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2019年12月25日 (水)

西之島 2019-12-17 T01:22:58Z ASTER

速報
EarthExplorerのサムネイルで確認したLandsat8 2019-12-25 の画像では、
溶岩流が北北東の海岸まで達しているようです。
詳細はLandBrowserからダウンロードできるようになってから作成になります。

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 西之島の噴火が思っていた以上に規模が大きい。
最初は、火口から4時方向の海岸線まで達する溶岩流だけで終わるのかなと思っていたら、
海上保安庁撮影2019年12月15日画像で
 図1:火口の西側(図の右側)が大きく崩れているのが確認できる
 図2:山頂から流れ出した溶岩が旧島台地(図の緑色の部分)の上部10時方向に流出し海岸に達した
のが確認できた。

図1

Photo1_20191215l_001


図2

Photo3_20191215m_005

 

 さらに、図3 ASTER撮影 2019-12-17T01:22:58Z 衛星画像で西側の海岸線に達した溶岩流による新たな
陸地拡大が確認できます。(図3 上左)
熱画像(図3 上右)から、初期に東側に流れていた溶岩流は止まっているようです。
(図3 下左)は2019/04/13の画像に2019/12/17の画像を重ねて、海岸線の変化が比較できます。

図3    (左クリックで拡大)

Color_204

 


画像の出典:下記をもとにR1が作成

図1,2
海域火山データベース 西之島  
https://www1.kaiho.mlit.go.jp/GIJUTSUKOKUSAI/kaiikiDB/kaiyo18-2.htm
2019年12月15日 12:15-13:00 海上保安庁 撮影
photo1_20191215l.jpg photo3_20191215m.jpg

図3
ASTER:
MADAS(METI AIST Data Archive System) https://gbank.gsj.jp/madas/map/index.html
GranuleID:ASTB191217012302 取得日:2019-12-17T01:22:58Z
LANDSAT8:
LandBrowser https://landbrowser.airc.aist.go.jp/landbrowser/index.html
The source data were downloaded from AIST’s LandBrowser,
(https://landbrowser.airc.aist.go.jp/landbrowser/). Landsat 7/8 data courtesy of the
U.S. Geological Survey.

R1メモ
今週は、インフルエンザA形でダウン。
今日熱がやっと下がりブログを書いている始末です。
いつもと違う大きな病院に行った二日後からインフルエンザの症状が出たので、皆さんも人ごみに出るときはマスク着用を強くお勧めします。
掛かりつけ病院の診察した内科の先生が、インフルエンザの薬はタミフルかイナビルか自分で選べ???
先生に自分には選択する知識が無いので効く方にしてくださいと言っても効き目は同じだからやはり自分で選べ!
仕方がないので1回の吸入で済む手軽さからイナビルを私が選択しました。
これって、副作用が出たときに医者の責任回避のために患者に選択させているとしか思えなくて腹が立つ(プンプン
正月が寝正月にならなかったのがせめてものインフルエンザさんの優しさでしょうか(^^;

 

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