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2017年1月

2017年1月30日 (月)

水中撮影機材 第2回 水中撮影機材の撮影目的による形態変化

 第2回は、水中撮影機材が撮影目的により変身ロボのように形態が変化する様子です。

 

図1、水中撮影機材のパッキング

   こんな形で、クーラーBOXを改造したキャリングケースに水中撮影機材一式が
  入れられています。
  機材を洗うときは、クーラーBOXに水を一杯に入れれば洗い桶に変身します。

P1301330_

 

 

図2、組立前の水中撮影機材

   キャリングケースから出すとこんな状態です。
  ライト関係は拡散レンズ、レンズホルダーがセットされた状態です。

P1301334_

 

 

図3、移動時の水中撮影機材(第1形態)

    水中撮影機材をすべて合体して組み立てるとこんな形になります。
   この形は、移動用に折りたたんだ状態です。
   毎ダイビングとも、このフルセットの状態で水中に持ち込んでいます。

P1301350_

 

 

図4、標準撮影形態(第2形態)

    レンズ系はXZ-2だけを使った撮影の形態です。
   照明は、ライト+内臓ストロボ で撮影します。

P1301357_

 

 

図5、3D標準撮影形態(第3形態)

   3Dアダプターをレンズポート前にセットして撮影。

P1301359_3d

 

 

図6、3Dマクロ撮影形態(第4形態)

    3Dマクロアダプターをレンズポート前にセットして撮影。
   第4、第6形態は、照明を至近距離の下部に照射するため、
   ライトとストロボ拡散BOXの反射集光板が下向きに変化します。

P1301367_3d

 

 

図7、マクロ撮影形態-1(第5形態)

    マクロレンズ(クローズアップレンズ)をレンズポート前にセットして撮影。
   マクロ中倍率時の撮影は、レンズ1段のみを使用します。

P1301362_1

 

 

図8、マクロ撮影形態-2(第6形態)

   高倍率マクロ撮影時(35mm換算2倍固定)はレンズ2段重ねになります。

P1301365_2

 

 

 次回からは、各機材の詳細を掲載していきます。

予定は

第3回、水中プロテクターとステー
第4回、内臓ストロボ拡散BOX
第5回、3Dアダプター
第6回、3Dマクロアダプター
第7回、マクロレンズ(クローズアップレンズ)
第8回、ライト関係
第9回、モニター拡大鏡
第10回、その他

 

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2017年1月27日 (金)

日本列島の降雪分布 2017-01-26

 2017年1月23日から24日にかけて、西日本の日本海側や北陸地方に降った大雪の
降雪分布を、ひまわり8号のカラー画像で見てみました。

 

 

図1、日本列島の降雪分布 2017/01/26 8:30-16:00  (左クリックで拡大)

   白く明るく見えている部分が降雪部です。 (※1、2、3)

_20170126_102

 

 

図2、日本列島の降雪分布(カラーチャート) 2017/01/26 8:30-16:00 (左クリックで拡大)

   雪の多い部分(明るい)を赤、少ない部分(暗い)部分を紫のカラーチャートで表示。

_20170126_103

 

   降雪分布図は降雪後で雲の少ない日の、2017/01/26 8:30-16:00 のひまわり8号
  日本列島カラー画像 2.5分間隔をもとに作成しています。
 
  ※1、降雪部は非降雪部より太陽光の反射率が高いので白く明るく見える。
  ※2、雲はフィルタリング(全画像で比較(暗))していますが、北日本は完全に
     除去できていません。
  ※3、降雪分布はR1調べで、気象庁などの公式データではありません。

 

画像の出典:
NICTサイエンスクラウド ひまわり8号リアルタイムWeb http://himawari8.nict.go.jp/
の画像をもとにR1が作成。

 

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2017年1月24日 (火)

水中撮影機材 第1回 水中撮影機材一式のパーツ紹介

 持病の○○痛がまた出たのでしばらくダイビングはお休みです・・・
ダイビングネタが無いので、今私R1が使っている「水中撮影機材(水中カメラ)」の紹介を
数回に分けて掲載していきます。

第1回は、水中撮影機材一式のパーツ紹介です。
並べている水中撮影機材で、そのまま使っているのはXZ-2カメラ本体のみで、後のパーツ
は改造又は自作したものを使っています。
移動時はこの機材一式がクーラーBOX(断熱材を抜いて広くしてあります)にすべて入り
ます。
ダイビング時には、撮影機材を組み立ててすべて結合した合体ロボ状態になります(^_^;)。

 

図1、水中撮影機材一式  (左クリックで拡大)

    水中写真を撮るためにこんな機材を使っています。

P1240080__003

 

この水中撮影機材一式でこんな撮影ができます。

 
1、スチル撮影

   2D(XZ-2標準)
   2Dマクロ(~最大2倍)
   3D(標準)
   3D(マクロ)
 
2、ビデオ撮影

   2D(XZ-2標準)
   2Dマクロ(~最大2倍)
   3D(標準)
   3D(マクロ)

 

 ダイビング時には全パーツを水中に持ち込んでいて、撮影の切り替えは各パーツを
水中で付け替えています。
どんな形で水中に持ち込んでいるかは、第2回目以降で見て下さい。

※今後の掲載予定は、各撮影機材毎にクローズアップして紹介していく予定です。

 

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2017年1月18日 (水)

ゴッコベイビー 2017/01/14 積丹・幌武意でダイビング

 今シーズン初の、ゴッコベイビー。
ホテイウオの赤ちゃんです。
もう体に模様がはっきりと出ているので生まれてからしばらくたった個体ばかりです。
生まれて間もないホテイウオの稚魚はまだ体の一部が透けて見えます。
先週は「トドに見られるダイビングツアー」だったのでこのポイントには潜ってないんです
けどもしかしたら初ゴッコベイビーを見られたのかもしれませんね!

 

 

ゴッコベイビー(1-1) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

 最初は3Dマクロで写したのですが、倍率が団子用なので小さすぎました(^_^;)
下のフクロノリがダンゴウオサイズなのです。

P1140062_hoteiuotigyo

 

 

ゴッコベイビー(1-2) (左クリックで拡大)

 マクロ2倍(35mm換算)の大きさです。(横幅で約17mmです)

P1140067_hoteiuotigyo

 

 

ゴッコベイビー(2) (左クリックで拡大)

 ゴッコベイビーの中には天使の輪を持っている子がいます。
この子は、ちょっと薄くて切れていますが天使の輪を持っています。

P1140113_hoteiuotigyo

 

 

ゴッコベイビー(3) (左クリックで拡大)

 ゴッコベイビーの写真撮影は、「目がグリーン」に輝いたら大成功なのです。

P1140116_hoteiuotigyo

 

 

ゴッコベイビー(4-1) (左クリックで拡大)

 いろんな模様と色のゴッコベイビーがいます。

P1140124_hoteiuotigyo

 

 

ゴッコベイビー(4-2) ビデオ

 生まれて少し経っているホテイウオの赤ちゃんです。
(生まれたては半透明の体ですが、数日たっていて模様ができています)
北海道ではホテイウオの事を「ゴッコ」と呼んでいます。
映像の横の撮影範囲は約14mmなので、赤ちゃんの大きさを想像してみてください。

 

 

 

 

ゴッコベイビー(5) (左クリックで拡大)

 2本目に5個体見ることが出来ました。
来週からは、ゴッコベイビー探し全開です(^_^;)

P1140131_hoteiuotigyo

 

 

ホテイウオの保護卵 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

 こちらは、まだホテイウオのオスが卵を守っている様子です。
写真ではわからないけれど、ムナビレを動かして絶えず新鮮な海水を卵にかけています。
それはすべての卵が孵るまで続けられてオスは・・・ 次世代に命を繋ぎます。

P1140081_hoteiuohogoran

スーパーに行くと、「ゴッコ、鍋用」として成魚のぶつ切りの身と卵がセットで売られています。

 

オニカジカの卵 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

 2週間ぶりの定点観察しているオニカジカの卵で、卵隗が増えています。
早い卵はもう発眼していますが、今日はオスカジカがいたのでマクロは無しです。

P1140076_onikajikahogoran

 

 

アツモリウオ 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

 去年からこの当たりで同じ個体のアツモリウオがちょくちょく見られます。
此処の主さんでしょうか(^_^;)

P1140015_atumoriuo

 

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2017年1月 8日 (日)

トドに見られに行く、ダイビングツアー 2017/01/07 積丹でダイビング

 今年の初潜りは、「トドに見られに行く」シークレットダイビング。
ポイントに着くまで目隠しされて(なんてことはない(^_^;))、積丹のあるポイントへ?

水底で待っていると、数十頭のトドがダイバーに興味を持って見に来てくれます。
見ているダイバーは完全に受け身で、「トドに見られている」状態(^_^;)

年一回は行ってみたい「トドに見られに行く」ダイビングツアーでした。

 

 

トドに見られに行く、ダイビングツアー

 

 

 

 

トドの生まれ故郷

 トドの中に、研究者が繁殖地を調査するために付けた焼印のあるトドがいました。

P1070030_todo_no

 

 

ロシア語で、И877 と読めます。
1文字目の記号がトドの生まれた場所を示す記号です。

   Б ブラット
   С スレドネバ
   Р ライコケ
   Л ロブシュキ
   У アンチフェローバ
   И イオニ
   Я ヤムスキー
   Г チェレニー
   М メドヌィ

今回見たトドは、И イオニ島 生まれです。

で、イオニ島はどこかというとここです。

Ionitou

 

積丹まで直線距離で約1,500Kmも離れています。
春には積丹から帰ってしまうトドは、イオニ島に戻るのかそれとも別の島か? ナゾー

 

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