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2016年5月

2016年5月31日 (火)

リュウグウハゼの孵化(ハッチアウト) 2016/05/29 積丹・美国でダイビング

 リュウグウハゼの卵の孵化に立ち会うことが出来ました。
ダイビングを初めて**年、魚の卵のハッチアウトの瞬間を見たのは初めてです。

リュウグウハゼのオス(?)がムナビレや体で卵を擦ってハッチアウトを促しています。
アイナメやホッケの卵のような自然孵化とは違い、刺激を受けて孵化しているようです。
このペースで孵化が続くと今日中にほとんどの卵が孵化してしまうのではないでしょうか?
来週は、もぬけの殻の卵の撮影になるかな(^_^;)

 

 

リュウグウハゼの孵化(ハッチアウト)

 

 

 

 ※孵化したリュウグウハゼの稚魚はとても小さいので、HDフルスクリーンで見ることをお勧めします。
  ブログ埋め込み動画はHDフルスクリーンに対応していないので、下記のYoutubeで見て下さい。
  youtube   https://youtu.be/x052vfMv6fQ 

 

 

リュウグウハゼの孵化(ハッチアウト) 中央部を3倍に拡大。

 

 

 

 ※孵化したリュウグウハゼの稚魚はとても小さいので、HDフルスクリーンで見ることをお勧めします。
  ブログ埋め込み動画はHDフルスクリーンに対応していないので、下記のYoutubeで見て下さい。
  youtube https://youtu.be/fJGW6Q-XMKw 

 

 

卵を守っているリュウグウハゼ(オス?) (左クリックで拡大)

P5290006_ryuuguuhaze_tamago

 

 

リュウグウハゼの卵 拡大(1) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

 もうハッチアウトが始まっていますが、写真には写りませんでした。

P5290023_24_ryuuguuhaze_tamago_503

 

 

リュウグウハゼの卵 拡大(2) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P5290023_24_ryuuguuhaze_tamago_603

 

 

リュウグウハゼの卵 拡大(3) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P5290023_24_ryuuguuhaze_tamago_703

 

 

リュウグウハゼの卵 拡大(4) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

  ピクセル等倍です。(XZ-2 内臓ストロボのみの望遠マクロ、画質が荒いのは・・・)

 リュウグウハゼの卵は球形ではなく、細長い流滴型で岩から糸で吊られたような形です。
 胚体(卵から出る前の稚魚)は頭を真下にして尾の少し手前まで体が真直ぐな状態で
 入っています。
 (アイナメやホッケの胚体は球形の卵の中に丸まって入っています)

P5290023_24_ryuuguuhaze_tamago_802

 

 

リュウグウハゼの卵の拡大範囲

P5290006_ryuuguuhaze_tamago_hani

 

 

撮影協力:ダイビングサービス ロビンソン 西村 浩司 氏

 西村さん、来年も期待してます(^_^;)

 

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2016年5月24日 (火)

コクチクサウオの稚魚? 2016/05/21(2) 積丹・美国でダイビング

 積丹で見ることのできるクサウオの種類は?
今日見たクサウオの稚魚は、「鼻管が2対」ありました。
ロビンソンの西村さんに魚類図鑑で調べて頂くと、「鼻管が2対」あるクサウオは
「コクチクサウオ」のみで「それ以外のクサウオは、鼻管が1対や上の鼻管が穴のみ」
であることが解りました。
但し図鑑の分類は成魚の解説であり、稚魚についての記述は有りません。
なので、「クサウオの稚魚に鼻管が2対あるのでコクチクサウオ」はR1の推測です(^_^;)

 ※下の写真の稚魚は全部同じ子です。

 

 

コクチクサウオの稚魚(1) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

  まだ体長約8mmの小さな稚魚です。

P5210046_kusauo_tigyo_1

 

 

コクチクサウオの稚魚(2) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

  (1)をトリミング。

P5210046_kusauo_tigyo_2

 

 

コクチクサウオの稚魚(3) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P5210052_kusauo_tigyo_1

 

 

コクチクサウオの稚魚(4) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

  (3)をトリミング。

P5210052_kusauo_tigyo_2

 

 

コクチクサウオの稚魚(5) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P5210062_kusauo_tigyo_001

 

 

コクチクサウオの稚魚(6) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

  (5)をトリミング。

P5210062_kusauo_tigyo_002

 

 

コクチクサウオの稚魚の鼻管(7) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

  (5)の鼻管部分を縮小無し(ピクセル等倍)の大きさです。
 上の鼻管は少し小さいですが凸状の管になっています。

P5210062_kusauo_tigyo_003

 

 

泳ぐコクチクサウオの稚魚 ビデオ

  ビデオを撮っていると偶然泳いでくれました。

 

 

 

ビデオのキャプチャー

P5210068__s2

 

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イルカウォッチングとダイビング 2016/05/21(1) 積丹・美国でダイビング

 今日もダイビング前にイルカウォッチングに行って来ました。

 

 

イルカウォッチング

  今日は小さな群れで一度に見られるのは2~3頭でした。

 

 

 

 

    ※ ダイビングサービスROBINSONさんでは、この時期凪ていると
      イルカウォッチングに行くことがあります。 イルカウォッチングは、
      その日のダイビングメニュー、天候で無い時もあるので要確認。
      (イルカウォッチングのみは行っていません)

 

 

スケルトンの稚魚 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

  名前は分かりません(^_^;)

P5210030_tigyo_sukeruton

 

 

オウゴンムラソイ  3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

  いつもの岩の割れ目に居ました。

P5210081_ougonmurasoi

 

 

オワンクラゲ  3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

  触手が何本あるか数えた人、いますか?

P5210085_owankurage

 

 

アツモリウオの幼魚  (左クリックで拡大)

P5210121_atumoriuo_tigyo

 

 

ハナヤギウミウシ 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

 今年初見です。

P5210125_hanayagiumiusi

 

 

フサギンポ 3Dビデオ・交差法

  フサギンポの全身を見ることが出来ます。
 お腹が大きいのはメスで卵を持っている? それとも食べ過ぎ(^_^;)

 

 

 

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2016年5月16日 (月)

リュウグウハゼの卵 2016/05/14(4) 積丹・美国でダイビング

リュウグウハゼの卵です。
ROBINSONの西村さんが見つけてくれました。
マクロ撮影が出来ない岩の隙間にあったので拡大撮影は出来ませんでした。

 

 

リュウグウハゼの卵(1) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

 卵は卵隗状の塊ではなく、岩の裏に卵通しが重ならないように広く産み付けられています。

P5140153_ryuuguuhaze_tamago

 

 

リュウグウハゼの卵(2) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

 卵は一個一個がサクランボのように岩から糸状の紐で吊るされた状態になっています。
卵はまだ発眼していないので最近産み付けられたものと思われます。

P5140157_ryuuguuhaze_tamago

 

 

リュウグウハゼの卵(3) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

 糸状の紐でつるされた卵部分を拡大したものです。
こんな不思議な形の卵、初めてみました。

※解像度が低いですが、3Dで見ると卵を吊っている糸がはっきり見えます。

P5140157_ryuuguuhaze_tamago_2

 

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クサウオの稚魚  2016/05/14(3) 積丹・美国でダイビング

 今日はウネリもなく、絶好のマクロ日和。
この時期のクサウオの稚魚は体長約8mmのスケルトン状態です。

 

 

クサウオの稚魚 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

 背中に見える黒い点々は、体表面ではなく背骨の上にあるのが解ります。

P5140202_kusauo

 

 

クサウオの稚魚

 ワレカラとミミズ?が悪さを・・・

 

 

 

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イルカウォッチング 2016/05/14(2) 積丹・美国でダイビング

 快晴、凪ということで、1本目のダイビング前にイルカウォッチングに行ってもらえることに
なりました。
イルカ、いましたー 

   ダイビングサービスROBINSONさんでは、この時期凪ていると
  イルカウォッチングに行くことがあります。
  イルカウォッチングは、その日のダイビングメニュー、天候で無い時もあるので要確認。
  (※イルカウォッチングのみは行っていません)

 

 

イルカウォッチング

  走る船の上から写したのでブレブレですが(^_^;)

 

 

 

 

イルカウォッチング

P5140135__002

 

R1メモ
 何時出るか分からないイルカと揺れる船、静止画で写すのは難しいです。
動画で写しておいて、キャプチャーした方が成功率が高いです。
動画で長時間撮影になるので、十分なメモリー容量とバッテリー(or予備)を用意して
おきましょう。
2本目バッテリー切れなんてことにならないように・・・

 

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天気良し、凪良し 2016/05/14(1) 積丹・美国でダイビング

 今年一番のダイビング日和です(^_^;)
今日も盛りだくさんの写真が取れました。

 

 

フサギンポ 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

 先週のフサギンポがまだ居ました。
どうやら、去年末に見たフサギンポらしい?

P5140144_husaginpo

 

 

アキギンポ 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

 こちらは10cmぐらいのアキギンポ。どっちが可愛い?

P5140148_akiginpo_1

 

 

アツモリウオとカジカの幼魚

  アツモリウオを写しているとカジカの幼魚が明かりに誘われて?やって来ました。

 

 

 

 

傘に穴が開いているキタミズクラゲ

 傘の天辺に大きな穴が! この欠けた部分は口や胃があるところ、良く生きていられるものです(^_^;)

 

 

 

 

傘に穴が開いているキタミズクラゲ 

P5140171__001

 

P5140171__002

 

 

コトヒメウミウシ (左クリックで拡大)

P5140173_kotohimeumiusi

 

 

ムツサンゴ 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P5140218_mutusango

 

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2016年5月 8日 (日)

フサギンポがキタミズクラゲをパックン! 2016/05/07(3) 積丹・美国でダイビング

 キタミズクラゲをビデオ撮影していたところ、フレーム下から何者かが急に表れてキタミズ
クラゲの縁をパックンと食べていきました。
え~~~っ、正体はフサギンポ!
岩場の水底から5mぐらい上にいたキタミズクラゲを食べに中層まで上がってきたのでした。
いっしょにいたROBINSONの西村さんも初めて見たそうでびっくり。
キタミズクラゲの欠けた歯型部分、再生するのかな?

 

 

フサギンポがキタミズクラゲをパックン!

 8秒付近からフサギンポが登場します。

 

 

 

 

フサギンポがキタミズクラゲをパックん!

P5070122__001

 

P5070122__002

 

P5070122__003

 

P5070122__004

 

フサギンポ

 キタミズクラゲを食べたあと、水底の岩場にいたフサギンポです。

 

 

 

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稚貝? 2016/05/07(2) 積丹・美国でダイビング

 初めて見るウミウシ?かなと思って写してみると、稚貝のようです。
触覚の付け根に黒い目があり、触覚の間には水管?が見えます。
背中のコバルト色の貝殻の大きさは前後で約2.5mmの大きさです。
貝殻は亀のように1枚に見えますが、図2を見ると殻右側が少し凹んでいて左右非対称です。
成長しながら巻貝に巻いていくのでしょうか
なんという貝でしょう???

 

 

稚貝?(1) (左クリックで拡大)

P5070047_tigai

 

 

稚貝?(2) (左クリックで拡大)

P5070049_tigai

 

 

稚貝?(3)

 見ているとモスラの幼虫を思い出しました、次はゴジラが出てくるのか(^_^;)

 

 

 

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アユカワウミコチョウ 2016/05/07(1) 積丹・美国でダイビング

 先週はアツモリウオの稚魚に夢中で、存在を忘れていたアユカワウミコチョウ。
この時期、砂地に這いつくばって何か写している人がいたらアユカワウミコチョウです(^_^;)

 

 

アユカワウミコチョウ(1) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P5070096_ayukawaumikotyou

 

 

アユカワウミコチョウ(2) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P5070099_ayukawaumikotyou

 

 

アユカワウミコチョウ(3) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P5070106_ayukawaumikotyou

 

 

アツモリウオの稚魚(1) 3D立体ビデオ・交差法

 先週は10匹以上見つけられたのですが、今週は2匹。ガヤに食べられちゃったかな?

P5070069_atumoriuo

 

 

アキギンポ 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P5070028_akibinpo

 

 

エビ 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

  お腹に卵が見えます。

P5070037_ebi

 

 

アリモウミウシとワレカラ

  アリモウミウシを写しているとワレカラが横切っていきました。

 

 

 

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2016年5月 7日 (土)

ランドサット8で見る西之島 2016/05/06

                                   (西之島シリーズ目次 No.101~)

 ランドサット8のTIRS熱赤外線バンド(B10,11)が回復したようです。

 

 

図1、西之島 パンシャープン画像 2016/05/06

  噴煙などは無いようです。
  北西方向の海域に変色域があります。

B8_pan_004

 

 

図2、西之島 熱赤外線画像(B10) 2016/05/06

  中央に高温部が見られます。(温度値は不明) 

B10_001

 

 

画像の出典:下記の画像をもとに作成しています。

Landsat-8 日本受信・即時公開サービス http://landsat8.geogrid.org/l8/index.php/ja/
”The source data was downloaded from AIST's Landsat-8 Data Immediate Release Site,
Japan(http://landsat8.geogrid.org/).  Landsat 8 data courtesy of the U.S. Geological Survey.

 

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2016年5月 5日 (木)

沖ノ鳥島 2016-05-04 T011950Z

 上空705Kmからランドサット8が撮影した、沖ノ鳥島です。

 

Okinotorisima_20160504

 

R1メモ
 Landsat8の、TIRS赤外線画像(BAND10,11)が復活しています。
次回の西之島画像では、B10,11による温度観測が出来そうです。
(夜間撮影画像の公開が無くなったのは残念ですが・・・)

 

画像の出典:下記の画像をもとに作成。
"The source data were downloaded from AIST's LandBrowser,
(http://landbrowser.geogrid.org/landbrowser/index.html).
Landsat8 data courtesy of the U.S. Geological Survey."

 

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さくら 2016/05/04

 庭のエゾヤマザクラ、今年も綺麗に咲いてくれました 

_20160504

 

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2016年5月 4日 (水)

3ヶ月ぶりの海だー 2016/05/01 積丹・美国でダイビング

 今日は3ヶ月ぶりのダイビングです。
風邪を引いてから咽の調子が悪く、ダイビングできるまでにやっと回復。
前回のダイビングは 2016/01/30 水温8.3℃でした。
が、今日の水温も8.5℃。 3ヶ月前と同じです(^_^;)

 久しぶりのダイビングで緊張の中、とんでもないトラブル発生!
タンクのバルブを開いてからBCを背負い、バルブ開きの再確認(圧力計を見ながら
レギュレーターを吸う)をしようとしたら、「背中でパン」という音???
高圧ホースの根元付近が破裂です。
船の上なので予備器材が無かったのですがスタッフの器材を貸していただいて、無事に
ダイビングすることが出来ました。
(1本目潜れなくなってしまったスタッフのSさん、ありがとうございました。)

 高圧ホース自体は寿命のあるものなので何時かは壊れるものですが、ダイビング前の
ボート上で破裂したのは運が良かった。
もし水中で破裂していたらと思うと、3ヶ月ぶりのリフレッシュダイビングでパニックになって
いたと思います。
レクリエーションダイビングのバディーシステム、改めて必要性を感じました(^_^;)

 水中では初め緊張していましたが、写真を撮り始めると夢中で緊張なんか忘れていました。
来週からはリハビリ兼ねて?ドンドン潜ります(^_^;)

 

 

アツモリウオの稚魚(1) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

 最初の被写体です。

P5010011_atumoriuo

 

 

アツモリウオの稚魚(2) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P5010017_atumoriuo

 

 

アツモリウオの稚魚(3) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P5010047_atumoriuo

 

 

アツモリウオの稚魚(4) 3D立体ビデオ・交差法

 ウネリに耐える、ホテイウオの稚魚と私(^_^;)

 

 

 

クサウオの稚魚 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P5010035_kusauo

 

 

ホソハスエラウミウシ 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P5010063_hosohasueraumiusi

 

 

スギノハウミウシ 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P5010067_suginohaumiusi

 

 

ガヤの群れ

 

 

 

ケムシカジカ

 お腹が大きい、これから産卵?

 

 

 

ホテイウオの稚魚 (左クリックで拡大)

 まだ居た(^_^;)

P5010081_hoteiuo

 

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2016年5月 3日 (火)

陰影法による擬似立体写真

 ひまわり8号の画像から地形の立体写真を作れないかと考えたのですが、
ひまわり8号は静止衛星なので撮影時間・季節によって画像間に視差が無いため
立体写真を得られません。
ひまわり7号とひまわり8号の画像を使えば、静止経度の違い
(7号=東経145度、8号=東経140.7度)
による視差が得られるので立体画像が得られます。

 

 

 図1は、気象庁のひまわり7号と8号の比較サンプル動画ですが、交差法立体写真として
見ると、火山の噴煙や地形が立体的に見えます。

図1、カムチャッカ半島の噴火 立体動画・交差法

 

 

 

 

 しかし、ひまわり7号の画像はひまわり8号のように任意の位置・時間の画像をPNG形式
で簡単にダウンロードできないので自作できません。
何とかひまわり8号の画像から立体写真を得られないかと、時間差による「陰影」を視差に
見立てて擬似立体写真を作ってみました。

 

 

図2、陰影法による擬似立体写真  3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

006

 

 同じ地形ですが、午前、又は午後の斜めから当たる陽光で、高所部の陰影が変化
(東西で逆)します。
変化する陰影を視差と見立てて、15:00の画像をRch、10:00の画像をLchにすると、
僅かですが立体感が得られました。
平野と山岳地(オレンジとブルー)はなんとなく高低差が解ります。
単独峰の山(阿蘇山、桜島、霧島山、雲仙岳など)は凸に見えます。
(立体感の調整に時間差を大きくしたかったのですが画像が暗くなるので出来なかった)
実寸の九州の立体感は、九州の南北距離約330Kmに対して中岳の最高地点1791mなの
で、ほとんど立体感が感じられない比率です。
(30cmの定規の上に最大1.6mmの凹凸を想像してみてくださ)
サンプルに九州を選んだのは、赤道に近い方が東西で出来る影のコントラストが
大きいため立体感が得やすいと思ったからです。
色はコントラスト優先で調整したので、ちょっと派手目です(^_^;)

 

 

(追記 2016/05/05)
実際の地形との比較用に500mメッシュ地形データから作成した九州の3D立体地形図
(交差法)を追加しました。

 1)図3は、水平:垂直比=1:1(図を90度回転して、断面図にした場合の比率で約1倍)
 2)図4は、水平:垂直比=1:10(図を90度回転して、断面図にした場合の比率で約10倍)

 

図3、九州 3D立体図・交差法(垂直倍率は断面図比率にて約1倍) (左クリックで拡大)

500m_x1

 

図4、九州 3D立体図・交差法(垂直倍率は断面図比率にて約10倍) (左クリックで拡大)

500m_x10

 

出典
図1、気象庁 ひまわり8号のサンプル画像より作成
http://www.jma-net.go.jp/sat/data/web89/himawari8_sample_data.html

図2、NICTサイエンスクラウド ひまわり8号リアルタイムWeb の画像をもとに作成。
http://himawari8.nict.go.jp/

図3,4、
陸域の標高データは、500mメッシュ地形分類データ(防災科学技術研究所・工学院大学)
を使用しています。
【国土庁:都道府県別土地分類図(地形分類図)を使用】
http://www.j-map.bosai.go.jp/j-map/500m_dl/

 

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