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2016年2月

2016年2月28日 (日)

ひまわり8号で見る今週の流氷 2016/02/22~2016/02/28

 気象衛星ひまわり8号で見たオホーツク海の流氷です。

 図1,2,4は、ひまわり8号の画像から雲を除去して流氷が見えるように加工しています。
   1)流氷の観測時間は、09:00から14:00までです。
   2)雲が多い画像は雲の除去効果が薄いため、流氷部がハッキリ見えない場合が
    あります。
   3)流氷の動きが速い場合は流氷が雲と分離できないため、流氷部が縮小して見える
    ことがあります。
   4)図の流氷の位置・量は、確度が不明なため参考図として見て下さい。
    ひまわり8号の画像から得た流氷は、流氷密度の1~6が不鮮明で見えない場合が
    あります。
    ※流氷の公式資料は、海上保安庁の海氷速報で確認してください。

 

 

図1、ひまわり8号で見る北海道沿岸の流氷 2016/02/22~2016/02/28

     今週は北海道まで流氷が南下して接岸しました。
     ・網走市の流氷接岸初日(2016年2月22日)
       ・紋別の流氷接岸初日 (2016年2月25日)

2016_02_2202_28__all

 

   今週の流氷ダイビングはウトロに流氷が接岸していて良かったようですね!
  流氷ダイビングポイントの状況は下記で見られます。
  ダイビングサービス ロビンソンの Facebook です。

 

 

図2、ひまわり8号で見た流氷と海上保安庁海氷速報の比較 2016/02/28

   ひまわり8号の画像では、密度1~6 は見えない部分があります。

_2016_02_28

 

 

図3、ひまわり8号で見る北海道沿岸の流氷 2016/02/22~2016/02/28 (動画)

   流氷は海面と同じ平面上に見える、動かない白い部分です。

 

 

 

 

図4、ひまわり8号で見るオホーツク海の流氷 2016/02/22~2016/02/28

2016_02_2202_28__all_2

 

 

図5、ひまわり8号で見るオホーツク海の流氷 2016/02/22~2016/02/28 (動画)

   流氷は海面と同じ平面上に見える、動かない白い部分です。

 

 

 

 

画像の出典

図1、図2-①、図3、図4、図5
NICTサイエンスクラウド ひまわり8号リアルタイムWeb http://himawari8.nict.go.jp/
画像をもとに作成。

図2-②
最新の海氷速報(第一管区海上保安本部海氷情報センター) 2016/02/28
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN1/drift_ice/ice_chart/ice_calendar.html

 

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2016年2月24日 (水)

日本列島の降雪分布図 2016年2月

 ひまわり8号の画像から、日本列島の「雪の降る地域」と「降らない地域」を識別して、
降雪分布図を得られないかと試してみました。
結果は、「それらしい画像」を得ることが出来ました。

   ※ 結果の検証は個人ではできないため今回の「日本列島の降雪分布図」は参考図と
       なります。

使用したデータ:
  降雪のデータ画像(※1)として、2016年2月8,10,11日 9:00~14:00 の画像を使用。

   1)雪(又は氷)と地面(非降雪部)の判別は、Webのカラー画像(RGB)から
     ・画像の明るい部分(反射率の高い部分)を雪(又は氷)としています。
     ・暗い部分は地面(非降雪部)としています。
   2)雲はフィルタリングで除去していますが少し残っています。
   3)カラーは、こんな風に見えるかな?と想像で調整しています。
   4)観測日は雲の少ない日を選んでいます。(雲の多い日は不可です)

 

 

図1、日本列島の降雪分布図  2016年2月

   図から判別できた降雪の南限は四国地方の日本海側、北限は北海道。
  ですが、さらに北側のオホーツク海には流氷も見えています (^_^;)

2016_02_08_10_11_005

 

 

図2、日本列島の降雪分布図 2016年2月 (カラースケール変換画像)

   雪の有無をカラースケール化してみました。
  雪(氷)の有る明るい所(反射率の高い部分)を赤、雪のない暗い部分を紫として
  カラー化しました。
   ※ 西之島とLandsat8の技、こんな所で役に立ちました(^_^;)

2016_02_08_10_11_006

 

 

 ひまわり8号の画像から得た、日本列島の積雪分布図を比較検証できる資料(※2)が
ありました。
ひまわり8号の画像からは雪の有無だけで深さまで判別できませんが、この資料では
積雪深まで出ています。
積雪が計測できる人里の「雪の分布」は、ほぼ同じように見えます。
 ※積雪深さは、ひまわり8号では解りません。
ひまわり8号の画像では、常時観測できない山岳地帯の降雪分布も見えているようです。

  ※ この資料が作成された2006年にひまわり8号があったら、もっと詳細な結果が
    得られていたはずです。
    技術の進歩は、個人がノートパソコンで積雪分布図を作れるなんて予想もして
    いませんよね!

 

図3、2006年2月6日9:00における日本列島の積雪深分布図(出典 ※2)

   2006年2月6日の「積雪深分布図」です。 

693

 

 

画像の出典:

※1、NICTサイエンスクラウド ひまわり8号リアルタイムWeb
http://himawari8.nict.go.jp/ の画像をもとに作成。

※2、平成 18 年豪雪における積雪深分布の特徴  伊豫部 勉,河島 克久,和泉 薫
http://dspace.lib.niigata-u.ac.jp/dspace/bitstream/10191/9286/1/69

 

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2016年2月23日 (火)

ひまわり8号で見た、夏と冬の北海道

 上空約35,786kmにある気象衛星ひまわり8号からは、北海道がこんな風に見えます。

夏と冬の比較が出来るように、夏~2015/08/25 、冬~2016/02/08 の雲の少ない日を
選んでいます。

   1)雲はフィルタリングで除去していますが少し残っています。
   2)カラーは、こんな風に見えるかな?と想像で濃いめに調整しています。
   3)北海道は緯度が高く、ひまわり8号からは斜めに見えるので上下に潰れています。

 

 

図1、夏~2015/08/25 (地名無) (左クリックで拡大)

   茶色く見える部分は平野や植生の少ない部分だと思います。
  山の緑はうすぼんやりとした色だったので少し濃いめに調整。
  その分、海の色がおかしくなりましたが・・・

2015_08_25_0031

 

 

図2、夏~2015/08/25 (地名入り) (左クリックで拡大)

2015_08_25_0032

 

 

図3、冬~2016/02/08 (地名無) (左クリックで拡大)

    北海道の雪の降雪分布図(らしきもの?)を見ることが出来るんですね。
   白く見える部分は雪又は氷です。(道北部は少し雲の部分が残っています)
   オホーツク海には流氷が見えています。 → 2016/02/08の流氷画像
   山岳部は夏の緑色がなくなっています。

2016_02_08_0021

 

 

図4、冬~2016/02/08 (地名入り) (左クリックで拡大)

2016_02_08_0022

 

R1メモ

 今回の画像は、「NICTサイエンスクラウド ひまわり8号リアルタイムWeb」で見ることの
できるカラー化された画像をキャプチャーしてPhotoshopで加工しています。
リモートセンシング専門の方は異なる観測波長の画像演算でより詳細に、植物・土地・
鉱物・雲・雪などの区別や温度計測が出来ます。
今回使用した可視光画像(RGB)では色により、植物の少ない土地や山岳部(茶色)と
植物帯(緑)、雪(白)と区別しました。

 

画像の出典

図1~4
NICTサイエンスクラウド ひまわり8号リアルタイムWeb http://himawari8.nict.go.jp/
画像をもとに作成。

 

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2016年2月21日 (日)

ひまわり8号で見る今週の流氷 2016/02/15~2016/02/21

 気象衛星ひまわり8号で見たオホーツク海の流氷です。

 図1,2,4は、ひまわり8号の画像から雲を除去して流氷が見えるように加工しています。
   1)流氷の観測時間は、09:00から14:00までです。
   2)雲が多い画像は雲の除去効果が薄いため、流氷部がハッキリ見えない場合が
    あります。
   3)流氷の動きが速い場合は流氷が雲と分離できないため、流氷部が縮小して見える
    ことがあります。
   4)図の流氷の位置・量は、確度が不明なため参考図として見て下さい。
    ひまわり8号の画像から得た流氷は、流氷密度の1~6が不鮮明で見えない場合が
    あります。
    ※流氷の公式資料は、海上保安庁の海氷速報で確認してください。

 

 

図1、ひまわり8号で見る北海道沿岸の流氷 2016/02/15~2016/02/21

01_n20160221_all

 

 

図2、ひまわり8号で見た流氷と海上保安庁海氷速報の比較 2016/02/19

   ひまわり8号の画像では、密度1~6 は見えない部分があります。

02_n20160221__19

 

 

図3、ひまわり8号で見る北海道沿岸の流氷 2016/02/15~2016/02/21 (動画)

   流氷は海面と同じ平面上に見える、動かない白い部分です。

 

 

 

 

図4、ひまわり8号で見るオホーツク海の流氷 2016/02/15~2016/02/21

04_w_20160221_all

 

 

図5、ひまわり8号で見るオホーツク海の流氷 2016/02/15~2016/02/21 (動画)

   流氷は海面と同じ平面上に見える、動かない白い部分です。

 

 

 

 

画像の出典

図1、図2-①、図3、図4、図5
NICTサイエンスクラウド ひまわり8号リアルタイムWeb http://himawari8.nict.go.jp/
画像をもとに作成。

図2-②
最新の海氷速報(第一管区海上保安本部海氷情報センター) 2016/02/19
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN1/drift_ice/ice_chart/ice_calendar.html

 

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2016年2月15日 (月)

ひまわり8号で見る今週の流氷 2016/02/08~2016/02/14

 気象衛星ひまわり8号で見たオホーツク海の流氷です。

 

図1,4は、ひまわり8号の画像から雲を除去して流氷が見えるように加工しています。

 1)流氷の観測時間は、09:00から14:00までです。
 2)雲が多い画像は雲の除去効果が低いため、流氷部が見えない場合があります。
 3)流氷が薄い部分や動きが速い部分は、薄かったり縮小して見えることがあります。
 4)図の流氷の位置・量は、確度が不明なため参考図として見て下さい。
  ひまわり8号の画像では、流氷密度の低い1~6が見えない場合があります。
  ※流氷の公式資料は、海上保安庁の海氷速報で確認してください。

 

 

図1、ひまわり8号で見る北海道沿岸の流氷 2016/02/08~2016/02/14

1_ryuuhyou

 

 

図2、ひまわり8号で見た流氷と海上保安庁海氷速報の比較 2016/02/08

   ひまわり8号の画像では、密度1~6 はほとんど見えていません。

2_ryuuhyou

 

 

図3、ひまわり8号で見る北海道沿岸の流氷 2016/02/08~2016/02/14 (動画)

   流氷は海面と同じ平面上に見える、動かない白い部分です。

 

 

 

 

図4、ひまわり8号で見るオホーツク海の流氷 2016/02/08~2016/02/14

4_ryuuhyou_2

 

 

図5、ひまわり8号で見たオホーツク海の流氷 2016/02/08~2016/02/14 (動画)

   流氷は海面と同じ平面上に見える、動かない白い部分です。

 

 

 

 

画像の出典

図1、図2-①、図3、図4、図5
NICTサイエンスクラウド ひまわり8号リアルタイムWeb http://himawari8.nict.go.jp/
画像をもとに作成。

図2-②
最新の海氷速報(第一管区海上保安本部海氷情報センター) 2016/02/08
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN1/drift_ice/ice_chart/ice_calendar.html

 

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2016年2月14日 (日)

西之島の記憶 スクロール3D写真・交差法 4K動画

                                   (西之島シリーズ目次 No.101~)

 西之島は、2015/11/17の海上保安庁の観測で最後の噴火が確認された後、
2015/11/25以降の観測では噴火が確認されていません。
このまま火山活動が停止した状態が続くと、西之島は波・風・雨等で浸食されて小さくなっ
て行きます。
国土地理院が2015/12/09に撮影した今回の組写真が噴火停止直後の最後の姿になるか
もしれません。

その姿を記憶に留めるために、西之島の姿を「スクロール3D写真・交差法 4K動画」
で残すことにしました。

 

   注: このブログの埋め込みビデオは仕様により、フル画面に拡大して見ることが
     出来ません。
     ビデオ画面の右下の「YouTubeで視聴する」をクリックしてYouTubeで見るとフル
     画面・4Kまで見ることが出来ます。
     但し、Windows7+IE11の組み合わせでは720pまでしか再生できません。
     Chromeだとwin7でも1080p,1440p,2160pで再生できました。

 

写真の撮影方向

Photo

 

 

ビデオ1、西之島 2015/12/09 ①北東から スクロール3D写真・交差法

 

 

 

 

ビデオ2、西之島 2015/12/09 ②南東から スクロール3D写真・交差法 

 

 

 

 

ビデオ3、西之島 2015/12/09 ③南から スクロール3D写真・交差法 

 

 

 

 

ビデオ4、西之島 2015/12/09 ④南西から スクロール3D写真・交差法 

 

 

 

 

R1メモ
 今回のビデオは、1080pで作った「西之島 2015/12/09 スクロール・3D立体ビデオ
のリメーク版で、4K動画用に新たに作り直しています。
前回はwin7+IE11の環境で4Kが再生できないことを知らなかったので4Kで作ったテスト
版の確認が出来ず、やむおえず1080pで作ったものでした。
(YouTubeの仕様変更でしょうか?いつの間にか1080pも再生できなくなっていました)
私のノートパソコンは、1366x768でフルに4Kの再生は出来ないのですが、4Kマークの
歯車?で再生できたのでとりあえず4K化は成功?
もし本当のフル4Kモニターで再生できなかったらゴメンナサイなのです(^_^;)

 

画像の出典:下記の写真をもとに作成。
国土地理院 地理院地図 http://maps.gsi.go.jp/
2015/12/09撮影 西之島斜め写真
5A1A8056.jpg 5A1A8057.jpg GSI_5746.jpg GSI_5747.jpg 
GSI_5759.jpg GSI_5760.jpg GSI_5782.jpg GSI_5783.jpg

 

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2016年2月12日 (金)

オホーツク海の流氷 発生と成長 2015/12/01~2016/01/31

 ひまわり8号で「オホーツク海の流氷の発生と成長」を見ることが出来ます。
アムール川からオホーツク海に流れ込む流水で海水の塩分濃度が薄まり凍ることに
よって発生した流氷が、サハリンの北東を越えて南下し、北海道東部沿岸まで流れて
いく様子を、2015/12/01から2016/01/31のひまわり8号の画像でまとめています。
(作成が2/12なので、2016年2,3月は順次作成予定です)

 

 

図1、流氷観測初日 2015/12/08

   密度の濃いひまわり8号で捉えることのできる流氷がサハリン北端を越えて東側で
  初めて観測できた日です。

  ※ 密度の薄い流氷(海上保安庁の海氷速報で流氷密度約1~6)はひまわり8号の
    カラー写真には写らないようです。

   3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

Ryuuhyou_2015_12_08

 

 

図2、サハリン東端まで南下した流氷 2015/12/22

  まだ陸に沿って幅の狭い流氷帯です。

   3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

Ryuuhyou_2015_12_22

 

 

図3、サハリン東端を越えて南下した流氷 2015/12/30 

   3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

Ryuuhyou_2015_12_30

 

 

図4、サハリン東部の流氷帯の幅が広くなってきました 2016/01/04 

   3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

Ryuuhyou_2016_01_04

 

 

図5、流氷の幅が広くなりサハリン南端付近まで南下 2016/01/13

   3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

Ryuuhyou_2016_01_13

 

 

図6、北海道沿岸まであと少し 2016/01/30

    ビデオで見ると、1日の中で流氷が動いているのが解かります。
   もう、赤枠で囲わなくても流氷の輪郭が解かるようになってきました。

   3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

Ryuuhyou_2016_01_30

 

 

図7、図6(2016/01/30)と同日の海氷速報との比較です。

Ryuuhyou_2016_01_30_hikaku

 

  参考 図7の①図(北海道沿岸の拡大図)は下記で見ることが出来ます。
   ひまわり8号で見る北海道沿岸の流氷 2016/01/25~2016/01/31
   ひまわり8号で見る北海道沿岸の流氷 2016/02/01~2016/02/07

 

 

図8、オホーツク海の流氷 発生と成長 2015/12/01~2016/01/31

   2015/12/01~2016/01/31の9:00~14:00の画像を動画にしています。
   雲に対して動かない白い部分が流氷です。

 

 

 

 

図9、オホーツク海の流氷 発生と成長 2015/12/01~2016/01/31 3D・交差法

   図8を3D・交差法で見られるようにしました。
  3D化することにより
   ①流氷は海面と同じ平面上に見える、動かない白い部分です。
   ②流氷(海面)に対して、西から東に流れる雲は浮き上がって、東から西に流れる
     雲は沈んで見え、流氷と分離できます。
   ③注視したい位置で一時停止して静止画の3Dとしてみると流氷が確認しやすい。

 

 

 

 

画像の出典

図1、2、3、4、5、6、図7-①、図8、図9
NICTサイエンスクラウド ひまわり8号リアルタイムWeb http://himawari8.nict.go.jp/
画像をもとに作成。

図7-②
最新の海氷速報(第一管区海上保安本部海氷情報センター)
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN1/drift_ice/ice_chart/ice_calendar.html

 

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2016年2月10日 (水)

保護卵中のホテイウオ 2016/01/30 積丹・幌武意でダイビング

 保護卵中のホテイウオ、動いているのは初めて見ました。

 

保護卵中のホテイウオ

 

 

 

 

ホテイウオの卵 (左クリックで拡大)

   岩の間の奥まった所にある卵を、XZ-2のズーム最大で写しました。
  これがXZ-2でクローズアップレンズを使わないで、カメラの入らない場所
  にある保護卵中の卵を大きく写すことのできる限界です。

P1300070_hoteiuo_tamago_hatugan

 

 

ホテイウオの稚魚(1) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

  見ずらいですが何とか3Dにしてみました(^_^;)

P1300012_hoteiuo_tigyo

 

 

ホテイウオの稚魚(2) (左クリックで拡大)

  稚魚の大きさが解るようにスケールと一緒に写してみました。小さいでしょ?

P1300058_hoteiuo_tigyo_ookisa

 

 

ホテイウオの稚魚(3) (左クリックで拡大)

  こんな所に栗が落ちている?

P1300035_kuri

 

 

オニカジカの保護卵 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P1300027_onikajika_hogoran

 

 

オニカジカの卵(1)  3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

  発眼しています。孵化するところを見たいなー

P1300024_onikajika_tamago

 

 

スギノハウミウシ  (左クリックで拡大)

  生きている盆栽です(^_^;)

P1300029_suginohaumiusi

 

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2016年2月 7日 (日)

ひまわり8号で見る今週の流氷 2016/02/01~2016/02/07

 気象衛星ひまわり8号で見たオホーツク海の流氷です。

図1,2は、ひまわり8号の画像から雲を除去して流氷が見えるように加工しています。

  1)流氷の観測時間は、09:00から14:00までです。
  2)雲が多い画像は雲の除去効果が薄いため、流氷部がハッキリ見えない場合が
   あります。
  3)流氷の動きが速い場合は流氷が雲と分離できないため、流氷部が縮小して見え
   ることがあります。
  4)図の流氷の位置・量は、確度が不明なため参考図として見て下さい。
   ひまわり8号の画像から得た流氷は、流氷密度の1~8が不鮮明で見えない場合が
   あります。
   ※流氷の公式資料は、海上保安庁の海氷速報で確認してください。

 

 

図1、ひまわり8号で見るオホーツク海の流氷 2016/02/01~2016/02/07

1_ryuuhyou_20160201_20160207

 

 

図2、ひまわり8号で見る北海道沿岸の流氷 2016/02/01~2016/02/07

2_ryuuhyou_20160201_20160207

 

 

図3、ひまわり8号で見た流氷と海上保安庁海氷速報の比較

    ひまわり8号でどのくらい流氷が見えているのかを、雲の少ない2016/02/05で
   比較してみました。
   流氷密度の低い密度1~8は、ほとんど海面と同じで判別できていません。

3_ryuuhyou_20160205_hikaku_2

 

 

図4、5は、ひまわり8号の画像から作成した3D立体ビデオ・交差法です。

3D立体ビデオにすることによって、

  ①流氷は海面と同じ平面上に見える、動かない白い部分です。
  ②雲は流れるので浮き上がって見え、流氷と分離できます。
  ③一時停止してみると、その時間の流氷が確認できます。

 

 

図4 、ひまわり8号で見るオホーツク海の流氷 2016/02/01~2016/02/07
    3D立体ビデオ・交差法

 

 

 

 

図5、 ひまわり8号で見る北海道沿岸の流氷 2016/02/01~2016/02/07 
    3D立体ビデオ・交差法

 

 

 

 

画像の出典

図1、図2、図3-①、図4、図5
NICTサイエンスクラウド ひまわり8号リアルタイムWeb http://himawari8.nict.go.jp/
画像をもとに作成。

図3-②
最新の海氷速報(第一管区海上保安本部海氷情報センター) 2016/02/05
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN1/drift_ice/ice_chart/ice_calendar.html

 

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2016年2月 4日 (木)

西之島 2016/02/03 T14:01Z だいち2号CIRC 赤外画像

                                   (西之島シリーズ目次 No.101~)

 だいち2号CIRCの赤外画像(8-12㎛)で見た夜の西之島です。
今回も、西之島の中央部の温度が周囲より少し高いようです。
 1、西之島の高温部の温度値は不明です(読み取れません)。
 2、グレー画像に西之島が判別できるように、温度カラーを割り付けています。

 

 

図1、西之島 2016/02/03 T14:01Z だいち2号CIRC 赤外画像 (左クリックで拡大)

Nisinosima_2016_02_03_circ_2

 

 

画像の出典:だいち2号CIRCの画像をもとに作成しています。
Courtesy of JAXA, CIRC Observation Data Search
http://circgs.tksc.jaxa.jp/data/index.html

 

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2016年2月 2日 (火)

ひまわり8号で見るオホーツク海の流氷 2016/01/25~2016/01/31

 気象衛星ひまわり8号で見たオホーツク海の流氷です。

 

 

図1、ひまわり8号で見るオホーツク海の流氷 2016/01/25~2016/01/31

   9:00から14:00の間の2.5分間隔の画像から雲を除去して流氷部分を抽出しています。
  雲量が多い画像は除去効果が弱いので雲が残り流氷がはっきり見えていません。
  雲の除去前の画像は、図3,4の3D立体ビデオで見ることが出来ます。

20160125_0131_002

 

  注意:図の流氷の位置・量は、確度が不明なため参考図として見て下さい。
     流氷の公式資料は、海上保安庁の海氷速報で確認してください。

 

 

*** 追加 2016/02/06 ***

 アムール川から始まる流氷の流れが解かるオホーツク海の広域図です。

図5、ひまわり8号で見るオホーツク海の流氷(広域) 2016/01/25~2016/01/31

2015_01_251_31_002

************************************************* 追加終わり ***********

 

 

図2、ひまわり8号で見た流氷と海上保安庁海氷速報の比較 (左クリックで拡大)

    ひまわり8号でどのくらい流氷が見えているのかを、雲の除去が上手くできた
   2016/01/30で比較してみました。

_001

 

 

ひまわり8号の画像から3D立体ビデオを作成しました。

3D立体ビデオにすることによって、
 ①流氷は海面と同じ平面上に見える
 ②流氷を隠している雲は立体視で浮き上がって見える
事を利用し、雲と流氷を上下に分離して区別することが出来ます。

 

図3、ひまわり8号で見るオホーツク海の流氷
     2016/01/25~2016/01/31 3D立体ビデオ・交差法

   交差法3Dなので拡大してみることが出来ます。

 

 

 

 

図4、ひまわり8号で見るオホーツク海の流氷
     2016/01/25~2016/01/31 3D立体ビデオ・平行法

   平行法3Dなので拡大しないで見て下さい。

 

 

 

 

画像の出典

図1、図2-①、図3、図4、図5
NICTサイエンスクラウド ひまわり8号リアルタイムWeb http://himawari8.nict.go.jp/ の画像をもとに作成。

図2-②
最新の海氷速報(第一管区海上保安本部海氷情報センター)
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN1/drift_ice/ice_chart/ice_calendar.html

 

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2016年2月 1日 (月)

ひまわり8号で見る流氷 2016/01/31

 いつも利用しているダイビングサービスのROBINSONさんは、2月から3月初めまで流氷
ダイビングでウトロに常駐してしまうため幌武意ダイビングツアーはその間お休みです。
いつもは札幌まで往復200Kmですが自力で幌武意まで行くとなると往復約400Kmで8時
間、体力を考えると何回自力で幌武意まで行けるかなー(^_^;)

 さて今年の流氷ダイビングですが例年より流氷の南下が遅れているようです。
流氷ダイビングに参加される方、三角ホールからの流氷ダイビングができるといいですネ!
流氷ダイビングに行かない私は、気象衛星ひまわり8号で流氷を見ていましょう(^_^;)

 

  *** R1メモ ***
   流氷ダイビング関係の資料です。

   ①流氷ダイビング Ice Diving Manual
    http://www.robinson.co.jp/ice/index.html

   ②ウトロ流氷ダイビングのポイント 夏の3D地形図
    http://r1rawd.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/d-be9d.html

   ③知床半島近海の海底地形図 (海底地形図3)
    http://r1rawd.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-6732.html

 

 

 ひまわり8号の画像から流氷の様子を見ることが出来ないか?とやってみたところ、
流氷?と思える画像が得られました。

図1、ひまわり8号で見る流氷 2016/01/31 09:00~14:00  (左クリックで拡大)

   流氷の先端は網走沖約40Kmまで来ています。ウトロまであと約70Kmです。

Driftice_20160131_0914_001

 

   注意: ひまわり8号の画像から雲を除去した流氷画像ですが、確度は不明なので
       参考図となります。

 

 

得られた流氷の画像はひまわり8号の解像度が約500mで大まかな分布しか判別できませ
んが、当日の海氷速報(第一管区海上保安本部海氷情報センター)と比較してみます。

 

図2、ひまわり8号で見た流氷の確度確認 (左クリックで拡大)

Driftice_20160131_0914_002a

 

 大まかな分布は似ているので、ひまわり8号から得た流氷画像は参考図として見るには
使えそうです。
又、海氷速報の雲で見えない部分は比較できないのですが、ひまわり8号では見ることが
出来ています。

今後、いろんな気象条件化で流氷の抽出を行うことの課題として挙げられるのは
①2016/01/31は薄いまばらな雲で覆われていたので、雲と流氷の分離が上手くできて
 いますが、どのくらいの雲量まで応用できるのか?
②流氷と雲の分離は、「動かない流氷」と「動く雲」で行っているので、強風などで流氷の
 動きが早い場合もうまく分離できるのか?

 

 

 一日の流氷の様子が解るように、ビデオ(図3,4)にしてみました。
ビデオは3D立体写真にしていますので、雲は浮き上がって流れていきます。
流氷は雲の下の海面と同じ平面上に見える動かない部分です。
流氷の動きが遅いので静止して見えますが、強風で流氷の動きが早い場合は流氷の
動きも見ることが可能です。

 

図3、ひまわり8号で見る流氷 2016/01/31 3D立体ビデオ・交差法

   交差法3Dなので拡大してみることが出来ます。

 

 

 

図4、ひまわり8号で見る流氷 2016/01/31 3D立体ビデオ・平行法

   平行法3Dなので拡大しないで見て下さい。

 

 

 

 流氷ダイビングポイントのウトロの、ランドサット8による2015年度・流氷のスライドショー
です。
こんな所で流氷の下に潜るんですよ(^_^;) 今年も流氷があるといいですね!

図5、ランドサット8で見る流氷 2015年度(2015/01/03~2015/04/02)

 

 

 

画像の出典

図1、図2-①、図3、図4
NICTサイエンスクラウド ひまわり8号リアルタイムWeb http://himawari8.nict.go.jp/
の画像をもとに作成。

図2-②
最新の海氷速報(第一管区海上保安本部海氷情報センター) 2016/01/31
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN1/drift_ice/ice_chart/ice_calendar.html

図5
"Image produced and distributed by AIST, Source of Landsat8 data:u.s. Geological Survey."
http://landbrowser.geogrid.org/landbrowser/index.html の画像をもとに作成。

 

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