リュウグウハゼの卵 2017/05/27(2) 積丹・美国でダイビング
超超レアものの、リュウグウハゼの卵です。
まだ発眼していないステージですが、卵黄の下に胚体(魚の胎児)の頭が見えています。
目はまだ黒くなっていませんが形が確認できます。
リュウグウハゼの卵は一般的な魚類のように球形ではなく、細長い涙滴型をしています。
その卵は天井の岩から釣り下がっていて岩の下に平面状に産み付けられています。
(球形で産み付けられた後、垂れ下がって細長い形になるのでしょうか?)
写真の卵は、卵黄の下側に胚体の頭が出来ており、背骨(尻尾)が一般的な球体の魚卵
のように卵黄に巻き付かず、上方に延びて体が一直線の状態で育ちます。
去年見た、リュウグウハゼのハッチアウトは、1本目と2本目の間で始まっていて翌日には
すべてハッチアウトが終わっていました。
約半日で終わってしまうリュウグウハゼのハッチアウトですが、来週立ち会うことが出来る
でしょうか?
R1メモ
北海道積丹では、どこにでもいるリュウグウハゼなので、めったに写さない魚です。
ブログタイトルの下でピコピコ動いているのがリュウグウハゼですよ!
リュウグウハゼの卵(1) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)
岩の下から細長い涙滴型の卵が釣り下がっているのが見えます。
リュウグウハゼの卵(2) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)
卵の中の卵黄、胚体とまだ黒くなっていない目、背骨(尻尾)になる部分が見えます。
リュウグウハゼの卵(3) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)
(2)の拡大です。
撮影協力:西村浩司(ロビンソン ダイビングサービス)
http://www.robinson.co.jp/
R1メモ
去年見た
「リュウグウハゼの孵化(ハッチアウト) 2016/05/29 積丹・美国でダイビング」
http://r1rawd.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-b1e6.html
リュウグウハゼのハッチアウトの瞬間が見られるビデオがあります。
リュウグウハゼの孵化(ハッチアウト) (2016/05/29)
ハッチアウト寸前のリュウグウハゼの卵 (2016/05/29)
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