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2020年3月19日 (木)

西之島 2019/11/22から2020/03/13までの溶岩堆積部の拡大(3D立体画像・交差法)

 だいち2号干渉SAR強度画像(電波で見た地形図)から溶岩堆積部の面積拡大を
見るために溶岩堆積部を抽出して3D立体画像(交差法)に加工してみました。

 使用した画像は「だいち2号のSAR強度画像」で、基準日2019/11/22とその後の
8期の画像の変化(差分)を抽出して「溶岩堆積部」と判別しました。

 1、2019/11/22 (再噴火前の地形の基準)
 2、2019/12/06  3、2019/12/20  4、2020/01/03  5、2020/01/17
 6、2020/01/31  7、2020/02/14  8、2020/02/28  9、2020/03/13

 3D加工は溶岩堆積部(画像の明るい部分で表現)を視差加工しています。
  Rch(左側の画像)はオリジナルで視差加工無し。
  Lch(右側の画像)は視差加工しています。
 立体視しない場合は、左側の視差加工していない画像を参照してください。

西之島 2019/11/22から2020/03/13までの溶岩堆積部の拡大(3D立体画像・交差法)

 

 

 

NOTE

 溶岩堆積部分を見やすくするために3D加工していますが、凸凹の高さは
実際の溶岩堆積高さ(厚み)を表現しているものではありません。

 溶岩堆積部の判別はSAR強度画像のDEMデータの演算等ではなく、基準日と
比較日の画像の明るさの変化した部分を堆積部と推定して抽出しています。
(比較する2画像の差分強度画像の明るいところを堆積部として抽出)
そのため立体感の見え方は、「明るさ∝高さ」の変化量であって、溶岩堆積部の
範囲を表してはいますが、実際の溶岩堆積高さを直接を表現しているものでは
ありません。
(海上の堆積部分は基準値がゼロで差分が大きいため高く(明るく)見えます)

 

画像の出典:下記をもとにR1が作成。

国土地理院HP 西之島のSARデータ解析結果
だいち2号干渉SARによる変動について 
2019年11月22日~2020年3月13日のSAR強度画像の比較アニメーション
000223712.gif(北側領域拡大改訂版)
https://www.gsi.go.jp/BOUSAI/R1_nishinoshima.html
解析:国土地理院 原初データ所有:JAXA

BGM:甘茶の音楽工房
http://amachamusic.chagasi.com/   「neonpurple.mp3」

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