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2017年6月

2017年6月29日 (木)

ビクニン? クサウオ? 2017/06/24(2) 積丹・美国でダイビング

 クサウオの稚魚も大きくなっていて、写し易いです(^_^;)
毎年話題になるのですが、クサウオの稚魚かビクニンの稚魚か?
見た目では判断できないのでいつもあやふやなままです。
区別するには育ててみるか、DNA鑑定しかないので、今年も結論は出ずのまま(^_^;)

 

 

クサウオの稚魚? 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

 斑点のないタイプで、クサウオの稚魚と呼んでいます。

P6240109_kusauo_tigyo

 

 

 

 

ビクニンの稚魚? 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

 斑点のあるタイプで、以前に女川で見たときはビクニンと教えてもらいました。

P6240143_bikunin

 

 

アブラコ(アイナメ)

 縄張りに侵入した私を監視? 

 

 

 

ミズダコの攻撃体勢

 8秒過ぎの、足を広げて前脚?を2本揃えたときはミズダコの攻撃態勢です。
慌てて逃げているのが解りますか(^_^;)

 

 

 

イソギンチャク 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P6240059_isogintyaku

 

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ウミウシDay 2017/06/24(1) 積丹・美国でダイビング

 今日は初めて見るアカボシウミウシを見つけることが出来ました。
年1種ぐらいのペースで、初めて見るウミウシを増やせていけたら。
でも、ダイビングできるうちにあと何匹見つけられるでしょうか(^_^;)

 

 

アカボシウミウシ 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

 んっ! 赤いウミウシ、又イソかーと思ったら、初めて見るアカボシウミウシ。綺麗~

P6240045_akabosiumiusi

 

 

 

 

ベルセッラ・カリフォルニカ 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

 未だにちゃんと発音できない変わった名前のウミウシです。

P6240017_berusserakariforunika

 

 

コトヒメウミウシ 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

 小っちゃい、白飛びで、カメラ泣かせなウミウシです。

P6240028_kotohimeumiusi

 

 

 

 

ネコジタウミウシ 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P6240034_nekojitaumiusi

 

 

ホソハスエラウミウシ 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P6240165_hosohasueraumiusi

 

 

イソウミウシ 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P6240003_isoumiusi

 

 

イソウミウシの仲間 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P6240004_isoumiusi

 

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2017年6月28日 (水)

西之島 バーチャル3D 2017-06-26

                                   (西之島シリーズ目次 No.101~)

 今の西之島の姿は?
「こんなもんかな?」と、ランドサット8の画像をバーチャル3D立体写真にしてみました。

   ※ 立体感は、「ちょっと派手目に、こんなもんかなー」と決めているので
     実際の地形の凹凸を再現しているものではありません。

 

 

図1、西之島 バーチャル3D 2017-06-26 T010537Z Landsat8
   3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

Nishinosima3d20170626

 

※1、左側の写真は、視差加工なしのオリジナル画像です。(色加工等は有り)
※2、右側の写真は、オリジナルに擬似的な視差加工をしています。

R1メモ
   上空から撮ったビデオがあると時差でR/Lの2枚を切り出して、本物の3D立体写真を
  作れるのですが・・・

 

 

図2、西之島(2017/06/26)の面積

   西之島の面積(赤の輪郭) = 2.934 K㎡ (R1調べで公式なものではありません)

Pan_001

 

画像の出典:下記よりダウンロードした画像をもとにR1が作成。
"The source data were downloaded from AIST's LandBrowser,
(http://landbrowser.geogrid.org/landbrowser/index.html).
Landsat8 data courtesy of the U.S. Geological Survey."

 

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2017年6月27日 (火)

西之島 2017-06-26 T010537Z Landsat8

                                   (西之島シリーズ目次 No.101~)

 南側に流れていた溶岩流は完全に止まってしまいました(南側に熱反応無)。
西側に流れていた溶岩流で西海岸の面積が増えていますが、噴火口と西側溶岩流の
出口を繋ぐ溶岩トンネルが熱画像で僅かにしか見られなくなっているので、勢いが衰えて
きたのでしょうか?
中央火砕丘全体が高温になっているので、噴火口からの噴火が活発になってきていると
思われ、噴火口から南側にあった亀裂が噴出物で埋まっています。

 

 

図1、西之島 2017-06-26 T010537Z Landsat8 パンシャープン画像 (左クリックで拡大)

 西側の面積が拡大していますが、溶岩流の勢いは衰えているようです。

Pan_001

 

 

 ※比較のために、2017/06/10の画像を載せておきます。(図2)

20170610d_pan_004

 

 

 下の2枚の図は「温度(放射輝度)を等高線の代用値とした3D」で作成しています。
温度が高いほど、垂直方向が高く見えます。
高温観測のB7画像は、高解像度(30m)で、スポット的な高温部が判別できます。
低温観測のB10画像は低解像度(100m)で、溶岩流のボリュームが判別できます。

 

図3、西之島 2017-06-26 T010537Z Landsat8 バンド7 熱画像 (左クリックで拡大)

  噴火口と西海岸の溶岩出口を結ぶ、高温の溶岩流や溶岩トンネルの熱反応は見られ
  ません。 南側にも熱反応は見られないので溶岩供給は止まっているようです。

3db7_003

 

 

図4、西之島 2017-06-26 T010537Z Landsat8 バンド10 熱画像 (左クリックで拡大)

  噴火口と西海岸の溶岩出口を結ぶ溶岩トンネルは、表層は低温で茶色~緑の部分と
 思われます。

3db10_003

 

 

画像の出典:下記よりダウンロードした画像をもとにR1が作成。
"The source data were downloaded from AIST's LandBrowser,
(http://landbrowser.geogrid.org/landbrowser/index.html). Landsat8 data courtesy of the U.S. Geological Survey."

 

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2017年6月23日 (金)

西之島の海底地形 2017 と年代別による海底地形の変化

                                   (西之島シリーズ目次 No.101~)

 西之島の最新版海底地形図「海底地形図 第6 5 5 6号8 西之島」が公開されました。
去年の測量データで西之島の海底地形図が更新される前に再噴火してしまいましたが、
頑張って測量・データ処理された、海上保安庁・国土地理院の方は・・・ 

 

 

図1、西之島の海底地形図 2017年 (西之島近傍)

_20170621_600x600p

 

 これだけ精細な海底地形図から3D立体海底地形図をどうやって作ろうか?(^_^;)

 

 

 過去の「西之島の海底地形図 1911/1992/2015年」とどう変化しているのか並べて
比較してみます。

図2、西之島の海底地形 年代別による海底地形図の変化 (左クリックで拡大)

__102

 

1911→1992年 噴火により海底地形が大きく変化しています。
1992→2015年 海底地形図は同じもののようです。(陸上部のみ2015年)
2015→2017年 噴火による溶岩流の海底堆積の地形変化と、測量精度の向上?で
          細部が描かれています。
2017→????年 再噴火後の海底地形の測量は何時になるでしょう?

 

 

出典:下記をもとにR1が作成。

1911年、1992年:産業技術総合研究所地質調査総合センター https://gbank.gsj.jp/volcano/Act_Vol/nishinoshima/page3.html#
第4図 西之島周辺の海底地形の比較 nishi04_800.jpg
中野 俊(2013)詳細火山データ集:西之島火山.日本の火山,
産総研地質調査総合センター
https://gbank.gsj.jp/volcano/Act_Vol/nishinoshima/index.html

2015年:海上保安庁HP 西之島 http://www1.kaiho.mlit.go.jp/GIJUTSUKOKUSAI/kaiikiDB/kaiyo18-2.htm
nisinosc20150223.jpg

2017年:海上保安庁海洋情報部 http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KIKAKU/press/2017/20170621.pdf 
海底地形図 第6 5 5 6号8 西之島

 

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2017年6月21日 (水)

旭山動物園で探してみて!

 今週のダイビングはお休みなので、旭山動物園に行ってきました。
散策のメインは、昭和42年7月1日の開園当初からある「タコ水道」。
全部で6匹見つけましたがまだ隠れているタコ水道、あるかな?
あっ、もちろん動物も見たんですよ(^_^;)

見つけた場所は? ヒントの写真を見て探してみてください。

 

 

タコ水道 No.1 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

Dscf1183_t11


Dscf1188_t12

 

 

タコ水道 No.2 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

Dscf1236_t21

Dscf1238_t22

 

 

タコ水道 No.3 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

Dscf1271_t33


Dscf1260_t32

 

 

タコ水道 No.4 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

Dscf1278_t41

Dscf1273_t42

 

 

タコ水道 No.5 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

Dscf1288_t51

Dscf1295_t52

 

 

タコ水道 No.6 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

Dscf1304_t61

Dscf1311_t62

 

 開園当初からあるマスコット?のタコ水道です。
もう少し綺麗にしてあげてほしいなー

 

R1メモ
 帰り道で・・・ ブレーキ踏まなかったら鷲にぶつかってた(^_^;)

 

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2017年6月16日 (金)

卵の中のヤリイカの赤ちゃん 2017/06/10 積丹・美国でダイビング

 今日は小宝島でのんびりとマクロ系の撮影大会です(^_^;)

 

 

卵の中のヤリイカの赤ちゃん 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

 孵化までには間のあるヤリイカの卵ですが、卵の中で赤ちゃんイカが外套膜をパタパタと
動かしていました。
ハッチアウトの瞬間、今年も見られるかなー(去年のハッチアウトビデオです

P6100103_yariika_akatyan

 

 

卵の中のヤリイカの赤ちゃん 3D立体ビデオ・交差法

 

 

 

 

リュウグウハゼの卵 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

 もう卵隗の半分がハッチアウトしているのですが、その瞬間を見ることは出来ませんでした(涙

P6100089_ryuuguuhazetamago

 

 

リュウグウハゼの卵 3D立体ビデオ・交差法

 

 

 

 

産卵中のネコジタウミウシ 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

 困った時のSさんです。感謝~

P6100042_nekojitaumiusisanran

 

 

クサウオの稚魚 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

 時化で流された昆布に付いていました。

P6100097_kusauo_tigyo_2

 

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2017年6月13日 (火)

再噴火後の西之島の3D立体地形 2017/06/10 Landsat8

                                   (西之島シリーズ目次 No.101~)

 ランドサット8のセンサー間の視差を利用して作った西之島の3D立体写真です。
Landsat8のセンサーモジュールの配列は、Green.Red.NIR.C/A.Blue.PANの並びで配置さ
れていて、バンド2(G)とバンド8(PAN)のセンサーは両端に配置されていてセンサー間の
僅かな距離で視差を生じます。
同時性という点では視差は無い方が良いのですが、逆手に取って3D立体写真の視差に
使います。
但し得られる視差は小さく、西之島の標高程度(約140m)では十分な立体感は得られず、
なんとなく凹凸が感じられる程度です。
視差はランドサット8の進行方向に対してできるので、画像を77.3度回転させています。

 

 

西之島 3D立体写真 2017/06/10 交差法 (左クリックで拡大)

  なんとなく、再噴火で西側と南側に流れ出た溶岩流が浮き出て見える(はずです(^_^;))
 噴煙の高さでも少し浮き出ているレベルなので、溶岩流の数m~数十mの高さは辛うじ
 て判別できるだけです。

Rgb_305c

 

 
   R1メモ
       交差法では、右側(Lch)にB8、左側(Rch)にB2を使用しています。
      B2は解像度30m、B8は解像度15mなので、Rchはボケて見ずらいですが、
      立体視すると脳内補間で解像度が上がって見えます。
      モニターから、50-60cm離して薄眼で見ると見易いかもしれません。
      垂直方向の倍率は不明です。
      解像度が低い写真なので、どこまで本当の地形を表現できているかは・・・

 

 

西之島 3D立体写真 2017/06/10 平行法 (左クリックで拡大)

 W600pixで表示していますが、平行法に慣れている方は拡大でW1000pixで見てください。

Rgb_305p

 

 

画像の出典:下記よりダウンロードした画像をもとにR1が作成。
"The source data were downloaded from AIST's LandBrowser,
(http://landbrowser.geogrid.org/landbrowser/index.html). Landsat8 data courtesy of the U.S. Geological Survey."

 

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2017年6月11日 (日)

西之島 2017/06/10 T010531Z Landsat8

                                   (西之島シリーズ目次 No.101~)

 火砕丘の北側から反時計回りに南海岸に流れていた溶岩流はどこかで止まってしまった
ようで、行き先を失った溶岩流は徐々に溶岩トンネルの上方西寄りに溜まり、あふれ出し
た溶岩流が西海岸に向きを変えたようです。(前回のB10画像を参照)
そして新たに火砕丘の北側側面にできた噴出孔から真南へと流れ出した溶岩流があり、
このまま南海岸に達するのでしょうか?
再噴火後、短期間で大きく形状の変わってしまった西之島。この先はどうなるでしょう?

 

 

パンシャープン画像 (左クリックで拡大)

 新しく西側にできた溶岩トンネルと、火砕丘の北側面に出来た噴出孔からの
溶岩トンネルが見えています。

20170610d_pan_004

 

 

 下の2枚の図は前回から採用した「温度(放射輝度)を等高線の代用値とした3D」で作成
しています。
 ・温度が高いほど、垂直方向が高く見えます。
  温度(放射輝度)の最大値を255分割して等温線として3Dで描写したもので、実際の
  地表の高さを表したものではありません。
    (※溶岩が高温時には、溶岩流の厚み(高さ)~熱量と考えて大まかな相関あり)
 ・高温観測のB7画像は高解像度(30m)でスポット的な高温部が判別できます。
 ・低温観測のB10画像は低解像度(100m)で高温溶岩流のボリュームが判別できます。

 

西之島 2017/06/10 T010531Z Landsat8 パンシャープン画像と熱画像(バンド7)

 図1(右上):パンシャープン画像
 図2(左上):熱画像(B7)3D画像
 図3(左右下):熱画像(B7)立体視・交差法
  (図2,3は最大温度を255分割した等温線)  (左クリックで1150x1170pixに拡大)

Nishinosima20170610b7

 

 

西之島 2017/06/10 T010531Z Landsat8 パンシャープン画像と熱画像(バンド10)

 図1(右上):パンシャープン画像 
 図2(左上):熱画像(B10)3D画像
 図3(左右下):熱画像(B10)立体視・交差法
  (図2,3は最大温度を255分割した等温線)  (左クリックで1150x1170pixに拡大)

Nishinosima20170610b10

 

 

画像の出典:下記よりダウンロードした画像をもとにR1が作成。
"The source data were downloaded from AIST's LandBrowser,
(http://landbrowser.geogrid.org/landbrowser/index.html). Landsat8 data courtesy of the U.S. Geological Survey."

 

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2017年6月 9日 (金)

今日は入舸で潜りました。 2017/06/03 積丹・入舸でダイビング

 今日は時化で、美国も幌武意もダイビングできるところが無く、中止かな?と思っていたの
ですが、アクアキャットさんが時化を見越して前日から入舸に船を回していたので、それに
同船させて頂きました。

 それと数年ぶりにポカをやってしまいました。
ストロボのポップアップを忘れて水中ハウジングへ入れてしまい、今日はストロボなしの
撮影です(涙

そんなこんなで、今日は潜れただけ良し! の日でした(^_^;)

 

 

タケギンポ 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

 入舸はタケギンポを見られる確率が高いようです。
数年前は、タケギンポの抱卵も見られています(私はアザラシに夢中で見てません・・・)

P6030025_takeginpo

 

 

ギスカジカ 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

 今日は3個体見た内の、一番色の綺麗な子です。

P6030040_gisukajika

 

 

ヒラメ 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

 テックイにはちょっとサイズが足りない?

P6030055_hiramel

 

 

ハナサキウミウシ 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

 ど派手に仕上げてみました。今こんなのが流行りなの?

P6030098_hanasakiumiusi

 

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2017年6月 8日 (木)

ランドサット8の熱画像で見る西之島の3D立体地形

                                   (西之島シリーズ目次 No.101~)

 ランドサット8の熱画像(バンド7,10)で、西之島の高温な溶岩流の大まかな「分布や厚み
(体積?)」を、3D立体地形図で表現してみました。
再噴火後の溶岩流によって高くなった地形の確認が出来るようです。

 

1、考え方は、

 (1)、冷えていない高温の溶岩流は、熱画像の高温部で判別できる。
 (2)、高温部は周りの地面より盛り上がって流れる溶岩があり、地面の高さは溶岩流の
    厚みで周りの地面より高い。
 (3)、低温域のバンド10の温度は解像度が100mなので温度は平均値となり、溶岩流の
    体積と相関がある。
 (4)、高温域のバンド7は解像度が30mなので、スポット的な高温部の判別が出来る。

 上の(1)~(4)から地形判別のルールは、「溶岩流の流れているところは高温で地形が
周囲の地面より高い」とし、各バンドの温度(放射輝度)を高さの代用値の等高線として、
溶岩分布の3D立体地形図を作成しています。

 

  R1メモ
     温度(放射輝度0-255)と高温の溶岩流の高さはリニアではないと思いますが、
    大まかな相関があると考えています。
    今回の試みで得られた3D立体地形図は、正確な高さを表しているものではなく、
    当たらずとも遠からずのアート的な要素の高い作品としての位置づけでしょうか(^_^;)

    各画像は画像内の最大輝度を255に分割して作成しています。
    そのため、各画像間の垂直レベルは同じではありません。

 

2、夜間撮影画像から得た、熱画像による3D立体地形図

  夜間撮影は太陽光の影響を受けないため、溶岩流以外の常温の地面はバックグラウ
ンドの僅かな背景となり、高温の溶岩流だけを判別することが出来ます。
サンプルは直近の画像で雲の影響がない、2017/05/12 21:34 撮影の、バンド7,10です。

     図1,2は、溶岩トンネル部分は少し温度が低めですが、トンネルを出た露出
    している部分の溶岩は温度が高いのが解ります。
    図3、4では再噴火後に噴出した溶岩で高くなった地形の差分データとして見ること
    が出来ます。
    西側に一時は流れて止まった溶岩は温度が低い溶岩原として確認できます。

 

図1、熱画像で見る西之島の3D立体地形 Landsat8 2017/05/12 夜間
   バンド7の温度(放射輝度)を等高線の代用値として作成しています。

1landsat8b7201705121

 

 

図2、熱画像で見る西之島の3D立体地形(交差法) Landsat8 2017/05/12 夜間
   バンド7の温度(放射輝度)を等高線の代用値として作成しています。

2landsat8b7201705122

 

 

図3、熱画像で見る西之島の3D立体地形 Landsat8 2017/05/12 夜間
   バンド10の温度(放射輝度)を等高線の代用値として作成しています。

3landsat8b10201705121

 

 

図4、熱画像で見る西之島の3D立体地形(交差法) Landsat8 2017/05/12 夜間
   バンド10の温度(放射輝度)を等高線の代用値として作成しています。

4landsat8b10201705122

 

 

3、昼間撮影画像から得た、熱画像による3D立体地形図

  昼間撮影は太陽光の影響で、バックグラウンドの常温の地形が大まかに解ります。
  サンプルは直近の昼間撮影の、2017/05/25 10:05 撮影の、バンド7,10です。

     図5,6は、昼間撮影なのでバックグランドノイズとして噴煙や地面、海面が
    見えています。
    図7,8では、西之島の熱・等温線が表現されています。

図5、熱画像で見る西之島の3D立体地形 Landsat8 2017/05/25 昼間
   バンド7の温度(放射輝度)を等高線の代用値として作成しています。

5landsat8b7201705251

 

 

図6、熱画像で見る西之島の3D立体地形(交差法) Landsat8 2017/05/25 昼間
   バンド7の温度(放射輝度)を等高線の代用値として作成しています。

6landsat8b7201705252

 

 

図7、熱画像で見る西之島の3D立体地形 Landsat8 2017/05/25 昼間
   バンド10の温度(放射輝度)を等高線の代用値として作成しています。

7landsat8b10201705251

 

 

図8、熱画像で見る西之島の3D立体地形(交差法) Landsat8 2017/05/25 昼間
   バンド10の温度(放射輝度)を等高線の代用値として作成しています。

8landsat8b10201705252

 

 

4、再噴火前の溶岩原が冷えた状態の昼間画像から得た、熱画像による3D立体地形図

  サンプルは、2017/03/06 10:05 撮影の、バンド10です。

   再噴火前の、昼間の熱・等温線です。西之島に見えますか?
  火砕丘を中心に高温部が残っています。  
  何故か砂浜の温度は島内の温度より高い。 太陽の照り返しでしょうか?

 

図9、熱画像で見る西之島の3D立体地形 Landsat8 2017/03/06 昼間
   バンド10の温度(放射輝度)を等高線の代用値として作成しています。

9landsat8b10201703061

 

 

図10、熱画像で見る西之島の3D立体地形(交差法) Landsat8 2017/03/06 昼間
   バンド10の温度(放射輝度)を等高線の代用値として作成しています。

10landsat8b10201703062

 

R1メモ
 温度と高さを結びつけた例で、ひまわり8号で見た台風や雲の動きを3D立体ビデオに
したものを製作しています。

台風10号の3D立体動画を作ってみた。
http://r1rawd.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/10d-ff93.html

ひまわり8号で見る、24時間地球 3Dビデオ
http://r1rawd.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/824d-1dc7.html

 

画像の出典:下記よりダウンロードした画像をもとにR1が作成。
"The source data were downloaded from AIST's LandBrowser,
(http://landbrowser.geogrid.org/landbrowser/index.html). Landsat8 data courtesy of the U.S. Geological Survey."

 

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2017年6月 7日 (水)

西之島 ランドサット8・熱画像 2017-04-19~2017-05-25

                                   (西之島シリーズ目次 No.101~)

  Landbrowser(AIST)で再びランドサット8の画像を見ることが出来るようになりました。
いつも当たり前に見ていた画像が見られなくなって、産総研さんが無償公開していることの
ありがたさを改めて感じました。
これからもありがたくデータを利用させて頂きます。

 で、見られなかった間に溜まっていたデータ。
量が多いので今回は、一覧表にまとめた形式にしてみました。

 

 

図1、西之島 ランドサット8・熱画像 2017/04/19~2017/05/25 の比較(左クリックで拡大)

 2017/05/01 10:23 のASTER衛星画像で、溶岩流が西側に流れているのが確認されて
いますが、Landsat8の 2017/05/05 21:27 以降の熱画像では西側の溶岩流の流れを示す
高温部が確認できません。
現在の溶岩流の流出は南側のみになってしまったようですが、勢いの衰えはないようです。

Nishinosima_landsat8_1

 

注:各画像の温度レベルは各バンドの最大輝度が諧調255になるように現像しています。
   各画像のカラースケール温度は同一ではありません。
   (雲などの気象条件や噴煙で熱源が遮蔽されていても補正できないので最大感度で
    現像しています)
   西之島の輪郭は、2017/05/25 を使用しています。

 

 

図2、西之島 2015/05/09 パンシャープン画像 (左クリックで拡大)

Nishinosima_20170509org

 

 

図3、西之島 2015/05/25 パンシャープン画像 (左クリックで拡大)

Nishinosima_201705252

 

 

図4、西之島・周囲の海水温の上昇(Landsat8 2017/05/25 10:05)

  溶岩流の流れ込む南側海岸の周囲の海水温が上昇しています。(温度値は不明です)
上昇している海水温の分布から、水面下に流れ込んでいる溶岩流の広がりを推測する
方法は無いものか?
「南側に流れ込んでいる溶岩流の直上の海水温が顕著に上昇すると思われるので、海水
の高温部の境界を海底に流れ込んでいる溶岩流の分布として考えられないか?(赤点)
その境界の外側のさらに温度の低い部分は、温度の上がった海水塊が海流で西に流され
て拡散している状態なので、海流が穏やかな時に温度計測できれば、海底の溶岩分布を
精度よく判別できないか?」なんて考えたりするのだが、冷える方が早いか? (^_^;)

Nishinosimakaisuion201705252




 
  ※図4は、バンド10を高感度現像後、66諧調にダウンして海水温分布図を得ています。

 

画像の出典:下記よりダウンロードした画像をもとにR1が作成。
"The source data were downloaded from AIST's LandBrowser,
(http://landbrowser.geogrid.org/landbrowser/index.html). Landsat8 data courtesy of the U.S. Geological Survey."

 

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2017年6月 1日 (木)

西之島 3D立体海底地形図(マンボウⅡ 2015年6-7月)改訂版

                                   (西之島シリーズ目次 No.101~)

 前回作成した「西之島 3D海底地形図(マンボウⅡ 2015年6-7月)」は、等深線図を
積み木のように重ねたステップ状の3D海底地形図だったため、水深が不連続で見づらい
ものでした。
今回は、水深データの補間を行って連続した水深データから滑らかな面の3D海底地形図
を作成しました。
但し補間により等深線の細かい輪郭が失われていますが、地形を把握するには支障ない
と判断しています。
地上部分は、国土地理院DEM(2018/07/25 技術資料C1-No.463)を使用しています。

 

 

図1、西之島 3D立体海底地形図(マンボウⅡ 2015年6-7月)改訂版
    3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

   水深は強調されて見えます。実際の水深は等深線カラーを参照ください。
   図の範囲は、東西=約4.46Km、南北=約4.46Km です。

Nishinosima_3d1__new

R1メモ
 カラーバンドのオレンジの部分は、目の錯覚なのか?浮き上がって見えます。
カラーバンドの配色は派手で見難いかもしれませんが、エクセルのデフォルトなので
ご勘弁を(^_^;)  (手動で変更できますが、なんせ数が多いもので・・・)

 

 

 下の図2は、西之島を横から見た図で、水平垂直比=約1:1 で書いています。
海底斜面の傾斜の度合いが把握できます。

図2、横から見た西之島  (左クリックで拡大)

Nishinosima_3d2__new

 

 

 西之島の3D海底地形図(鳥瞰図、鯨観図)です。
北から南視で始まって、3秒ごとに時計回りに10度ずつ回転します。

図3、西之島 3D立体海底地形図(マンボウⅡ 2015年6-7月)改訂版

 水平垂直比=約1:1で作成しているので、海底斜面の傾斜度合いが把握できます。

 

 

 

 

R1メモ

 図4の左側は、海図からトレースで得たオリジナルの等深線図(1600x1530px)で、
0~-150mは10m間隔で、-150~-200mは判別不能なため、-150m以降は50m間隔。
右側は、等深線図の間を補間して得た地形を10m間隔の等深線で描写したものです。
補間により、等深線図の細かな形状が丸まって喪失している度合いが解ります。
精度UPは今後の課題ですね(^_^;)

Nishinosima_hokansa

 

 

出典:下記をもとにR1が作成

海底部分の地形図データ
海上保安庁 西之島周辺の海底調査データの解析結果について
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KIKAKU/press/2015/H271020_nisinosima.pdf

陸上部分の地形図データ
国土地理院HP 西之島 技術資料 C1-No.463 2018/07/25
http://www.gsi.go.jp/gyoumu/gyoumu41000.html 

 

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