西之島 2015/11/15 夜間 Landsat8
今回も、Landsat8のB10,11、のデータがありません。
調べてみると、TIRSセンサーが不調でした。
※巻末に、故障記事HPと、Google機械翻訳を載せています。
で、B10,11のデータが無いと、約100℃以下の地熱分布が解らなくなります。
B6,7では地表に露出した溶岩の高温部は見えますが、溶岩トンネルなどの低温で見える
溶岩流の流れや、観測前に流れた溶岩流を示す残熱などの観測が出来なくなります。
B10,11のデータ欠損が長引くなら、何か代替えに使えるデータが無いか?
ということで、B7データからB10データを擬似的に作れないか今回はテストしてみました。
「擬似BAND10」はB10で観測できる低温部の分布を再現できないかと作成したものです。
検証は2015/10/30夜間のデータで行いました。
作り方は、
①B7を高感度現像してB7に含まれている低温部を強調・抽出
②B7解像度30mをB10解像度100mに変換するためにぼかしフィルター処理
③目視で、これくらいかな?とレベル調整
※1、調整量は画像を見ながら加減しています、定量的な処理は未完です。
※2、擬似B10は、B7から推測して作成しています。正確なものではありません。
図1、2015/10/30夜間Landsat8の、B7から擬似B10変換のテスト (左クリックで拡大)
結果は、似ているような似ていないような・・・
擬似B10は、意味のあるデータなのか、否か?
サンプル数1なので、Landsat8の不調が長引くようなら過去のデータでサンプル数を
増やして、実用できるか確認する必要があります。
今回(2015/11/15夜間)の観測データです。
図2、西之島 2015/11/15 夜間の近赤外線画像 Landsat8 (左クリックで拡大)
注:1)西之島の昼間写真は、2015/11/12 Landsat8 のものです。
2)西之島輪郭線は、2015/10/11 Landsat8 を使用
3)各BANDの温度表示は目安です。
4)擬似B10は確度のない参考図です。
画像の出典:下記よりダウンロードした画像をもとに作成しています
"The source data were downloaded from AIST's LandBrowser,
(http://landbrowser.geogrid.org/landbrowser/index.html). Landsat8 data courtesy of the U.S. Geological Survey."
R1メモ:B10,11センサー不調の説明記事です。
NASA・HP http://landsat.gsfc.nasa.gov/?p=11327
「Google機械翻訳
日曜日2015年11月1日でのTIRの楽器を正確に(シーンセレクトミラーの位置を測定する計器の能力に関連する異常な状態を経験SSM)。 異常
が誤登録された約500メートル(18ピクセル)でになるのTIRバンドで、その結果、補助データでエンコーダカウントの上位ビットが破損して
いる可能性がしていました。 エンコーダは、月曜日11月2日、チームは現在、収集し、利用可能なデータとのTIR異常審査委員会(ARB)は今
後のオプションを評価するために、次の一日か二日以内に召集される評価されるの朝エロス駅通過時に電源がオフされました。
オペレーショナル・ランドイメージャ(OLI)は影響されない、とのTIRのイメージは、OLIのイメージと一緒に収集され続けます。 私たちは
より良い条件を特徴付けるする機会を持ってまで、最後の夜の異常に至るまで、私たちは仕様の範囲内のTIRのイメージを処理することができ
ません。 その結果、さらなる通知までのTIR処理システムが更新されるまで、データはランドサット8の画像生成物のゼロにされ、データが処
理され、公衆に利用可能にすることができます。 この時点で、エンコーダB側の電子機器上で収集のTIR画像データの生存度および精度は不明
です。」
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