Landsat8で見る、瀬戸内海「 大阪湾~紀伊水道~播磨灘 」
ランドサット8で見た、瀬戸内海「 大阪湾~紀伊水道~播磨灘 」(図1)です。
潮流の流れが白っぽい濁り?で可視化されています。
白っぽく見えるのは海中のプランクトンや土砂で濁っている部分でしょうか?
図1、ランドサット8 2015/10/14 10:34:46 (左クリックで拡大)
この日の潮流を、図2で示します。
図2、瀬戸内海の潮流 2015/10/14 10:00、11:00
ランドサット8の撮影時間の前後1時間の潮流表です。
潮流の向き速さは狭い、友ケ島水道、鳴門海峡、明石海峡で複雑に絞られるためか
複雑な動きです。
なんとなく潮流の向きと濁りの流れが一致しているように見えます。
以前この場所の3D海底地形図(図4)を作ったことがあるので、海底地形図と潮流の
位置や方向の関係があるかもしれないと比較できるように、ランドサット8の画像と
3D海底地形図を並べてみました。
図3、ランドサット8で見る、瀬戸内海「 大阪湾~紀伊水道~播磨灘 」と3D海底地形図
潮流を(部分的に)表している白い濁りと、海底地形の関係?
有るような無いような? よく解らないですね。(^_^;)
図4、瀬戸内海「 大阪湾~紀伊水道~播磨灘 」の3D海底地形図(交差法)
瀬戸内海の3D海底地形の詳細を、「瀬戸内海の3D海底地形図(シリーズ11)」で
見ることが出来ます。
Landsat8画像の出典:下記の画像をもとに作成。
"The source data were downloaded from AIST's LandBrowser,(http://landbrowser.geogrid.org/landbrowser/index.html). Landsat8 data courtesy of the U.S. Geological Survey."
潮流推算データの出典:下記のデータを使用
海上保安庁 海洋情報部
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KANKYO/TIDE/curr_pred/Setonaikai.htm
水深データの出典:下記のデータをもとに3D海底地形図を作成。
日本海洋データセンター(JODC) 500mメッシュ水深データ
http://www.jodc.go.jp/jodcweb/index_j.html
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