ダイビングに行けないシリーズ
今週もダイビングに行けなかった 
ゴッコの赤ちゃんはどうしているだろう?
ダンゴウオはまだ待っていてくれるだろうか?
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ダイビング器材の重量って、結構重いんですよね。
でも、何キロあるんだろう?
と言うことで、測ってみました
1、器材一式 ~ 11Kg
フィン、BC、レギュレーター、マスク、シュノーケル、フード、グローブ,小物,バック
2、ドライスーツ ~ 5.5Kg
ドライスーツ(ラジアル)、バック
3、ウエイト(マイウエイトなので毎回持っていきます) ~ 16.5Kg
ウエイトベスト、ウエイト(予備含む)、アンクルウエイト、バック
4、カメラ器材 ~ 4.5Kg
カメラ、ハウジング、ライト、ステー、マクロレンズ、3Dアダプター、小物、ケース
5、インナー、着替え他 ~ 5Kg
ダイビング時に車で運搬する器材一式の重量 合計 = 42.5 Kg
R1 memo : ダイビング時には、さらにエアータンク約13Kgを背負うので、
体重+約50Kg の総重量になります。船の上で立つとシンドイ
水中では、器材の浮力とドライのエアー注入で中性浮力になります。
毎回、これだけの重量の器材を自動車で運んでいますが、果たして
42.5 Kg の重量増加でどれだけ燃費が落ちているのか???
調べても、具体的な計算式が見つからないので、作って見ました。
※計算式は、H25年度のトヨタ自動車の車両重量と燃費の関係から求めました。
燃費値は、JC08モードの値です。 (ハイブリッド車除く、詳細は後記)
車両重量と燃費の関係は次式のようになりました。
燃費値(Km/L) = -0.0096x車両重量(Kg) + 28.363
式から、車両重量が 100Kg 増えると燃費値が -0.96 Km/L 低下するのが解かります。
※定数の 28.363 ? 車両重量がゼロでも、ガソリン車の燃費はこれが最大なの?
車から不要な荷物を下ろすと燃費が良くなると言われていますが、このオーダーです。
私の場合は、ダイエットで大きな燃費向上が出来ると言うことが解かりました。
ここで新たな疑問?
JC08モードの測定条件に運転手の重量は入って居るのかな?
調べてみると、測定時に車両重量+110Kg(55Kg×2名)の条件で測定しているようです。
と言うことは、運転手が1名のみ乗車したとき計算上では、-55Kg軽くなる分燃費が
カタログ値よりよくなるはず!
燃費値には、どんな数字マジックが潜んでいるんだ?
と、と、とりあえず、車両重量の差分と言うことで、「-0.0096x車両重量(Kg)」だけに着目
して燃費値の増減だけを問題にして実際に計算してみると?
ダイビング器材積載時の燃費低下の計算例
計算例として、「カローラ アクシオ」で計算してみます。
(トヨタ車はカローラしか乗ったことが無いので選定。結果はどれでも同じですけれど)
カローラアクシオ、DBA-NZE161、1NZ、1.496 ~ 1090Kg 21.4Km/L
(1)ダイビング器材が無いときの燃費= 21.4 Km/L ※1
(2)ダイビング器材がある時の燃費= 21.4+(-0.0096x42.5)=20.992 Km/L
(3)燃費の低下率 = (20.992-21.4)/21.4x100 = -1.907 %
※1、定義から行くと、110Kgから私の体重を引いた値を加味して、下の計算例の
ようにしないといけないのだが、体重がマル秘のためJC08の110Kgとします。
ついでに、定員5人が乗った場合の燃費低下の計算例
JC08モードは、2名乗車分の重量を加算して測定されています。
運転手1名で計算すると、おかしなことになります?(間違っていたらメンゴ)
(1)運転手1人の燃費= 21.4+(-0.0096x(-55))=21.4+0.528=21.928 Km/L 
(2)定員5人乗った時の燃費(55Kgx3名)= 21.4+(-0.0096x165)=19.816 Km/L
(3)燃費の低下率 = (19.816-21.928)/21.928x100= -9.63 %(これで良いのかな)
という結果が出たのですが、あなたの燃費感覚と合っていますか?
今回の結果はあくまでも計算上の遊びです。
解かったことは、「車からいらない荷物を下ろすと燃費が良くなる」 
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車両重量と燃費の関係式の求め方
1、計算で使用した車両のデーターは、
国土交通省のHPhttp://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr10_000013.htmlから
ダウンロードできる、「自動車の燃費性能に関する公表(平成25年2月1日現在)
(1)ガソリン乗用車(普通・小型) トヨタ JC08モード」を使いました。
※トヨタ車を選んだのは、一番車両数が多いからで、他意はありません。
2、データーの選択をしています。
1)ハイブリッド車を除いてあります
2)車両重量の値に幅があるものは、最大値を使用しています
3、車両重量と燃費の、グラフと関係式

4、使用したデーター(オリジナルデーターから不要な項目は除いてあります)
緑色の部分の数値を使っています。(国土交通省のHPから一部引用)
