アイナメと保護卵 2016/10/22 積丹・美国でダイビング
今季、アイナメの卵を見た初日です。
先週(私が潜った10/15とガイドさんの10/16)も無かったので、産卵してから1週間以内の
卵隗ですがもう胚盤が出来ているので、月・火曜日あたりに産卵したと思われます。
卵隗もまだ1塊なので次回はもっと増えていると良いなー
美国のダイビングもあと1回(11月からは幌武意)、時化無いで潜れますように(^_^;)
アイナメと保護卵
アイナメ(アブラコ)は卵が孵化するまで、他の魚やヒトデ、
ウニなどに卵を食べられないように付っきりで守ります。
ちなみに卵を守っているのは、婚姻色で黄色くなったオスです。
保護卵中のアイナメ(1) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)
水深19mうす暗い環境で、XZ-2の内臓ストロボのみで写した写真です。
R1メモ
今回は、自作の内臓ストロボ用の拡散板(乳白色の板)を使わず、
新規製作の「プリズムを使った光量のロスレス拡散BPX」を使っています。
効果有りで、f値が低くなってIOS感度も若干下がっています。
※後日改めて、ロスレス拡散BOXの記事を書く予定です。
保護卵中のアイナメ(2) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)
XZ-2の内臓ストロボ+横から補助光でアシストしていただいた写真です。
卵塊に陰影が付き輝きがUPしています。
補助光を持っている方はこういう撮影方法も試してみては!
アイナメの卵(1) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)
卵膜の半透明が消えない様にナチュラルな感じで。
アイナメの卵(2) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)
卵が宝石のように見える感じでコントラストを高めにしてみました。
R1メモ
アイナメの卵(1)に、こんな感じでトーンカーブを調整しています。
アイナメの卵(3) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)
左横にもう胚盤が出来ています。
R1メモ
卵の中の卵黄は、横には胚盤、上部には油滴の集まり、下側には胚体原形質(?)
が出来ています。
(アイナメの卵の例がなかったので、いろんな魚卵から相当する部分を抜き出して
いるので間違いっているかもしれません)
11月中旬ぐらいからアイナメの赤ちゃんの心臓の鼓動を見ることが出来ます
映像は、去年の2015/11/20に撮影したものです。
アイナメの赤ちゃん、心臓の鼓動
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