ひまわり8号で見る、H-IIA・H-IIBロケットの打ち上げ
以前に、「種子島大型ロケット発射場(2006/3/8) 3D立体写真」を作ったのですが
もしかしたら、ひまわり8号の画像でロケットの発射を確認できないかと思い調べてみると
ひまわり8号が運用されてからロケットの発射が、H-IIA・H-IIBロケット各1回行われています。
ひまわり8号の画像を検索すると、2回ともロケット発射の痕跡が確認できます。
その画像を、「発射前~発射の痕跡~消える」でGIFアニメーションにしてみました。
①H-IIAロケット
30号機 2016/2/17 X線天文衛星「ひとみ」(ASTRO-H)
LIFT OFF 2016/02/17 17:45:00
発射が可視画像でギリギリ見ることのできる夕刻 17:45:00。
発射の噴煙と思われる白いものが、17:45:00,17:47:30,17:48:00の3枚で確認できます。
17:47:30画像で3本見える噴煙は、上からロケット本体、ブースターx2 と思われます。
※ひまわり8号の日本域の撮影間隔は2分30秒毎です。
②H-IIBロケット
5号機 2015/8/19 宇宙ステーション補給機「こうのとり」5号機(HTV5)
LIFT OFF 2015/08/19 20:50:49
発射時刻が日没後なので、ひまわり8号の赤外線バンド7(3.9㎛)、8(6.2㎛)で
噴射排気の高温部を、20:50:00の画像で確認できます。
ひまわり8号のバンド7,8は赤外画像で雲を表すために明暗が反転されています。
そのため明るく見える高温の噴射排気が黒に見えています。
赤外バンド(地球全域の画像)は撮影間隔が10分なので発射時刻が運よく重ならないと
見られません。今回はラッキー(^_^;)
画像の出典:NICTサイエンスクラウド ひまわり8号リアルタイムWeb
http://himawari8.nict.go.jp/ をもとにR1が作成。
| 固定リンク
「ひまわり8号」カテゴリの記事
- 流氷はここです 2021/01/12(2021.01.13)
- ひまわり8号で見る西之島の再噴火 2018/07/12~2018/07/17(2018.07.18)
- ひまわり8号で見る、新燃岳の爆発的噴火 2018/04/05 3:31(2018.04.05)
- 流氷はどこ? (2018/1/13 ~1/14)(2018.01.14)
- ひまわり8号の赤外線で見た西之島の再噴火 2017/04/18-2017/04/22(2017.04.23)
コメント