« 西之島 2016/01/05 だいち2号のCIRCの熱赤外画像 | トップページ | 西之島 2016/01/07 T23:21:40 だいち2号CIRC »

2016年1月 7日 (木)

西之島 Landsat8と、だいち2号の熱赤外線画像の比較

                                   (西之島シリーズ目次 No.101~)

 前回の記事で、産総研の「だいち2号のCIRCの熱赤外画像」を使った画像比較を行いま
したが、噴火が停止している③2015/12/22,④2016/01/05の熱画像で西之島が高温表示
されていて疑問だったのですが原因が解りました。
各画像の現像レベルが同じではなく、③2015/12/22,④2016/01/05の画像は高感度現像
されていて、低温のレベルが強調されていました(※1)。

   ※1、低温の海表面は寒色の青ぐらいのはずが、暖色のオレンジになっていた。

今回は、JAXAサイトのオリジナルCIRC画像(グレー,16bit)を使用して、ランドサット8とCRIC
画像のレベルを揃えて現像しました(※2)。

     ※2、CIRC画像②③④は同じレベルで現像し、①Landsat8と同じカラー温度スケール
      に変換しています。

 ランドサット8とだいち2号の現像レベルを揃えて見ると、やはり噴火の停止している
③2015/12/22,④2016/01/05の西之島は低温でした(※3)。

    ※3、図中の温度値は現像レベルにより温度誤差が大きく変化するため、あくまで
      目安です。

図例の①~④はすべて日中に撮影された画像です。西之島は低温ですが陸地は海表面
より温度が高いので陸地輪郭が写っています。

 

図1、西之島 Landsat8 と、だいち2号の熱赤外線画像の比較 (左クリックで拡大)

     図②~④のCIRC画像は解像度200m、西之島の輪郭がなんとなくわかる
    レベルですね。(Landsat8は100m)

L820150824d_20150818d_20151222d_201

 

 Landsat8の熱赤外画像(B10,11)が不調のため熱画像の観測が途絶えていましたが
今回のデータ比較で、だいち2号・CIRCの熱赤外画像で分解能は落ちますがLandsat8と
同様な観測が出来そうです。
解像度はLandsat8の100mから200mにダウンするのでスポット的な熱源が判別できるか
まだ不明です。 CIRCは非冷却赤外検出器なので低感度でノイズが少し多いようです。

再びCIRCで熱赤外画像の観測が可能となった西之島、このまま終わってしまうのか

 

画像の出典:下記のデータをもとに作成しています。

Landsat8画像:"The source data were downloaded from AIST's LandBrowser,(http://landbrowser.geogrid.org/landbrowser/index.html).
Landsat8 data courtesy of the U.S. Geological Survey."

だいち2号CIRC画像:Courtesy of JAXA CIRC Observation Data Search
http://circgs.tksc.jaxa.jp/data/index.html

 

にほんブログ村 科学ブログ 地学・地球科

学へ

|

« 西之島 2016/01/05 だいち2号のCIRCの熱赤外画像 | トップページ | 西之島 2016/01/07 T23:21:40 だいち2号CIRC »

西之島」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 西之島 Landsat8と、だいち2号の熱赤外線画像の比較:

« 西之島 2016/01/05 だいち2号のCIRCの熱赤外画像 | トップページ | 西之島 2016/01/07 T23:21:40 だいち2号CIRC »