西之島 2017-09-17 T12:34:51Z Landsat8
島内の最高温度は、25.0℃ (landbrowser B10 より)でした。
このまま順調(^_^;)に冷えていけば、温度観測も不要になりますね!
図1、西之島 2017-09-17 T12:34:51Z Landsat8 B10で見る3D熱分布
最大温度部は再噴火時の溶岩噴出位置(火砕丘裾野の西北)で、25.0℃。
溶岩が流出してできた、西側・南側の溶岩原は温度がさらに低下しています。
西之島付近の海面水温は、約28.5℃(2017/09/17 気象庁HPより)でした。
(海水温の方が島内温度より高い? 海水と地面の放射率の違いでしょうか???)
R1メモ
昼間撮影時のB10では、島内(地面)の温度が海水面より高く見えています。
これは、地面が太陽光の赤外線を反射するのと太陽熱で温められていることが
原因で、夜間撮影時は太陽光の赤外線反射がなく地面も放射で冷えていることで
海水面と(溶岩の影響のない)地面の温度が逆転していると思われます。
図2、西之島 2017-09-17 T12:34:51Z Landsat8 B7で見る3D熱分布
今回もローレベルギリギリの輝度を無理やり高感度現像しています。
Lレベル(0)は西之島島内以外のレベルがすべてゼロになるように設定しています。
B7の輝度温度観測は約170-310℃(R1調べ)としていますが、下限は参考にしたグラフ
の下限値を推定値としているので、もっと低い温度も観測できているのかな?
B7の高温部位置は溶岩の噴出点や、溶岩トンネル部のコブなどで溶岩が多く溜まって
いて冷えるのに時間がかかっている位置の残熱でしょうか?
出典:下記のデータをもとにR1が作成。
図1,2
"The source data were downloaded from AIST's LandBrowser,
(http://landbrowser.geogrid.org/landbrowser/index.html).
Landsat8 data courtesy of the U.S. Geological Survey."
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