空撮シリーズ

2016年9月30日 (金)

種子島大型ロケット発射場(2006/3/8) 3D立体写真

 今週(9/24)はダイビングを休んだので、久しぶりの空撮シリーズです(^_^;)

 

 種子島大型ロケット発射場を真上から見た3D立体写真(交差法)です。
写真は10年前の2006/3/8 撮影のモノクロ画像を使用し、彩色してあります。

 

図1、種子島大型ロケット発射場(2006/3/8) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

  発射時の重低音、「聞いて、感じて」みたいです。(そんなに近づけないか・・・)

Tanegasima_jaxa_3d

 

 写真データの出典:
  1)オリジナル写真(撮影日 2006/3/8、モノクロ画像)
    国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス
    http://mapps.gsi.go.jp/maplibSearch.do#1
    KU20153X-C1-1.jpg KU20153X-C1-2.jpg
  2)カラーデータ
    地理院地図 http://maps.gsi.go.jp/ 簡易空中写真(2004年~) 種子島

 

 

図2、種子島宇宙センター 大型ロケット発射場配置図 (左クリックで拡大)

   図1の設備名称・説明図です。

Centers_map02

 

出典:種子島宇宙センター 大型ロケット発射場配置図
   http://www.jaxa.jp/about/centers/tnsc/
   提供:宇宙航空研究開発機構(JAXA)

 

にほんブログ村 科学ブログ 地学・地球科学へ にほんブログ村 写真ブログ 立体写真へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年9月19日 (月)

由利島 集落の今昔 (1965,1975,2009,2016)

由利島 集落の今昔 (1965,1975,2009,2016)

 国土地理院の空中写真とGoogle Earthを使って、4期の由利島の集落を3D立体写真
(4期のみ2D)で比較してみました。

  ※ 立体視時の高さ(水平垂直比)は数倍に誇張されています(正確な比率は不明)。

 

 

1期:1965/11/18(昭和40年)  3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

   この年に無人島になったようで、この写真にはまだ人が住んでいたかもしれません。

Yurijima_19651118

 

 

2期:1975/03/02(昭和50年) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

    定住者はいませんが、漁業や畑などを耕しに島に通っていたようです。
   1期では中央左側の建物があった所に、白い縁取りで中が緑色の構造物が出来て
   います。
   立体視で見ると高さは地面より高いが右側の茶色い屋根より低いので人の住むため
   の建物ではなく、雨水?を溜めるためのコンクリートの貯水槽のように見えます。
    この構造物はDASH島では取り上げられていません。何か公開できない理由が
   あるのでしょうか?

Yurijima_19750302

 

 

   1,2期の写真から井戸の位置を推測するとここでしょうか?

Yurijima_19750302a

 

 

3期:2009/04/11(平成21年) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

   人の手が入らないと、人家も畑も木々に覆われてもう見えなくなっています。
   2期で見られた貯水槽と思われるものは3期でもはっきりと確認できます。

Yurijima_20090411

 

 

4期:2016(平成28年)撮影?  Google Earth

   撮影時期は水路が写っているので最近だと思われます。
   DASH島の人工物が建設されていますが、番組終了時は工作物全部撤去するんで
   しょうか?
   撤去費用は予算として取ってあるのかな・・・

 

 

画像の出典:
図1,2,2a,3:「国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス」の写真をもとにR1が作成。
http://mapps.gsi.go.jp/maplibSearch.do#1

図1、1965/11/18(昭和40年) SI653YZ-C17L-427.jpg SI653YZ-C17L-424.jpg
図2、2a 1975/03/02(昭和50年) CSI7411-C71-2.jpg CSI7411-C71-3.jpg
図3、2009/04/11(平成21年) CCG20093X-C24-2.jpg CCG20093X-C24-4.jpg

図4、Google Earth 由利島を埋め込んでいます。

 

にほんブログ村 科学ブログ 地学・地球科学へ にほんブログ村 写真ブログ 立体写真へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年11月25日 (水)

ランドサット8で見る、東京ディズニーランド (西之島・番外編)

                                          (西之島シリーズ目次)

 西之島の、2015/11/24 夜間 Landsat8 は、台風26号の雲で全く見えませんでした。
今週はダイビングもお休みだったので海の記事も無いし。
思い付いたのは、ランドサット8で西之島以外見てないじゃない!
ランドサット8で他の所はどれくらい見えるんだろう?ということで、みんなもよく知っている
「東京ディズニーランド」を見てみることにしました。(行ったことは無いけれど(^_^;)
東京ディズニーランドの画像は雲の無い、2015/10/16 を使用。

  ※今回もB10,11の熱画像はデータなし。もう復旧はできないのでしょうか。

 

 

図1、ランドサット8で見る「東京ディズニーランド」(等倍)

  解像度15mのパンシャープン画像で、大きさは等倍(15m/1px、400x300px)です。

Tokyo_disneyland_landsat8_x1

 

 

図2、ランドサット8で見る「東京ディズニーランド」(3倍に拡大)

  図1を3倍に拡大しています。(15m/3px、1200x900px) (左クリックで拡大)

Tokyo_disneyland_landsat8_x3

 

   やっぱり粗いですね(^_^;)。
  個人の住宅サイズは点にしか見えず、ビルぐらいの大きさでないと判別できません。
  でも上空705Kmから見ているとしたら納得ですよね!
  厚い大気を通して見ているためか、コントラストや彩度が低い画像です。(補正あり)

   Landsat8の軌道高さ705Kmは、ほぼ東京から愛媛県のダッシュ島までの距離で、
  (地平線・濃い大気を無視すると)ダッシュ島がこれくらいに見える解像度があります。

  ※Landsat8は広域を見ているので、ライン画素数の解像度では劣っていないです(^_^;)
   最新のひまわり8号だって、36000m上空から見ていて、解像度500m(Rch)だもの。

 

 

図2、空中写真で見る「東京ディズニーランド 2009/04/28」(等倍)

   解像度を比較するために、国土地理院で公開されている一番解像度の高い空中写を
  等倍で800x600pxにトリミングしています (左クリックで拡大)
  ※高度1800mから撮影された空中写真です。

Tokyo_disneyland_x1

 

   最新のスパイ衛星は解像度30cm以下らしいので、ミッキーマウスが見えるかも?
   スパイ衛星(偵察衛星)、1度に撮影できる範囲(画素数)はどのくらいだろうか? 
   解像度が高くても撮影範囲が狭いと、これも困るし・・・

 

R1メモ

   解像度と分解能?ごっちゃになったので調べてみたら複数解あってよく分からない?
  私に一番しっくりきたのがこれです。
  「小さなものを見分けるのが解像度、その見たものの明暗・色を見分けるのが分解能」
  デジタルカメラに例えると、
    センサーの画素数が解像度、センサーのダイナミックレンジが分解能になります。 

 

 

画像の出典:下記よりダウンロードした画像をもとに作成しています

図1:"The source data were downloaded from AIST's LandBrowser,
(http://landbrowser.geogrid.org/landbrowser/index.html). Landsat8 data courtesy of the U.S. Geological Survey."

図2:国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス http://mapps.gsi.go.jp/maplibSearch.do#1
  CKT20092-C44-27.JPG

 

にほんブログ村 科学ブログ 地学・地球科

学へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年6月13日 (土)

与那国島海底遺跡 3D空中写真

 今週もダイビングはお休みです。
最近、西之島シリーズが続いたので今日は海ネタです(^_^;)

何時かは行くだろうか? 与那国の海底遺跡。
でも、ウエットスーツで潜ったことないから無理かなー・・・

未だに、遺跡なのか自然地形なのか? 結論は出ていないようです。

 

 

1、与那国島海底遺跡の空中写真 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

   岬の下に細長く海面から岩が出ている部分の海中部分が遺跡?です。

_101

 

 

2、与那国島海底遺跡の空中写真(拡大) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

   海底遺跡を拡大して遺跡ポイント立体図と比べてみます。
   あなたは、遺跡? 自然地形? どちらだと思いますか?

_100a

 

資料の出典
空中写真
 国土地理院 OKC9415-C3-11.jpg OKC9415-C3-12.jpg をもとに作成
 http://mapps.gsi.go.jp/maplibSearch.do
遺跡ポイント立体図
 日本青年社HP 悠久のロマン・海底遺跡 遺跡ポイント立体図 をもとに作成
 http://www.seinensya.org/ohter/iseki.htm

 

にほんブログ村 科学ブログ 地学・地球科学へ にほんブログ村 写真ブログ 立体写真へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年12月30日 (火)

西之島 2014/12/25 の3D写真と、ビデオ(海上保安庁撮影)

                                          (西之島シリーズ目次)

 西之島の、2014/12/25 (海上保安庁撮影)のビデオが公開されたので、
そのビデオを基に、3D立体写真を製作してみました。

 

 

1、西之島・全景 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

Nisinosima_141225_zentai_1200

 

 

2、西之島・北部(拡大) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

Nisinosima_141225_hokubu_1200

 

 

2-1、 西之島・北部(拡大-1 追加2015/01/01) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

Nisinosima_141225_hokubu_r

 

 

2-2、 西之島・北部(拡大-2 追加2015/01/01) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

Nisinosima_141225_hokubu_l

 

 

3、西之島・南部(拡大) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

Nisinosima_141225_nanbu_1200

 

 

4、西之島・旧島部 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

Nisinosima_141225_kyuu_nisinosima_1

 

 

5、西之島・旧島部(拡大)  3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

Nisinosima_141225_kyuu_nisinosima_0

 

 

6、西之島・海上保安庁撮影ビデオ(1920x1080 HD)

  ※ビデオの前に、上の1~5の写真を各10秒挿入してあります。
   ビデオは50秒から始まります。 

 

 

このブログに掲載した、写真・ビデオは、
「出典:海上保安庁撮影 141225movie_V.mp4」を基に作成しました。
 http://www1.kaiho.mlit.go.jp/GIJUTSUKOKUSAI/kaiikiDB/kaiyo18-2.htm

 

 

※追加(2015/01/01)

7、西之島・12月25日動画(可視・熱赤外線画像)

 

 

「出典:海上保安庁撮影 141225movie_IR.mp4」を基に作成しました。
 http://www1.kaiho.mlit.go.jp/GIJUTSUKOKUSAI/kaiikiDB/kaiyo18-2.htm

 

にほんブログ村 科学ブログ 地学・地球科学へ にほんブログ村 写真ブログ 立体写真へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年9月23日 (火)

Re.入舸でのんびりと 2014/09/20 積丹・入舸でダイビング

 今回も美国、幌武意とも海況が悪く先週と同じ入舸に潜りました。
来週は美国で潜れるといいのですが、低気圧に変わった台風16号の余波が週末に
来ないように願うばかりです(^_^;)

 

ヨウジウオ

   細長い魚で、タツノオトシゴと同じ仲間だそうです。
  でも食べる所が無いですネ!

 

 

 

 

ほっぺにチュウ 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

  ほっぺに何か・・・

P9200012_hoppeni_tyu

 

 

アミメハギ  3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P9200003_amimehagi

 

 

はっけよい!  3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

  今日の好取組です。

イガグリホンヤドカリ
 毛の生えた貝殻に入っているヤドカリ?
でも、よく見てみると丸くて巻貝のような渦巻きもない? どうも貝殻ではないようです。
調べてみると、ヤドカリが入っている貝殻のようなものはヒドロ虫という生き物が作った
「生きた貝殻」のようなもので成長して大きくなるらしい。
そのため、イガグリホンヤドカリが成長しても「生きた貝殻」も大きくなるので一生引っ越さ
ないそうです。

P9200031_hakkeyoi

 

 

入舸(積丹半島) 3D空中写真 (1976)・交差法  (左クリックで拡大)

   入舸は積丹岬の下側に位置します。(入舸村は現在積丹町)
  積丹半島の東側(美国、幌武意)が北・東風で荒れたとき、積丹半島の西側にある
  入舸は風の影響が少ないので穏やかなことが多い。

Cho764c11and2_w1000

 

 

入舸・ダイビングポイント 3D空中写真 (1976)・交差法  (左クリックで拡大)

   入舸漁港とルシ岬の間がポイントです。
  写真は1976年のもので、現在は港の形が変わっています。
  冬は港にゴマフアザラシが入ってきて、桟橋から見られることもあります。

_w1000

 

3D空中写真
  「出典:国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス CHO764-C1-1,2」を基に作成

 

にほんブログ村 写真ブログ 立体写真へ にほんブログ村 写真ブログ 水中写真へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年9月10日 (水)

青ヶ島 3D立体写真 (空撮シリーズ)

 不思議な形の島に惹かれて、どんな形をしているのかもっと知りたい!
と言うことで、3D立体写真を作ってみました。
出来上がった3D写真で見ると、もっともっと不思議な形です(^_^;)

 

 

青ヶ島  3D立体写真・交差法 (左クリックで 1300x558 に拡大)

   東京の南358㎞の洋上に位置する青ヶ島、上から見るとこんな形です。
  東西約2.34Km、南北約3.13Km、面積5.98㎢、最大標高423m、人口168人(H26,8,1)の
  小さな島です。
  3D写真でしかわからない不思議な姿を楽しんでください。

  写真は、国土地理院により2013/05/09に高度5581mから写された空中写真です。
  (ブログの写真は、3D写真の視差方向が南北のため左側を北にしています)

Aogasima_3d

 

 

 

 

青ヶ島 スクロール・3D立体写真(交差法)

   青ヶ島の3D立体写真(交差法)をオリジナル空中写真の解像度で見られるように(上・中・下)と
  3分割にして右から左にスクロールさせています。
  HD(1920x1080)で見るとオリジナル空中写真の解像度になります。
  動画を交差法で見られない方は見たい位置で一時停止して静止画として見て下さい。

 

 

元写真の出典:「国土地理院(地理院地図(電子国土Web))
                       ~空中写真 CKT20132X-C1-3,4,5」より作成
BGM:音楽素材『甘茶の音楽工房』さん 青春の日々

 

 

 

 

青ヶ島  (左クリックで 1600x1210 に拡大)

  立体視できないかたに2D写真です。
  写真UPサイズ制限のため、オリジナル空中写真の1/2解像度になっています。
  ※上にある「青ヶ島 スクロール・3D立体写真(交差法)」をHD(1920x1080)で見ると
   (部分的にですが)オリジナルの解像度で見ることが出来ます。

Aogasima_2d

 

 

青ヶ島の位置はここです (左クリックで 1223x846 に拡大)

  青ヶ島の位置とその周辺の海底地形が分かるように、3D海底地形図に示しました。

     ※ほかの地域の3D海底地形図を見ることが出来ます。(海底地形図の一覧)

Aogasima_iti_3d

 

 

「青ヶ島」 周辺の3D海底地形図 (左クリックで 1260x1000 に拡大)

Aogasima_3d_syuuhen

 

1、海底地形図の範囲は、北緯31.95~32.95 東経139.25~140.25
2、3D海底地形図の水深は誇張されています。  等深線カラーを参照してください。
3、水深データはJODCの「日本周辺の500mメッシュ海底地形データ (J-EGG500)」を使用。

 

 

「青ヶ島」 周辺の
3D海底地形図・回転モデル

 

 

1、海底地形図の範囲は、北緯31.95~32.95 東経139.25~140.25
2、図は5秒ごとに10°ずつ、0~360°まで回転します。 見たい角度で止めるとゆっくり見られます。
3、3D海底地形図の水深は誇張されています。等深線カラーを参照してください。
4、水深データはJODCの「日本周辺の500mメッシュ海底地形データ (J-EGG500)」
    を使用しています。
5、BGM:音楽素材『甘茶の音楽工房』さん ~ 古里の風

 

青ヶ島の概要です。

『概要
 北北西-南南東3.5km、西南西-東北東2.5kmの火山島。
島は海面下の基底15km×8km、海底からの比高1100mの大きな火山の頂上部にあたる。
島の北端部にやや古い黒崎火山が残存し、他は主成層火山からなる。主成層火山の頂
部は直径1.5~1.7kmの大火口ないし小カルデラ(池の沢火口)があり、その中に中央火口
丘の丸山火砕丘がある。黒崎火山・主成層火山とも主に玄武岩で、少量の安山岩を含む。
 主成層火山の活動の後期(3000~2000年前頃)、マグマ水蒸気爆発が続き、池の沢火口
が形成。1780~1785年の噴火では、爆発的噴火による岩塊・スコリアが降下して池之沢
火口内に丸山火砕丘を生成するとともに、池の沢火口内に溶岩が流出(いずれも安山岩)
して、天明噴火前にあった大池・小池を埋めた。現在池の沢火口内の丸山西側や火口壁
直下のほか、島の北端部近くにも高温の噴気地帯がある。構成岩石のSiO2量は48.6~
76.1 wt.% である。(気象庁HPより引用) 』

出典:気象庁ホームページ 「青ヶ島」より 
   http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/322_Aogashima/322_index.html

 

 

青ヶ島の観光マップ (左クリックで拡大)

  写真では分からない地名や施設などが分かる、青ヶ島村の観光マップです。
  (出典:青ヶ島村HP 観光パンフレット P3)

Aogasima_panf3_800w

 

***********************************************************************

3D空中写真を作成した元写真は下記を使用させていただきました。
出典:「国土地理院(地理院地図(電子国土Web))~空中写真 CKT20132X-C1-3,4,5.jpg」
    より作成。

3D海底地形図の水深データは下記を使用させていただきました。
出典:「JODCの日本周辺の500mメッシュ海底地形データ(J-EGG500)」より作成。

BGM:音楽素材『甘茶の音楽工房』さん (いつもお世話になっています

 

にほんブログ村 科学ブログ 地学・地球科学へ にほんブログ村 写真ブログ 立体写真へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年9月 8日 (月)

由利島 2009 3D空中写真 (空撮シリーズ)

 今週は、コガタスズメバチに足を刺されて「痛くて・腫れて・熱くて・痒い」ので
ダイビングは残念ながらお休みです 

 

と言うわけで、今回は久しぶりの「空撮シリーズ」です。

 

 以前に「瀬戸内海の海底地形図シリーズ」の中で、40年前(1974年)に撮影された古い
空中写真を使って由利島の3D立体写真を作りました。
こちらです→瀬戸内海(燧灘、安芸灘、広島湾、伊予灘)の、3D海底地形図 (シリーズ15)

 由利島の写真を見ると某TVのDASH島に似ていますよね 
でも島の名前が違うからきっと違う島なんだろう。 絶対に絶対に、違う島なんです 
DASH島ってどんな形をしているか見てみたいが島の位置が分からないから探せない。
「もしかしたらDASH島も由利島に似ているかもしれない」ということで、あくまでも参考に
由利島の姿を調べてみました。

今回は最近写された2009年の空中写真が「出典の明示のみで利用できる」事が解ったので早速、
「由利島 2009」として新しく3D立体写真にしてみました。

 

 

由利島 2009  (左クリックで、1200x893 に拡大)

  今回使用した空中写真は、2009/04/11撮影のものです。

Yurijima_2009

 

 

由利島 1974    (左クリックで、1200x896 に拡大)

   40年前の由利島です。
  人の住んでいる形跡がありますが、1965年に無人島になったそうです。
  畑が見えますが、島外から通っていたのでしょうか?
  苦労して開墾した畑も人の手が入らないと上の写真のように自然に戻ってしまいます。

Yurijima_1974

 

 

由利島 2009  3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

    ここからの写真は立体写真になりますが、3Dで見た時の高さ(垂直方向)は
   誇張されているので、実際の山の斜面はもっとなだらかです。
       1)由利島の東西方向の長さ 約1750m
       2)右側の大きな島の高さ  194m
       3)左側の小さな島の高さ  103m
    

Yurijima_kousa

 

 

由利島 2009 3D立体写真・平行法

    平行法で見られる3D写真のサイズはこの大きさまでです(横幅約12cmまで)。
   画面いっぱいに拡大して細部まで見るには上のような交差法でないとできません。
   そのため私のブログの3Dはほとんど交差法で作っています。
   もし交差法が出来ない方は「交差法立体写真の見方」で練習してみて下さい。

Yurijima_heikou_2

 

 

3D交差法の空中写真をオリジナルの高解像度で見られるように横に8分割しました。
左クリックで拡大出来ます。(上下方向はスクロールして見て下さい)

由利島 2009 (1/6)  3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

Yurijima_1_6

 

 

由利島 2009 (2/6)  3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

Yurijima_2_6

 

 

由利島 2009 (3/6)  3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

Yurijima_3_6

 

 

由利島 2009 (4/6)  3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

Yurijima_4_6

 

 

由利島 2009 (5a/6)  3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

Yurijima_5a_6

 

 

由利島 2009 (5b/6)  3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

Yurijima_5b_6

 

 

由利島 2009 (6a/6)  3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

Yurijima_6a_6

 

 

由利島 2009 (6b/6)  3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

Yurijima_6b_6

 

 

由利島の地形図

  由利島の地形はこちらの図がよく分かります。

Yurijima_tikeizu

 

1)利用規約で400x300までしか掲載できないので、大きな図は出典先で見て下さい。
2)地形図の凡例は出典先を参照してください。
  

**********************************************

空中写真、図は下記より使用させていただきました。

由利島 2009
出典:「国土地理院(地理院地図(電子国土Web))~空中写真 CCG20093X-C24-1~5」より作成

由利島 1974
出典:「国土画像情報(カラー空中写真) 国土交通省」csi-74-11_c71_2.jpg より作成

由利島の地形図
出典:「国土地理院(地理院地図(電子国土Web))~沿岸海域土地条件図」より

 

にほんブログ村 科学ブログ 地学・地球科学へ にほんブログ村 写真ブログ 立体写真へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年1月18日 (金)

ウトロ流氷ダイビングのポイント 夏の3D地形図

 もうすぐ流氷ダイビングが始まりますネ。
お目当ては、クリオネでしょうか? 

 今年初めて流氷ダイビングをされる方は、どんなところで流氷ダイビングするんだろうと
楽しみにしていると思います。

流氷のある風景は現地でのお楽しみに取っておくとして、流氷に覆われてしまっていると、
ダイビングのポイントの地形が解からないと思うので、流氷の無い時期の航空写真で
作った、3D立体写真地形図で確認しておくと、「ここで流氷ダイビングするんだ」と更に
ワクワク感が高まるかも

 

 

注意   この下のスペースの先には、

      流氷の無い季節の、流氷ダイビングのポイントの写真があります。

       「ポイント情報などは事前に知らない方がワクワクする」 

      と言う方は今見ないで、流氷ダイビング後に見てネ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

①ウトロ流氷ダイビングのポイント・広域  3D立体写真 (左クリックで拡大)

     流氷ダイビングのポイントは右側の突き出た岩の左側付近です。
    左側に見える港は、ウトロ港です。

 

    (写真1) 交差法 (拡大すると 1200x395 ピクセル)

 

Utoro_3d_cho781_c1a_11_and_10_l_c
 

 

    (写真2) 平行法 (拡大すると 600x197 ピクセル)

Utoro_3d_cho781_c1a_11_and_10_l_p

 

 

 

②ウトロ流氷ダイビングのポイント・拡大  3D立体写真 (左クリックで拡大)

   流氷ダイビングのポイントは、真ん中にある大きな岩の付近の流氷に三角ホールを
  開けて潜りますが、流氷の接岸状態で毎回位置が変わります。
  その日の三角ホールの位置を現地でスタッフさんに確認して、地図等に書いておくと
  記念になります。
  パノラマ写真対応のカメラなら、ぜひパノラマで360度写すといいですよ!

 

 

    (写真3) 交差法 (拡大すると 1038x560 ピクセル)

Utoro_3d_cho781_c1a_11_and_10_s_c
 

 

 

   (写真4) 平行法 (拡大すると 600x324 ピクセル)

Utoro_3d_cho781_c1a_11_and_10_s_p

 

 

 ※1 3D立体写真地形図は、
    「国土画像情報(カラー空中写真)国土交通省」CHO-78-1 C1A 10,11 昭和53年
    より作成しています。
    35年前の写真と、グーグルの最近の航空写真と比較してみると、道路や
    建物はかなり変わっていますが、海岸の地形は同じように見えます。 
    タイトルで、「夏の3D地形図」としていますが、写された季節は不明なので
    「流氷の無い季節」と言う意味で夏としました。

 

 

③ウトロの流氷ダイビングのポイント

   現在(最近?)の航空写真です。
   「国民宿舎桂田」さんの前が流氷ダイビングのポイントです。

大きな地図で見る

 

<流氷ダイビングのバイブル>

 流氷ダイビングでお世話になった、ダイビングサービスの「ROBINSON」さんのHPに
詳しい「流氷ダイビングの手順」などが載っていますので参考になります。
流氷ダイビングの装備は、こんな風になります。

 

 

にほんブログ村 写真ブログ 立体写真へ にほんブログ村 写真ブログ 水中写真へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年11月11日 (日)

函館・臼尻のダイビング海域 3D海底地形 (空撮シリーズ3)  2012/11/11

 ロビンソンの、「函館・臼尻(ダイビング)ツアー 2012/12/1,2」 が決定。
函館・臼尻の、グラントスカルピンさんの協力で行われるダイビングツアーです。

      ※無事にいってきました~  → 臼尻ダイビングツアーの様子です

あとは体調管理と、当日の海が穏やかなことを祈るだけです。
 

 今回、臼尻でお世話になるグラントスカルピンさんには、まだ震災前の2008/11に、
ロビンソンの志津川ツアーで行ったことがあります。 志津川にてダイビング2008/11

その時の、懐かしいクチバシカジカの写真です。
いつか、もう一度見られたらいいですね。
(下の2枚の写真は、最新技術でリメイクしました。見やすくなったでしょうか?)

 
 

クチバシカジカ 幼魚 (2008/11/21) リメイク  3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

   Pb211543_kutibasikajika_yougyo_new

 

クチバシカジカ 成魚 (2008/11/22) リメイク  3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

   Pb221678_kutibasikajika_seigyo_ne_2

 

-----------------------------------------------------------------------

 今は、「臼尻 海の生き物図鑑」(山崎 彩(著) 北海道大学・臼尻水産実験所 発行)を
見て、事前学習と情報集めで、結構楽しい 。  
(図鑑ありがとうございました (^人^)感謝

ここで見られる生き物はこれでバッチリ 。
ホームの積丹は日本海系生物(?)なので、太平洋に面している臼尻では積丹で見られ
ない生物が、一つでも見られたらいいなー

ダイビングポイントの方の下調べは

 ’ 函館・臼尻のダイビング海域 3D海底地形 (空撮シリーズ3) ’ を作りました。

   「函館・臼尻のダイビング海域 3D海底地形」を見ることで、大まかな海底地形を
  把握することが出来ます。
  (元写真の視差が大きいため、高低が少し強調されています)

    写真は、交差法と平行法があるので、見やすい方で見てください。
      ・拡大して見るなら、交差法がお勧めです。
      ・平行法は、慣れた人でないと拡大すると見難いです。
      ・立体視の苦手な方はここで練習できます。  交差法  平行法

 

(写真1) 函館・臼尻のダイビング海域 3D海底地形・中(交差法)  (左クリックで拡大)

      (拡大時 923Wx429H ピクセル等倍)      

    Usujiri_w923_cross_view

 

(写真2) 函館・臼尻のダイビング海域 3D海底地形・大(交差法)  (左クリックで拡大)

       (拡大時 1300Wx604H フルスクリーン用)

    Usujiri_w1300_cross_view

 

(写真3) 函館・臼尻のダイビング海域 3D海底地形・中(平行法)  (左クリックで拡大)

       (拡大時 923Wx429H ピクセル等倍)

    Usujiri_w923_parallel_view

 

 ダイビングポイントは数か所あり、海のコンディションで変わるそうです。
岬の西側は「北海道大学北方生物圏フィールド科学センター臼尻水産実験所」(長い~)
の研究フィールドなので、一般ダイバーは東側でしょうか?
臼尻のダイビング記事を調べると、「神社前ポイント」と言うのがメインらしい。
東側海岸の下の方にある緑の木(下のマップの厳島神社の右側)の前当たりでしょうか?
神社が近くにあるので、当日の海に恵まれますようお願いします 

 ダイビング装備は、水温9℃(去年の12/2 臼尻水産実験所HPより)なので完全冬仕様
になります。
 

 3D写真の元になった写真が1999年撮影なので、港や建物などが現在と違います。
下が最近(?)の臼尻の空中写真(Google マップ)です。


大きな地図で見る

 

にほんブログ村 写真ブログ 立体写真へ にほんブログ村 写真ブログ 水中写真へ

 

---------------------------------------------------------------

このブログページに掲載している下記の写真

  (写真1) 函館・臼尻のダイビング海域 3D海底地形・中(交差法)
  (写真2) 函館・臼尻のダイビング海域 3D海底地形・大(交差法)
  (写真3) 函館・臼尻のダイビング海域 3D海底地形・中(平行法)

は、海上保安庁海洋情報部海洋情報課から、下記2枚の空中写真の使用許可を頂き
作成しています。

1) 写真番号=121(199910121.jpg)
  地  名  恵山岬-駒ケ岳
  撮影年月日  1999年06月09日
  撮影時刻  12時36分26秒
  北緯(世界測地系)  41度56.4分
  東経(世界測地系)  140度55.8分
  撮影高度  3099m

2) 写真番号=123(199910123.jpg)
  地  名  恵山岬-駒ケ岳
  撮影年月日  1999年06月09日
  撮影時刻  12時37分01秒
  北緯(世界測地系)  41度55.1分
  東経(世界測地系)  140度57.8分
  撮影高度  3081m

 この3枚の写真は、非営利で「安全なダイビングをするための参考資料」として
使っていただけるなら、ダウンロードや印刷して配布が出来ます。

| | コメント (3) | トラックバック (0)