左配置画像をレイヤー順に+1ADDで左にシフト、
 右配置画像をレイヤー順に+1ADDで右にシフト
4,平行法~交差法のR/L配置を入れ替え。
5,文字入れ

 

画像の出典

図1、3、4、5:NICTサイエンスクラウド ひまわり8号リアルタイムWeb
http://himawari8.nict.go.jp/ 日本列島 をもとに作成。

図2、6:海上保安庁 最新の流氷情報 2017/02/14 をもとに作成。
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN1/drift_ice/ice_chart/ice_calendar.html

 

にほんブログ村 科学ブログ 地学・地球科学へ にほんブログ村 写真ブログ 立体写真へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年12月23日 (金)

流氷はどこまで来ている? 2016/12/23

 2016/12/23 11:30 現在、サハリンの南端近くの東部まで来ています。
果たして、今年の流氷ダイビングは三角ホールが開けられるほど接岸してくれるのか?

 

 

図1、流氷はどこまで来ている? 2016/12/23

1223b05b03_002

 

※流氷の位置はR1調べで、公式のものではありません。

 

画像の出典:
NICTサイエンスクラウド ひまわり8号リアルタイムWeb http://himawari8.nict.go.jp/
の画像をもとに作成。

 

R1メモ

流氷画像の作成手順
1,NICTサイエンスクラウドから、B03,B05をキャプチャー
2,B03,B05を「差の絶対値」演算して流氷部を抽出し、流氷以外の画像をマスク。
3,B05画像を背景に流氷画像を合成し、文字入れ。

 

にほんブログ村 科学ブログ 地学・地球科学へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年11月17日 (木)

流氷初日 2016/11/02

 今日からロビンソンさんは、フィリピン・ボホール・ダイビングツアーに出発。
雪が降っている北海道は新千歳空港まではモコモコした防寒服を着ていきますが、
フィリピンで飛行機を降りるとそこは半袖の南国。
何度温度差があるんでしょう? かさ張る防寒服はどこへ仕舞う?

 

 話は変わって、今年も流氷の季節がやってまいりました~
といっても、まだアムール川河口(サハリン北西部)の話で、ちょっと気が早い。
流氷ダイビングが出来る知床ウトロに流氷が流れ着くのは、来年の2~3月。
来年の流氷ダイビングに参加される方は、気長に待ちましょう(^_^;)

 ※ 流氷初日 2016/11/02 は、ひまわり8号の画像で流氷と雲が明確に区別できた
   日としました。(R1調べです)
   前日までは雲に覆われていて流氷が明確に確認できませんでした。

 

 

流氷初日 2016/11/02 (流氷と雲が明確に区別できた日~R1調べ)

  まだ流氷密度が低いため、薄く輪郭がぼんやりと見えています。

Ryuuhyou_2016_11_02

 

   この画像を見ていつも思うのは赤丸で囲まれた部分が、女の人(右)とゴリラ(左)が
  キスしようとしているように見えるのは私だけ~

 

 

今日の流氷 2016/11/17

   流氷密度が上がってきて、輪郭がはっきりしてきました。
  これから成長する流氷は、サハリンの北部を西から東に流れて回り込み、サハリンの
  東部海岸沿いに北海道まで南下してきます。

Ryuuhyou_2016_11_17

 

 

画像の出典:

NICTサイエンスクラウド ひまわり8号リアルタイムWeb
http://himawari8.nict.go.jp/ をもとにR1が作成。

 

にほんブログ村 科学ブログ 地学・地球科学へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年4月 4日 (月)

ひまわり8号で見る今週の流氷 2016/03/28~2016/04/03

 気象衛星ひまわり8号で見たオホーツク海の流氷です。

 図1,2,3-③は、ひまわり8号の画像から雲を除去して雲の下の流氷を見ています。
   1)流氷の観測時間は、09:00から14:00  (図1~2.5分間隔)(図2~10分間隔)
   2)雲が多い画像は雲の除去効果が薄いため、流氷部がハッキリ見えない場合が
    あります。
   3)流氷の動きが速い場合は流氷が雲と分離できないため、流氷部が縮小して見える
    ことがあります。
   4)図の流氷の位置・量は、確度が不明なため参考図として見て下さい。
    ひまわり8号の画像から得た流氷は、流氷密度の1~6が不鮮明で見えない場合が
    あります。
   ※流氷の公式資料は、海上保安庁の海氷速報で確認してください。

 

 

図1、ひまわり8号で見る北海道沿岸の流氷 2016/03/28~2016/04/03

2016032820160403_all

 

 

図2、ひまわり8号で見るオホーツク海の流氷 2016/03/28~2016/04/03

2016032820160403_w

 

 

図3、宇宙から見る流氷  2016/03/29

 海氷情報センターで公開している「流氷図①」に、だいち2号による「流氷図②」
のデータが一部使われています。
だいち2号はレーダー画像で雲の下の流氷を
見ることが出来るので観測精度が上がっています。気象庁のデータも使われていますが詳細は不明。
ひまわり8号のデータも使われて
いると思われるので、ひまわり8号から作成した「流氷図③」と同時比較してみます。

_2016_03_29_w

 

 

画像の出典

図1、図2、図3-③
NICTサイエンスクラウド ひまわり8号リアルタイムWeb http://himawari8.nict.go.jp/
画像をもとに作成。

図3-①
最新の海氷速報(第一管区海上保安本部海氷情報センター) 2016/03/29 をもとに作成。
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN1/drift_ice/ice_chart/ice_calendar.html

図3-②
「だいち2号」Lバンド合成開口レーダー(提供:宇宙航空研究開発機構(C)JAXA)
  http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN1/drift_ice/alos/2016/alos2_160329.jpg
をもとに作成。

 

にほんブログ村 科学ブログ 地学・地球科学へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年3月27日 (日)

ひまわり8号で見る今週の流氷 2016/03/21~2016/03/27

 気象衛星ひまわり8号で見たオホーツク海の流氷です。

 図1,2,3-③は、ひまわり8号の画像から雲を除去して雲の下の流氷を見ています。
   1)流氷の観測時間は、09:00から14:00  (図1~2.5分間隔)(図2~10分間隔)
   2)雲が多い画像は雲の除去効果が薄いため、流氷部がハッキリ見えない場合が
    あります。
   3)流氷の動きが速い場合は流氷が雲と分離できないため、流氷部が縮小して見える
    ことがあります。
   4)図の流氷の位置・量は、確度が不明なため参考図として見て下さい。
    ひまわり8号の画像から得た流氷は、流氷密度の1~6が不鮮明で見えない場合が
    あります。
   ※流氷の公式資料は、海上保安庁の海氷速報で確認してください。

 

 

図1、ひまわり8号で見る北海道沿岸の流氷 2016/03/21~2016/03/27

_2016032120160327n_all

 

 

図2、ひまわり8号で見るオホーツク海の流氷 2016/03/21~2016/03/27

  オホーツク海(広域)の画像は10分間隔なので雲の除去率が低く雲が多く残ります。
赤枠内の画像は、雲に覆われていない流氷の全体像を見るために、7日間の全画像から
得た雲の除去率の高い画像です。
しかし、流氷本体の動きの速い部分も雲と区別できなくなるため消えてしまっています。

_2016032120160327w_all

 

 

図3、宇宙から見る流氷

 海氷情報センターで公開している「流氷図①」に、だいち2号による「流氷図②」
のデータが一部使われています。
だいち2号はレーダー画像で雲の下の流氷を見ることが出来るので観測精度が上がっ
ています。
気象庁のデータも使われていますが詳細は不明。  ひまわり8号のデータも使われて
いると思われるので、ひまわり8号から作成した「流氷図③」と同時比較してみます。

_20160314

 

 綺麗な、グルグルですね (^_^;)
ひまわり8号から得た流氷図は、雲を完全に除去できないので見えない部分が残ります。
一方、だいち2号は雲の影響がありませんが、撮影が14日間隔なので毎日の観測は出来
ません。

 

 

画像の出典

図1、図2、図3-③
NICTサイエンスクラウド ひまわり8号リアルタイムWeb http://himawari8.nict.go.jp/
画像をもとに作成。

図3-①
最新の海氷速報(第一管区海上保安本部海氷情報センター) 2016/03/14 をもとに作成。
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN1/drift_ice/ice_chart/ice_calendar.html

図3-②
「だいち2号」Lバンド合成開口レーダー(提供:宇宙航空研究開発機構(C)JAXA)
  http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN1/drift_ice/alos/2016/alos2_160314.jpg
をもとに作成。

 

にほんブログ村 科学ブログ 地学・地球科学へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年3月21日 (月)

ひまわり8号で見る今週の流氷 2016/03/14~2016/03/20

 気象衛星ひまわり8号で見たオホーツク海の流氷です。

 図1,2,3は、ひまわり8号の画像から雲を除去して雲の下の流氷を見ています。
   1)流氷の観測時間は、09:00から14:00  (図1,2~2.5分間隔)(図3~10分間隔)
   2)雲が多い画像は雲の除去効果が薄いため、流氷部がハッキリ見えない場合が
    あります。
   3)流氷の動きが速い場合は流氷が雲と分離できないため、流氷部が縮小して見える
    ことがあります。
   4)図の流氷の位置・量は、確度が不明なため参考図として見て下さい。
    ひまわり8号の画像から得た流氷は、流氷密度の1~6が不鮮明で見えない場合が
    あります。
    ※流氷の公式資料は、海上保安庁の海氷速報で確認してください。

 

 

図1、ひまわり8号で見る北海道沿岸の流氷 2016/03/14~2016/03/20

   網走の「海明け」は2月28日でした(網走地方気象台18日発表)

__2016031420160320_all

 

 

図2、ひまわり8号で見た流氷と海上保安庁海氷速報の比較 2016/03/17

   雲の多い日です。

   ※ひまわり8号の画像では、密度1~6 は見えない部分があります。

_0317

 

 

図3、ひまわり8号で見るオホーツク海の流氷 2016/03/14~2016/03/20

__2016031420160320_all_2

 

 

画像の出典

図1、図2-①、図3
NICTサイエンスクラウド ひまわり8号リアルタイムWeb http://himawari8.nict.go.jp/
画像をもとに作成。

図2-②
最新の海氷速報(第一管区海上保安本部海氷情報センター) 2016/03/17
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN1/drift_ice/ice_chart/ice_calendar.html

 

にほんブログ村 科学ブログ 地学・地球科学へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年3月13日 (日)

ひまわり8号で見る今週の流氷 2016/03/07~2016/03/13

 気象衛星ひまわり8号で見たオホーツク海の流氷です。

 図1,2,5は、ひまわり8号の画像から雲を除去して雲の下の流氷を見ています。
   1)流氷の観測時間は、09:00から14:00  2.5分間隔です。
   2)雲が多い画像は雲の除去効果が薄いため、流氷部がハッキリ見えない場合が
    あります。
   3)流氷の動きが速い場合は流氷が雲と分離できないため、流氷部が縮小して見える
    ことがあります。
   4)図の流氷の位置・量は、確度が不明なため参考図として見て下さい。
    ひまわり8号の画像から得た流氷は、流氷密度の1~6が不鮮明で見えない場合が
    あります。
    ※流氷の公式資料は、海上保安庁の海氷速報で確認してください。

 

 

図1、ひまわり8号で見る北海道沿岸の流氷 2016/03/07~2016/03/13

  3/12,13の流氷の文様は墨絵を見ているようで、綺麗な暴れです(^_^;)

Ryuuhyou_20160307_0313_n

 

 

図2、ひまわり8号で見た流氷と海上保安庁海氷速報の比較 2016/03/08

    雲の多い3/8の画像で比較してみました。
   雲の除去が不完全なので画像全体に靄がかかったようになっています。

   ※ひまわり8号の画像では、密度1~6 は見えない部分があります。

Ryuuhyou_2016_03_08

 

 

図3、「だいち2号 バンド合成開口レーダー」と「ひまわり8号 カラー画像」による流氷画像

    今回は、だいち2号により観測された、2016/03/10の画像が公開されていたので、
   レーダーによる流氷画像とひまわり8号のカラー流氷画像を比較することが出来ました。
   レーダー画像は雲の影響も受けず、流氷密度の低い部分もはっきりと写っています。
   残念なのは観測が14日周期なので毎日使えないことですね。

Ryuuhyou_alos2_160310

 

 

図4、ひまわり8号で見る北海道沿岸の流氷 2016/03/07~2016/03/13 (動画)

   ※流氷は海面と同じ平面上に見える、動かない白い部分です。

 

 

 

 

図5、ひまわり8号で見るオホーツク海の流氷 2016/03/07~2016/03/13

  網走、ウトロの流氷は沖に流れてしまいましたが、サハリンの東側にはまだ広範囲に
 流氷があり、強い北風が続くと一晩で戻ってくることがあります。

Ryuuhyou_20160307_0313_w

 

 

図6、ひまわり8号で見るオホーツク海の流氷 2016/03/07~2016/03/13 (動画)

   ※流氷は海面と同じ平面上に見える、動かない白い部分です。

 

 

 

 

画像の出典

図1、図2-①、図3-②、図4、図5、図6
NICTサイエンスクラウド ひまわり8号リアルタイムWeb http://himawari8.nict.go.jp/
画像をもとに作成。

図2-②
最新の海氷速報(第一管区海上保安本部海氷情報センター) 2016/03/08
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN1/drift_ice/ice_chart/ice_calendar.html

図3-①
「だいち2号」Lバンド合成開口レーダー(提供:宇宙航空研究開発機構(C)JAXA)
  http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN1/drift_ice/alos/2016/alos2_160310.jpg
  をもとに作成。

 

にほんブログ村 科学ブログ 地学・地球科学へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)