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2020年2月29日 (土)

西之島 2020/02/27 01:05:50 UTC ランドサット8

 雲が~~~
北・東側海岸の溶岩流出部分の面積拡大の肝心なところが見えません orz
熱画像から主な溶岩流の流れは、「北側」と「南東側」の2本が確認できますが
ASTER 2020-02-19 01:23:48 UTC」の熱画像で南西に伸びていた高温部の温度は
下がっていて確認できません。
火口から火砕丘の南西の裾野にかけて黒い線と下端に黒い点が見えるので地形が変化
しているかもしれません。
その先の地形がわずかに白っぽくなっている(新しい溶岩部は表面が滑らかで
反射率が高く明るく見える?)ので、もしかしたら新しい溶岩の堆積部分かも
しれません。(地表面近くの雲を見誤っているかもしれません)
細かい地形の変化は、次回のだいち2号干渉SAR画像で判別できると思います。
あと明るく見える地形は火砕丘の北側と東側にも広がっています。
(比較的新しい溶岩の堆積部か?)


図1:パンシャープン画像(PAN=B8、RGB=B4,B3、B2、地形強調)  (左クリックで拡大)

B8_pan_001

 

図2:西之島の高温部分布 (アニメーションサイクル 5秒)


B710_003600


    B10: ~約130℃の低温部分布
    B7: 約170~310℃の高温部分布(B7-B5)
  

 ※測定温度の範囲は「R1調べ」で気象条件によって変わるので目安です。

 

図3:B10熱画像を疑似的に分解能を上げてみた   (左クリックで拡大)

B710_102


  B10の空間分解能は100mでB7の30mに比べて荒いため小さなホットスポットも
  100m四方の平均値になってしまい、暗くて大きなピクセルの表示になって
  しまいます。
  今回はB10にフィルターを掛けて疑似的に分解能を上げてみました。
  画像処理で疑似的に分解能を上げているので数値的な分解能は不明
  ですが、見た目には70m前後くらいでしょうか? (よくわからない(^^;
  このフィルター処理が正しいか不明ですが見た目で「効果あり」としました 


画像の出典:下記よりダウンロードした画像をもとにR1が作成。

Landosat8
EO Browsers https://apps.sentinel-hub.com/eo-browser/?lat=26.920&lng=141.067&zoom=9
“ Landsat 8 image courtesy of the U.S. Geological Survey processed by Sentinel Hub”

 

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