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2017年4月

2017年4月28日 (金)

西之島の溶岩流 2017/04/25 の分布と、どの方向に拡大する?

                                   (西之島シリーズ目次 No.101~)

 2017/04/18(推定)に再噴火した西之島で、4月25日までに流出した溶岩のおよその
分布が、東京大学地震研究所から発表されています。
  (オリジナル画像の出典元は末尾に記してあります)

 今回の再噴火による溶岩流の流れが「どの方向に流れたのか?」を西之島の3D立体図
に重ねて確認してみました。
噴火口の北にできた溶岩流の出口から出た溶岩は、地形の高くなっている東及び北側に
阻まれて、低くなっている西側に流れ、地形の谷部に沿って西と南に流れているのが確認
できます。 
海岸部に達した、西・南側はさらに溶岩原が拡大するものと思われますが、北側方向は
旧島台地の北東側の傾斜に沿って北西側に拡大する可能性が考えられます。
(予想はR1調べなので、今後どうなるかは神のみぞ知る。ですね)

 ※西之島の3D立体写真は、2016/07/25 を使用しています。

 

 

図1、西之島 2017/04/25 溶岩流の分布(3D・交差法)

    3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

11_20160725_nisinosima3d_101

 

 

図2、西之島 2017/04/25 溶岩流の分布・拡大(3D・交差法)
 
    3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

11_20160725_nisinosima3d_102

 

 

出典:下記の画像を使わせて頂き、それをもとにR1が作成しています。
1、東京大学地震研究所 HP:西之島2017年噴火による溶岩流の分布と推定される噴出率(続報)
http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/2017/04/21/2013%e5%b9%b411%e6%9c%8821%e6%97%a5%e8%a5%bf%e4%b9%8b%e5%b3%b6%e3%81%ae%e5%99%b4%e7%81%ab%e6%b4%bb%e5%8b%95/ 
2、国土地理院HP:西之島立体図 2017/07/25
https://saigai.gsi.go.jp/2/20131120nishinoshima/nishinoshima_3d/20160725/3D/20160725nishinoshima_all.html

 

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2017年4月27日 (木)

ダンゴウオの稚魚 2017/04/22(2) 積丹・幌武意でダイビング

 先週見たダンゴウオの稚魚が同じ場所にいました。
ちょっと大きくなったようです(^_^;)。
次回も見ることが出来るかな・・・

 

 

ダンゴウオの稚魚(1) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P4220083_dangouo_tigyo

 

 

ダンゴウオの稚魚(2) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P4220093_dangouo_tigyo

 

 

ダンゴウオの稚魚(3) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P4220107_dangouo_tigyo

 

 

ダンゴウオの稚魚(4) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P4220115_dangouo_tigyo

 

 

ダンゴウオの稚魚(5) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P4220119_dangouo_tigyo

 

 

ダンゴウオの稚魚(6) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

 小っちゃくても、ちゃんと「ピッコロ大魔王」の触覚(鼻管4本)があります(^_^;)

P4220119_dangouo_tigyo_iro

 

 

ダンゴウオの稚魚(7) 3D立体ビデオ・交差法

 

 

 

ダンゴウオの稚魚(8) 3D立体ビデオ・平行法

 

 

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アツモリウオの稚魚 2017/04/22(1) 積丹・幌武意でダイビング

 今季初の、アツモリウオの稚魚です。
5m位の範囲で3匹見つかり、各自専用個体の撮影会です(^_^;)
まだ1cmぐらいで小さいのですが成魚と同じ形で、「ピノキオの鼻」「立て背鰭」がちゃんと
あります。

 

 

アツモリウオの稚魚(1) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P4220065_atumoriuo_tigyo

 

 

アツモリウオの稚魚(2) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P4220065_atumoriuo_tigyo_2

 

 

アツモリウオの稚魚(3) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P4220155_atumoriuo_tigyo

 

 

アツモリウオの稚魚(4) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P4220155_atumoriuo_tigyo_3

 

 

アツモリウオの稚魚(5) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P4220161_atumoriuo_tigyo

 

 

アツモリウオの稚魚(6) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P4220161_atumoriuo_tigyo_2

 

 

アツモリウオの稚魚(7) 3D立体ビデオ・交差法

 

 

 

アツモリウオの稚魚(8) 3D立体ビデオ・平行法

 

 

 

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2017年4月23日 (日)

ひまわり8号の赤外線で見た西之島の再噴火 2017/04/18-2017/04/22

                                   (西之島シリーズ目次 No.101~)

 ランドサット8により、2017/04/19 21:27:57 に西之島の再噴火が確認されています
が観測以前でいつ再噴火したのか、ひまわり8号の赤外線画像で調べてみたところ

  西之島の再噴火の兆候(高温部検出)は、2017/04/18 20:40 に観測されました。
   ※(R1調べで、公式なものではありません)

 

噴火の兆候は、

 ①2017/04/18 20:40 水色レベルの高温を初観測。

Nisinosima_hunka_201704182040

 

 ②2017/04/18 20:50 グリーンレベルの高温を観測。
 ③2017/04/18 22:20 赤レベル(最高輝度温度)を観測。

Nisinosima_hunka_201704182220

 

 ④その後は、雲のないときに、高温部が見える状態。
 ⑤2017/04/19 20:30 より雲のない状態になり、ランドサット8の撮影(21:27)を
  好条件で迎える。

Nisinosima_hunka_201704192130

 

 ⑥その後は雲に隠れながら高温部が見え隠れする状態が続く。

 ※西之島が流れる雲に隠れることがあり高温状態の確認は正確なものではありません

 

 

 下記のビデオは、「ひまわり8号リアルタイムWeb B7画像」をキャプチャーして加工して
あります。
 ①10分/0.5秒
 ②高温部が明るく見えるように画像を反転(諧調はオリジナル画像のままです)
 ③カラー温度割り付け(H=赤、L=紫のスケール) 放射輝度換算の温度値は不明です
   (割り出せません)

 

ひまわり8号の赤外線で見る西之島の再噴火 2017/04/18~2014/04/22

 

 

 

R1メモ

①ひまわり8号で高温部の検出に使用したバンドは、B07(3.9μm)画像の赤外センサで、
10分ごとの観測画像を使用しています。

②まわり8号の 「B07(3.9μm)画像」について
 『バンドB07(第6.2.9 図)は、3.9 μm に中心波長を持ち、ひまわり8 号に搭載された10
種類の赤外センサの内の1 つである。このバンドは、これまでのひまわり6 号・7 号にも
搭載されていて、赤外4 として馴染みのあるバンドである。このバンドは、太陽光の反射の
影響を受けるため、赤外と可視の両方の性質を持つバンドでもある。日中は、地球表面や
雲から直接射出される赤外放射と太陽光反射の両方を観測する。
一方、夜間は太陽光の反射はないため赤外放射のみとなり、赤外画像に近い画像となる。
※「気象庁HP http://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/yohkens/21/chapter6.pdf」より引用。』

③ビデオの時刻表示と画像表示の間にズレがありますが、時刻表示を時間基準にしました。

画像の出典:
NICTサイエンスクラウド ひまわり8号リアルタイムWeb
http://himawari8.nict.go.jp/ をもとにR1が作成。

 

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2017年4月21日 (金)

ダンゴウオの赤ちゃん 2017/04/15 積丹・幌武意でダイビング

 ダンゴウオの赤ちゃんです。
まだ小さいので成魚の同定はできないそうでダンゴウオの仲間らしいですが、とりあえず
素人ダイバーには「ダンゴウオの赤ちゃん」です。

私の積丹の冬季ダイビングは、このダンゴウオの赤ちゃんと、今週末に見られる予定(^_^;)
のアツモリウオの稚魚を見て一区切りです。
でも・・・ 水温12℃まで上がる5月末までは冬装備のままです(^_^;)

 

 

 下の写真は全部同じダンゴウオの赤ちゃんです。

 

ダンゴウオの赤ちゃん(1-1) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P4150069_dangouo_tigyo_1

 

 

ダンゴウオの赤ちゃん・拡大(1-2) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P4150069_dangouo_tigyo_2

 

 

ダンゴウオの赤ちゃん(2-1) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P4150107_dangouo_tigyo_1

 

 

ダンゴウオの赤ちゃん・拡大(2-2) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P4150107_dangouo_tigyo_2

 

 

ダンゴウオの赤ちゃん(3-1) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P4150112_dangouo_tigyo_1

 

 

ダンゴウオの赤ちゃん・拡大(3-2) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P4150112_dangouo_tigyo_2

 

 

ダンゴウオの赤ちゃん 3D立体ビデオ・交差法

 

 

 

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2017年4月20日 (木)

西之島 2017/04/19 再噴火の兆候か?

                                   (西之島シリーズ目次 No.101~)

 噴火活動が休止していた西之島ですが、2017/04/19 21:27:57 ランドサット8により
溶岩流の噴出と思われる高温部が観測されました。
 (※R1の見解であり、公式発表ではありません)

 

ランドサット8による高温部の観測画像 2017/04/19 21:27:57   (左クリックで拡大)

20170419__003

 

バンド10では、最高温度 94.9℃ が観測されています。
観測バンドの温度の目安です(R1の推測値で正確なものではありません)
  B5>600℃  B6>290℃  B7>130℃

 

 火砕丘の北西側に、溶岩流の噴出と思われる高温部が観測されています。(図2~5)
このまま噴火が続くと、旧島台地で観測されていた海鳥の繁殖地に溶岩流が達する可能性
もあります。
公式機関による発表が待たれます!

 

追記(2017/04/21)
 2017/04/20に海上保安庁、気象庁から再噴火の発表がありました。
再噴火が確認されたので、熱画像から溶岩流の流れを推測してみました(R1調べ)

20170419__104

 

画像の出典:下記の画像をもとにR1が作成。
“The source data were downloaded from AIST’s LandBrowser,
(http://landbrowser.geogrid.org/landbrowser/index.html). Landsat 7/8 data
courtesy of the U.S. Geological Survey.”

 

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2017年4月19日 (水)

南西諸島海溝周辺の3D海底地形 (裸眼立体視・交差法)

 海洋情報部研究報告 第53号 平成28年, March, 2016「11.南西諸島海溝周辺の3D海底
地形」の150mDEMで作られたアナグリフ3D海底地形図を裸眼立体視・交差法に変換して
高解像度の海底地形図を作成しています。

 

 今回は「南西諸島海溝周辺の3D海底地形」で、下記の3種類・6図を作成しました。

 ①陰影図による、裸眼立体視・交差法
   図1、全体図(1300x730pix)
   図2、西側の拡大図(1300x1315pix)
   図3、東側の拡大図(1300x1315pix)

 ②海底地形の名称を入れた、裸眼立体視・交差法
   図4、全体図(1300x730pix)

 ③スクロール3Dによる、オリジナル画像と同じ解像度の、裸眼立体視・交差法ビデオ
   図5、陰影図による3Dビデオ(HD 1920x1080)
   図6、海底地形の名称を入れた3Dビデオ(HD 1920x1080)

  ※1、図5,6はHDフルサイズ(1920x1080)で見ると、オリジナル画像(2343x2262pix)と
      同じ解像度です。
  ※2、図1~4は、PCのモニター(1366x768)で見られるように横サイズを1300pixに
      縮小しています。
  ※3、各図とも、立体視したときの水深の見え方は10倍以上に誇張されています。
      実際の地形の傾斜はもっと緩やかなので誤解しない様に注意してください。 

 

各図の専門的な解説は、下記の研究報告(PDF)で見ることが出来ます。

海洋情報部研究報告 第53号 平成28年, March, 2016
11.南西諸島海溝周辺の3D海底地形
泉紀明,西澤あずさ,堀内大嗣,木戸ゆかり,後藤秀昭,中田高
(small版 2.6MB) 文を参照するだけならこちらが速いです。
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/GIJUTSUKOKUSAI/KENKYU/report/rhr53/rhr53-TR11_small.pdf
(large版 98.3MB) 読み込みに時間が掛かります。
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/GIJUTSUKOKUSAI/KENKYU/report/rhr53/rhr53-TR11.pdf

 

下の各図は、左クリックで拡大して見ることが出来ます。

 ①陰影図による、裸眼立体視・交差法

   図1、全体図(1300x730pix)

3d1300w_101c

 

 

   図2、西側の拡大図(1300x1315pix)

3d1300w_103cw

 

 

   図3、東側の拡大図(1300x1315pix)

3d1300w_103ce

 

 

 ②海底地形の名称を入れた、裸眼立体視・交差法

   図4、全体図(1300x800pix)

3d1300w_001

 

   ※4、図4は縮小サイズのため、地形名が小さすぎて判別できませんでした。
      下記の図6(ビデオ)をHDで見ると、地形名称を読み取ることが出来ます。

 

 

 ③スクロール3Dによる、オリジナル画像と同じ解像度の、裸眼立体視・交差法ビデオ

   図5、陰影図による3Dビデオ(HD 1920x1080)

 

 

 

   図6、海底地形の名称を入れた3Dビデオ(HD 1920x1080)

 

 

 

   ※5、ビデオはブログの仕様によりブログページ上では拡大してフルHD(1920x1080)で
      見ることが出来ません。
      ビデオの右下の「youtube.comで視聴する」をクリックしてYouTubeで直接見て
      下さい。
      (ブラウザーがIE11の場合はフルHD(1080p)で見ることができないので、Chrome
       などのフルHD(1080p)が再生できるブラウザーを使用してください)

 

今回使わせて頂いたデータです。

出典:図1~図6は下記をもとにR1が作成。

海洋情報部研究報告 第53号 平成28年, March, 2016
11.南西諸島海溝周辺の3D海底地形 図2,3
泉紀明,西澤あずさ,堀内大嗣,木戸ゆかり,後藤秀昭,中田高
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/GIJUTSUKOKUSAI/KENKYU/report/rhr53/rhr53-TR11.pdf

 

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2017年4月17日 (月)

千島海溝南西部周辺の3D海底地形(裸眼立体視・交差法)

 今まで作ってきた3D海底地形図は、海上保安庁・日本海洋データセンター(JODC)の
「日本周辺の500mメッシュ海底地形データ(J-EGG500)」をもとに作成していました。
個人(無料)では、J-EGG500以上の解像度の水深DEMデータは得られないのでもっと
高解像度の海底地形図を見ることや作ることが出来なかったのですが、
「海上保安庁海洋情報部研究報告」に150mDEMで作られたアナグリフ3D海底地形図が
掲載されています。
 今回はその150mDEMアナグリフ3D海底地形図から、裸眼立体視・交差法に変換して
高解像度の3D海底地形図を作成してみました。

 

 第一回目に作成した3D海底地形図は、「千島海溝南西部周辺の3D海底地形」です。

今回は下記の2種類・6図を作成しました。

 ①陰影図による、裸眼立体視・交差法
   図1、全体図(1300x800pix)
   図2、西側の拡大図(1300x1477pix)
   図3、東側の拡大図(1300x1477pix)

 ②等深線を入れた、裸眼立体視・交差法
   図4、全体図(1300x800pix)
   図5、西側の拡大図(1300x1477pix)
   図6、東側の拡大図(1300x1477pix)

 

R1メモ
 オリジナル画像は(4820x5760pix)なので図1の場合、約9000(4500x2)x5500 pixの交差法
画像を作ることが可能ですが自分のパソコン(1366x768pix)で見ることが出来ないので、
横サイズを1300pixに縮小しています。(編集はオリジナルサイズで行っています)
図4,5,6の等深線は図12(b)から抽出しており、左側(右ch)の等深線はオリジナルの
相似変形、右側の等深線(左ch)は不規則な変形(フィッテイング)による3D視差加工を
行っています。
そのため、正確な等深線は左側(右ch)、又はオリジナルの図12(b)を参照してください。

 

各図の専門的な解説は、下記の研究報告(PDF)で見ることが出来ます。

  海洋情報部研究報告 第54号 平成28年, March, 2017
  10.千島海溝南西部周辺の3D海底地形
  泉紀明,西澤あずさ,堀内大嗣,木戸ゆかり,後藤秀昭,中田高
  http://www1.kaiho.mlit.go.jp/GIJUTSUKOKUSAI/KENKYU/report/rhr54/rhr54-TR10.pdf

 

 

下の各図は、左クリックで拡大してみることが出来ます。
 ※拡大すると縦方向に長いので上下にスクロールして見て下さい。

 

 ①陰影図による、裸眼立体視・交差法

   図1、全体図(1300zx800pix)

Fig12a_tr201w1300_001off

 

 

   図2、西側の拡大図(1300x1477pix)

Fig12a_tr202bww

 

 

   図3、東側の拡大図(1300x1477pix)

Fig12a_tr202bwe

 

 

 ②等深線を入れた、裸眼立体視・交差法

   図4、全体図(1300zx800pix)

Fig12a_tr201w1300_001on

 

 

   図5、西側の拡大図(1300x1477pix)

Fig12a_tr202w

 

 

   図6、東側の拡大図(1300x1477pix)

Fig12a_tr202e

 

 やっぱり、高解像度の3D海底地形図は見ていて楽しいですね!
  ※私は新しいものを作る楽しさと見ているだけで満足しています・・・
     ほかに使い道が無いから(^_^;)

 

R1メモ
 解像度が従来の500mから150mになると、データ数が(500/150)^2=11.1 倍になります。
今回は画像変換処理だけなので、PhotoshopCS6だけで作成していますが、
もし150mDEM水深データを得られても、i7-2670QMノートパソコンとExcel2010では処理で
きないだろうなー・・・

 

今回使わせて頂いたデータです。

出典:下記をもとにR1が作成。
海洋情報部研究報告 第54号 平成28年, March, 2017
10.千島海溝南西部周辺の3D海底地形 図12(a),(b)
泉紀明,西澤あずさ,堀内大嗣,木戸ゆかり,後藤秀昭,中田高
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/GIJUTSUKOKUSAI/KENKYU/report/rhr54/rhr54-TR10.pdf

 

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2017年4月 7日 (金)

ヒメイカの色素細胞 実体顕微鏡風

 水温が低い4月(2017/04/01 at5.9℃)には珍しいヒメイカがいたので写していると半透明
だった体色が真っ黒に変化。
黒く変化したヒメイカの写真を3D加工して仕上げてみると、半透明の外套膜の中に褐色の
色素細胞が広がって黒く見えている様子を見ることが出来ました。
3Dで立体視してみると、外套膜内で色素細胞が薄く広がって面積を増している状態が解り
ます。
実体顕微鏡は一度も見たことが無いけれどこんな風に見えるのかなー?と (^_^;)

 

 

図1、ヒメイカが興奮状態では無く、半透明に見える状態。

   ちょっとピンぼけですが、普段はこんな感じの半透明な体色です。
  足を縮めた状態で約1cmの大きさです。
  色素細胞は、小さな点で目立ちません。

  3D立体写真・交差法 (左クリックで 1000x562 に拡大)

P4010070_himeika

 

 

図2、ストロボを浴びて興奮(威嚇色?)し、体色が黒くなった状態。

   体色が濃い茶褐色に変化しています。
  半透明から褐色に変化する過程を3Dビデオに写せれば最高なんですが、
  (ダイバーはやっちゃーいけない)採取して固定する必要があるので無理です(涙
   撮影は、被写界深度が広く取れるようにXZ-2(コンデジ)の絞り最大のF8で行っています。

  ※立体視(裸眼立体視・交差法)で見ないと、何が何だか解からない??? 写真です

  3D立体写真・交差法 (左クリックで 800x600 に拡大)

P4010072_himeika

 

 

図3、図2の上部を拡大

   色素細胞が薄く広がって面積を増している状態が分かるでしょうか?

   ※頭部だけを見ると、「遮光器土偶」に見えませんか(^_^;)

  3D立体写真・交差法 (左クリックで 1200x675 に拡大)

P4010072_himeika_102usu

 

 

図4、図2の下部を拡大

   体の真ん中に赤く見える部分(内臓)はなんでしょう?
  イカの血液は青だから心臓でもないし???

  3D立体写真・交差法 (左クリックで 1200x675 に拡大)

P4010072_himeika_102usd

 

 

図5、 図3、4を1枚にしました。 拡大して上下にスクロールで見た方が見易かったです。

  3D立体写真・交差法 (左クリックで 1200x1312 に拡大)

P4010072_himeika_102us

 

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アザラシもいたよ! 2017/04/01 積丹・幌武意でダイビング

 ダイビング前にアザラシを見に行ってきました。
この時期、船でしか行けないあざらしを見ることが出来る海岸に行ってきました。
野生のアザラシは警戒心が強いので船が近づくと海中に入ってしまうので、あとは
アザラシが興味を持って近づいてくるのを祈るばかりです(^_^;)

 

 

アザラシ

 

 

 

 

ここからは、この日に水中で会えた生き物たちです。

ヒメキヌハダウニウシ 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P4010004_himekinuhadaumiusi

 

 

アツモリウオ 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

 このポイントに居付いて1か月以上です。

P4010020_atumoriuo

 

 

ミノウミウシ(1) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P4010033_minoumiusi

 

 

ミノウミウシ(2) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P4010036_minoumiusi

 

 

ミノウミウシ(3) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P4010038_minoumiusi

 

 

フタスジカジカ 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P4010044_hutasujikajika

 

 

ギスカジカ(1) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P4010047_gisukajika

 

 

ギスカジカ(2) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P4010051_gisukajika

 

 

ギスカジカ(3) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

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ホテイウオの稚魚 3Dビデオ・交差法

 

 

 

 

ホテイウオの稚魚 3Dビデオ・平行法

 

 

 

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2017年4月 6日 (木)

ホテイウオの稚魚 3Dマクロ立体写真No.3 2017/04/01 積丹・幌武意でダイビング

 新作の3DマクロアダプターⅡはミラーにクロム鏡を使用していますが、そのためか?
写した写真に独特の色味が出るようになりました。
RGBカラーで調べてみると、B(青)の反射率が低くて暗くなっており、ニュートラルWBだと
電球色のようになっています。
ホワイトバランス(WB)を見直した結果、3800K+4(OLYMPUS Viewer 2)でナチュラルな色味
が出るようになりました。
今回の写真のRAW現像は、3800K+4で行っています。

 ※クロム表面鏡は車のルームミラーを使用しています。
  クロムの膜厚や波長対反射率の管理されたクロム表面鏡では有りません。

 今日のダイビングポイントはホテイウオの稚魚がまだ沢山いて、1ダイビング40分、10x5m
の範囲でこんなに写すことが出来ました。
載せる写真を10枚ぐらいに絞り込もうと思ったのですができない! ので見るに堪えるもの
は全部載せることにしました。(ブログの残り容量がだんだんと減っていく~)

 ※25枚あるので読み込みまで少し待ってね!

 

 

ホテイウオの稚魚(1) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

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ホテイウオの稚魚(2) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

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ホテイウオの稚魚(3) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

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ホテイウオの稚魚(4) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

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ホテイウオの稚魚(5) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

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ホテイウオの稚魚(6) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

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ホテイウオの稚魚(7) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

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ホテイウオの稚魚(8) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

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ホテイウオの稚魚(9) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

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ホテイウオの稚魚(10) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

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ホテイウオの稚魚(11) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

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ホテイウオの稚魚(12) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

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ホテイウオの稚魚(13) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

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ホテイウオの稚魚(14) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

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ホテイウオの稚魚(15) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

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ホテイウオの稚魚(16) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

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ホテイウオの稚魚(17) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

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ホテイウオの稚魚(18) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

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ホテイウオの稚魚(19) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

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ホテイウオの稚魚(20) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

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ホテイウオの稚魚(21) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

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ホテイウオの稚魚(22) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

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ホテイウオの稚魚(23) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

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ホテイウオの稚魚(24) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

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ホテイウオの稚魚(25) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

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