今年は花粉症の症状が軽い、なぜだろう? ノイロトロピン錠が効いていた?
毎年、北海道住の私は雪解けの3月下旬頃からハンノキ・シラカバによる花粉症で、鼻水や目のかゆみ、喉荒れなどの症状が出るのだが今年はいつもの鼻水がほとんど出ない?
今年は花粉症の症状が出ていないが遅いだけだと思い、例年通りに4月初旬に耳鼻科で花粉症の薬のタリオンとナゾネックスをもらって使っていました。
薬の使用後は例年通りに薬が効いていて症状が出ていないと思っていたが、薬を飲み忘れても花粉症の症状が出ないことに気付き試しに使用を中止してみたところ目の痒みはあるが鼻水がほとんど出ない?
薬の中止を継続して1週間しても鼻水がほとんど出ません?
目の痒みと喉の荒れは弱いが症状が出ているので、花粉症が治ったわけではないと思うのだが???
もしかして今花粉症以外で飲んでいるてんこ盛りの薬(血圧、コレステロール、肝臓、尿酸、帯状疱疹後神経痛)の中に花粉症にも効果があるものがあるのか?と調べたら、去年の年末から帯状疱疹後神経痛の薬で追加されて飲んでいるノイロトロピン錠にアレルギー性鼻炎を押さえる効果があることがわかりました。(下の文献です)
(ノイロトロピン錠は皮膚感覚の麻痺(触っても感じが鈍い)改善に効いています)
「アレルギー性鼻炎に対するノイロトロピン錠の効果」の記述がある文献
通年性アレルギー性鼻炎に対する星状神経節ブロックとノイロトロピン錠”の効果
https://www.jstage.jst.go.jp/article/pain/9/2/9_7/_pdf/-char/en
文献によるとノイロトロピン錠の効果は有る人と無い人がはっきり分かれるそうです。
帯状疱疹後神経痛への効果も同様なので、私は「当たり体質」だったようです。
ただ、ノイロトロピン錠はアレルギー性鼻炎には効能・効果が認められていないので保険対象外であり、私の場合は帯状疱疹後神経痛の薬で使っていてたまたまアレルギー性鼻炎にも効いたようです。
今年はアレルギー性鼻炎の症状がほとんど出ていないのでタリオンとナゾネックスの使用中止を継続してみようと思います。
ノイロトロピン錠4単位
効能・効果
肩関節周囲炎、頚肩腕症候群、変形性関節症、腰痛症、帯状疱疹後神経痛
ノイロトロピン注射液3.6単位
効能・効果
アレルギー性鼻炎、スモン<SMON>後遺症状の痛み、スモン<SMON>後遺症状の異常知覚、スモン<SMON>後遺症状の冷感、頚肩腕症候群、湿疹・皮膚炎のそう痒、症候性神経痛、蕁麻疹のそう痒、皮膚疾患のそう痒、腰痛症
※耳鼻科の先生の大学では花粉症の治療にノイロトロピン注射液3.6単位を使用していない(知らなかった)のでまだ一般的なアレルギー性鼻炎の治療法ではないようです。
ネットで調べると個人クリニックで行っている例が多数あります。
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