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2015年6月

2015年6月28日 (日)

ランドサット8の「高温検知システム」とは

                                          (西之島シリーズ目次)

 

 Landsat-8 直接受信・即時公開サービス(産総研)で公開されている「高温検知システム」があります。

西之島 2015-06-21 「高温検知システム」の画像(図1)

Netukentisisutemu

 出典:Landsat-8 直接受信・即時公開サービス HPより
    http://landsat8.geogrid.org/l8/index.php/ja/

 画像の中で高温部分を赤で表していますが、「何度以上を高温?」としているのか解りません。
また観測しているどのBANDのどんなデータを使っているのかも不明です。
そこで上の例で各BANDの画像と高温表示部分を比較してみるとBAND6,7の明るい部分と一致します。
この明るい部分を重ね合わせて?高温部として表示しているようです。

   *** 追加 2015/07/03 ***
     「高温検知システム」についてコメントを頂きました。ありがとうございます。

    「産総研の「高温検知システム」はランドサットのB5とB7のDN値(明るさ)の違いを
    使って高温部を推定しています。
    これにより、植物からの赤外反射をある程度相殺しています。」
 
    バンド間の足し算までは考えていたのですが引き算もしていたんですね。
    次回に試してみます。
   ***************************

西之島 2015-06-21 BAND7 高温部分(明るい部分)の例 (図2)

Landsat8_band7_20150621

 出典:Landsat-8 直接受信・即時公開サービス HPよりBAND7をDL
  (画像のコントラストは32bit現像時の調色で変化します)

 

でも、BAND6,7の説明を調べてみると、多くのHPに記されている説明は

 ・BAND6 SWIR 2 1.57~1.65㎛ 中間赤外 観測対象:葉
 ・BAND7 SWIR 3 2.11~2.29㎛ 中間赤外 観測対象:鉱物/残物/無散乱

としかなく、温度を観測できるとの記述がどのHPにもありません。
リモートセンシング超初心者の私は、BAND10,11の熱赤外線画像が表面温度を表している
ものだと思っていたので意外でした。

 

今まで「BAND10,11以外で温度が観測できる」根拠が解らなかったのでBAND7等は使わな
いようにしていたのですが、BAND10,11以外でも温度が観測できることを解説しているHP
(※1:産総研 リモートセンシングRG  浦井 稔氏 HP)があり、内容は難しいのでよく理解で
きないものの、BAND6で約290~430℃、BAND7で約130~310℃の温度を観測できること
が解かりました。

下図は、ランドサット7,8の各BANDで観測することのできる地表温度範囲を示しています。
(Landsat-8のデータはR1が追加しました)

ランドサット衛星に搭載されているTMセンサによって観測可能な地表温度範囲(図3)

  ※下図は、ランドサット7のバンド4,5,7,6に相当するランドサット8のBAND5,6,7,10,11
      (赤字)を重ねて表示しています。

Landsat8_ondosokutei_001

図の出典(※1):産総研 リモートセンシングRG  浦井 稔氏 HP 「火山の表面温度」
https://staff.aist.go.jp/urai-minoru/volcano/Temp.htm 
「観測値と地表温度の関係」より引用し、ランドサット8のBAND5,6,7,10,11を重ねて表示。

   ※グラフは、大気透過率を0.92地表放射率を0.82とした場合の,
     各温度における分光放射輝度である(HPより)

図より、ランドサット8の各バンドで観測できる地表温度(R1調べによる参考値)。

  B5:約600-950℃
  B6:約290-430℃
  B7:約130-310℃
  B10:常温-約85℃
  B11:常温-約100℃

 ※地表温度はR1調べで、気象条件等により変化するので参考値とします。

これで、各バンドの画像に明るい輝点があった時はおおよその温度を知ることが出来る
ようになりました。
ここで画像から表面温度の絶対値も知りたいところですが、観測日の天候などに左右され
る難しい定数があるので専門家でないと無理なようです。
私は明るい所を見つけて、ここが火口だとか溶岩流だとかのレベルで楽しめれば良いと
思います。(^_^;)

 

 リモートセンシングの画像処理では、各BANDを重ね合わせて特定の条件を引き出して
判別するのが普通のようです。
例として火山監視には溶岩流の温度が約1000~1100℃の高温なので、BAND6,7,10を
重ね合わせて偽彩色した画像が使われているようです。

 例:Landsat-8が捉えた西之島付近の噴火(2013年12月~)(図4)
    国土地理院HPより引用
 http://www1.gsi.go.jp/geowww/EODAS/nishinoshima/nishinoshima_IR_analysis.html

Landsat_gousei_1214_w800

「地形判読図と赤外合成画像の重ね合わせ図
地形判読図:2014年12月10日 赤外合成画像:2014年12月14日
 赤外合成画像諸元
   R:バンド10(10.60-11.19μm)
   G:バンド7(2.11-2.29μm)
   B:バンド6(1.57-1.65μm)    ※ここまで引用」

あと、リモートセンシングでどんなことが解るんだろう?
奥がもっと深そうです(^_^;)

 

来週にはダイビングに行けそうです。早く海の記事が書きた~~~い

 

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2015年6月25日 (木)

西之島 地下密度と噴火口の移動位置の関係(1973-1974)

                                          (西之島シリーズ目次)

 

 「西之島の噴火口の位置が地下構造の高密度部分(重力異常部)に沿って形成されている」
という論文(※1)がありました。

その高密度部分と噴火口の位置関係を現在の西之島の写真の上に重ねてみました。
今後、噴火口の移動があっても9時から12時の間の方向には移動できないようです。
噴火口が、図の最後の移動位置 MAR,14,1974 (最北)の位置に移動してくれれば
西之島がもっと大きくなれる可能性は残されているようです(^_^;)

 

西之島 地下密度と噴火口の移動位置の関係(1973-1974)  (左クリックで拡大)

Nishinoshima_jyuuryokuijou

 「噴出点は湾の南部にある高異常域の東から南縁を点々と移動したことがわかる.
前項で述べたようにこの高異常域の地下には周囲よりも密度の大きい-またそれは周囲
よりも硬い物質と考えられる-物質が存在していることが推定されている.
したがって,地下深部より上がってきたマグマは,この高密度物質を避けるようにしながら,
その縁に沿って噴出し,西之島新島を形成したと解釈することが可能である.

Fig. 14. Loci of the wondering of the eruption center from May 31,1 973 to March 14,
1 974 super posed on the Bouguer anomaly map. Note that the loci are located at the
periphery of the high gravity anomaly area (※1、引用部)」

詳細は下記論文を一読ください。

 

出典
(※1)文、及びオーバーレイ部分の図14を引用:
西之島火山における重力異常 大川, 史郎; 横山, 泉 1977-03-29
北海道大学地球物理学研究報告 =
Geophysical bulletin of Hokkaido University, 36: 83-95
http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/14069/1/36_p83-95.pdf

西之島の写真:
海上保安庁HP 空中写真 20 May 2015 photoV_2015_%205_20.jpg を加工

 

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2015年6月24日 (水)

西之島 熱赤外線で見る3D地形 2015/06/21

                                          (西之島シリーズ目次)

 

 西之島を熱赤外線で見た、3D地形図です。

使用した画像は、ランドサット8 が 2015/06/21 に撮影した熱赤外線画像 BAND10,11。

 

 

西之島 Landsat-8 TIRS(表面温度)-3D 2015/06/21

      3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

Nisinosima_tirs3d_20150621_002

 

1)白く明るいほど表面温度が高い部分です(温度スケールは不明です)
2)西之島の輪郭はBAND8より抽出
3)中央噴火口の北北東に見える黒い部分は噴煙です。
4)画像の割り当て
  右画像:熱赤外線 BANB10(10.3-11.3 µm)分解能100m
  左画像:熱赤外線 BAND11(11.5-12.5 µm)分解能100m

 

R1メモ

「熱赤外線による3D地形図」について

 ランドサット8がBAND10とBAND11を同時に撮影していると視差は生じないはずですが、
視差と思われる画像のずれがあります。
「時間(位置)差による本当の視差」なのか「波長域の違いやデータ処理などで生じた見か
けの視差」なのかは不明※ですが、3D立体画像に加工するとDEMによる3D地形と大まかな
高低差が一致するようです。

 ※熱赤外線センサーの配列は10.8㎛と12㎛のラインセンサー?が2列x3台並んでいます。
  もしかすると2列のセンサー間のギャップ長が視差距離(角度)になっているのでしょうか?

今、西之島で温度が高い所は、噴火口、溶岩流、溶岩トンネル等で、地形的に周囲の温度
の低い所より盛り上がっているはずです。
そのため、表面温度の高低が地形の高低と相関していると思われます。
左右の画像は同じ波長領域では無いので温度対コントラスト比は同じではありませんが、
視差情報は有効だと思われるので熱赤外線画像による3D地形図として成り立つと考えて
います。

 

写真の出典
Landsat-8 日本受信・即時公開サービス http://landsat8.geogrid.org/l8/index.php/ja/
”The source data was downloaded from AIST's Landsat-8 Data Immediate Release Site,
Japan(http://landsat8.geogrid.org/).  Landsat 8 data courtesy of the U.S. Geological Survey.
2015/06/21の画像より作成。

 

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2015年6月21日 (日)

西之島 2015/06/21 ランドサット8

                                          (西之島シリーズ目次)

 

 西之島 快晴です

Landsat-8 が上空 705Km から見た西之島です。

 

西之島 2015/06/21   (左クリックで拡大)

Nisinosima_20150621_a

 

噴火口の北側から時計回りに南側に溶岩流が流れているのでしょうか?
噴火口の東側が少し盛り上がっているように見えます。(色の濃い部分)

 

   画像処理の練習中です (2015/06/23追加) 

       上の写真より見やすくなっているでしょうか?   (左クリックで拡大)

Nisinosima_20150621_b

    もう少しシャープにしたいのですが・・・  

                                                  

 

 

画像から求めた西之島の大きさ

 西之島の大きさ
    東西=約1954m、南北=約2079m、面積=約2.76㎢(下図の赤枠内の面積)

    ※ 大きさ、面積は、R1調べのため参考値です。

Nisinosima_20150621_menseki_003

 

海上保安庁発表「西之島の火山活動の状況(6月18 日観測)」
http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h27/k20150622/k150622-2.pdf
によると、
 東西=約2000m、南北=約2100m、面積=2.70㎢
輪郭図を見ると砂浜がランドサット8の写真より狭いようです。
海上保安庁の面積算出は、最高水面(満潮時)時の面積でしょうか?

 

写真の出典
Landsat-8 日本受信・即時公開サービス http://landsat8.geogrid.org/l8/index.php/ja/
”The source data was downloaded from AIST's Landsat-8 Data Immediate Release Site,
Japan(http://landsat8.geogrid.org/).  Landsat 8 data courtesy of the U.S. Geological Survey.
2015/06/21の画像より作成。

 

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2015年6月19日 (金)

西之島 表面温度で見る地形

                                          (西之島シリーズ目次)

 

 ブランクダイバーになってそろそろ1ヶ月、早く潜りに行きたい~
で、今は「landsat8で何が見えるか?」を楽しんでます(^_^;)

「Landsat-8 日本受信・即時公開サービス」のHP(※1)で西之島の画像や温度分布などが
公開されていますが、BAND別にダウンロードできる画像データの表面温度(熱近赤外線
BAND10,11)から、擬似的な地形判別が出来ることが分かりました(かもしれません)。

今、西之島で温度が高い所は、噴火口、溶岩流、溶岩トンネル等で、地形的に周囲の温度
の低い所より盛り上がっているはずです。
そのため、表面温度の高低が地形の高低と相関(※2)しているのではないかと考えています。

  (※2)温度分布なので2Dで見ると温度と絶対高度の相関は下がると思います。
     図3のように3Dで見たときの立体感は相関が高くなると思います。
     (BAND10とBAND11の輝度分布に大きな差がないことが前提になっています)

下の(図1)は、最新の空中写真と2015/06/17の熱近赤外線(BAND10)を並べています。

 

 

図1、空中写真(2015/05/20)と熱近赤外線画像(2015/06/17)  (左クリックで拡大)

01_nisinosima_band10_20150617

       注:右側の黄色の輪郭はおおよその位置を示したものです。

左図の起伏の高低と右図の濃淡が同じパターンに見えないでしょうか?
右図の濃淡が雲などによるノイズも考えられたので同じく夜間の2015/05/16とも(図2)で
比較しましたが、同じように見える部分があるのでノイズなどではなく温度~地形のパター
ンを表していると思われます。

 

図2、熱近赤外線(BAND10)画像 2015/05/16と2015/06/17の比較 (左クリックで拡大)

02_nisinosima_band1020150516_201506

 

 

又、BAND10とBAND11の画像に視差があるようです。
これを利用して、BAND11を左、BAND10を右にした裸眼立体視(交差法)に加工してみると
立体に見えました。
私が考えた通りに表面温度が地形の高低に相関しているなら、立体地形図として見ること
が出来ます。

 

図3 landsat8 2015/06/17(夜間) BAND10,11による3D擬似地形図

            3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

03_nisinosima_3d_band10_20150617

 

 

  追加 2015/06/20

  ダウンロードした画像は初めて扱う「グレースケール 32bit フローティング」でした。
 少し処理のコツがわかってきたので、上の図3を見やすくしてみました。

 図5 landsat8 2015/06/17(夜間) BAND10,11による3D擬似地形図

            3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

05_nisinosima_3d_band1011

  1,噴火口の右側から東に見える黒い線は噴煙の陰です。
  2,南側の高温部(溶岩の流出部)は登っている水蒸気で水面より高く見えています。
  3,輪郭は、2015/06/05 の物です。

                                                    

 

 

図4 landsat8 2015/05/16(夜間) BAND10,11による3D擬似地形図

            3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

04_nisinosima_3d_band10_20150617

 

 現在この仮説を確認する方法が無いので、国土地理院から最新の西之島のDEM地形
データが公開されるのをまって確認してみたいと思います。
今回は雲が無い状態の夜間撮影されたデータを使いました。
昼間に写された熱近赤外線画像(BAND10,11)は夜間のように地形を表すと思われるような
滑らかな濃淡が見られず高温の溶岩流部分しか見えていません。
昼間の画像からは地形を表しているような画像は得られませんでした。
やっぱり太陽で温まったりして温度差が小さくなるんでしょうか?
今回の手法は噴火が収まって地表の温度が下がると使えなくなるので今が旬です(^_^;)

 

 

(※1)写真の出典
Landsat-8 日本受信・即時公開サービス http://landsat8.geogrid.org/l8/index.php/ja/
”The source data was downloaded from AIST's Landsat-8 Data Immediate Release Site,
Japan(http://landsat8.geogrid.org/).  Landsat 8 data courtesy of the U.S. Geological Survey.

海上保安庁HP 西之島
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/GIJUTSUKOKUSAI/kaiikiDB/kaiyo18-2.htm
photoV_2015_%205_20.jpg をもとに加工

 

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2015年6月18日 (木)

夜の西之島 2015/06/17 Landsat-8

                                          (西之島シリーズ目次)

 

 ランドサット8の写真を公開しているHP(※1)で各BAND(波長)の写真をダウンロード
できることを昨日知りました(^_^;)
今まではHPの画面をキャプチャーして使っていたので、PanSharpened、NaturaiColor、
Band10Colorしか見ることが出来なかったのですが、今後は赤外画像なども見られるように
なりました。

一番新しい2015/06/17の画像は夜間なので、BAND1~9まではマックロクロスケ。
見ることが出来たのは熱赤外線画像のBAND10,11です。
(BAND10 10.60-11.19㎛ 、BAND11 11.50-12.51㎛ の熱赤外線領域です)
じっくり見ていると、なんとBAND10とBAND11の画像に視差が有ります!!!
(噴煙や雲の位置がずれています)
たぶんBAND11を写した後にBAND10を写すまでに時間が空いていて地球の自転で
ランドサットから見る角度が変わり視差が出来たのではと考えています。
(視差の角度を見るとBAND11を先に写しているようなのですが・・・)

視差があるなら、2枚並べて3D立体写真にしたくなります。
で、やってみるとなんとなく立体感がある(ような気がします(^_^;)
噴火口が飛び出して見えているでしょうか?

 

 

夜の西之島 2015/06/17 Landsat-8 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

Landsat8_3d_20150617

 

Landsat-8の軌道が斜めに地球をスキャンしているせいでしょうか? 
視差調整で画像を12度傾けています。
陸部分の凸凹がDEMから作った3D地形図と少し違うようです。
厳密には左右の画像はBAND10,11の組み合わせで同じ条件の写真ではないのと
西之島の上に雲があってそれが何となく3Dに見えているだけかもしれません。
国土地理院から新しいDEMデータが出たら比較してみることにしますネ!

 

 

2015/06/05 と 2015/06/17 Landsat-8 熱近赤外BAND10による比較

  南側の溶岩流の張り出し部分の高温域が大きくなっています。少し大きくなったかな?

Landsat8_2015060520150617_1

昼に撮影されたBAND10,11は太陽の照り返しなのか?全体が明るく見えています。
夜間の方が地熱を測るには良いようです。

 

2015/06/05の写真をPanSharpenedに入れ替えてみました。

Landsat8_2015060520150617_2

 

 

(※1)写真の出典
Landsat-8 日本受信・即時公開サービス http://landsat8.geogrid.org/l8/index.php/ja/
”The source data was downloaded from AIST's Landsat-8 Data Immediate Release Site,
Japan(http://landsat8.geogrid.org/).  Landsat 8 data courtesy of the U.S. Geological
Survey.

 

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2015年6月14日 (日)

西之島 2015/06/07 陸地輪郭の想像図

                                          (西之島シリーズ目次)

 

1、西之島 2015/06/07 陸地輪郭の想像図です。 (左クリックで拡大)

Nishinoshima_20150607_rinkaku_2

 

海上保安庁撮影(2015/06/07)の斜め空中写真を加工して
左図の西之島の輪郭(赤線)にフィッテイングさせています。

島内の地形は歪みが大きいので参考図となります。

出典:海上保安庁HP
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/GIJUTSUKOKUSAI/kaiikiDB/kaiyo18-2.htm
nishinoshima_coastlines15_%205_20.png、photo1_2015_6_7.jpg をもとに作成

 

 

2、西之島(2015/06/07)の陸地輪郭の想像図と周囲の海底地形図 (裸眼立体視・交差法)

Nisinosima_kousahou_903

 

  ※写真と海底地形図のスケールは正確ではありません。参考図として見て下さい。

 

 

3、西之島(2015/06/07)の陸地輪郭の想像図と周囲の海底地形図 (アニメーションGIF)

 

Nisinosima_kousahou_904

  ※写真と海底地形図のスケールは正確ではありません。参考図として見て下さい。

 

 

4、西之島 2015/06/07 噴火口

  3D・交差法

Nisinosima_hunkakou_20150607_c_2

 

 

  3D・平行法

Nisinosima_hunkakou_20150607_p

 

  出典:海上保安庁HP photo1_2015_6_7.jpg、photo2_2015_6_7.jpg をもとに加工

 

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2015年6月13日 (土)

与那国島海底遺跡 3D空中写真

 今週もダイビングはお休みです。
最近、西之島シリーズが続いたので今日は海ネタです(^_^;)

何時かは行くだろうか? 与那国の海底遺跡。
でも、ウエットスーツで潜ったことないから無理かなー・・・

未だに、遺跡なのか自然地形なのか? 結論は出ていないようです。

 

 

1、与那国島海底遺跡の空中写真 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

   岬の下に細長く海面から岩が出ている部分の海中部分が遺跡?です。

_101

 

 

2、与那国島海底遺跡の空中写真(拡大) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

   海底遺跡を拡大して遺跡ポイント立体図と比べてみます。
   あなたは、遺跡? 自然地形? どちらだと思いますか?

_100a

 

資料の出典
空中写真
 国土地理院 OKC9415-C3-11.jpg OKC9415-C3-12.jpg をもとに作成
 http://mapps.gsi.go.jp/maplibSearch.do
遺跡ポイント立体図
 日本青年社HP 悠久のロマン・海底遺跡 遺跡ポイント立体図 をもとに作成
 http://www.seinensya.org/ohter/iseki.htm

 

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2015年6月10日 (水)

西之島 1947年 (昭和22年)

                                          (西之島シリーズ目次)

 

 今週もダイビングに行けないようです。 早く海に潜りた~い (涙

 

 西之島の一番古い写真を探したら、1947年に米軍によって撮影された写真でした。
北東から南西方向に写された2列の写真で、ステレオペアにできたので3D立体写真
にしてみました。
もちろん、モモクロ モノクロ写真です。(^_^;)

 

1、西之島 1947年 (昭和22年)

  旧島の南端(スヌーピーの鼻)の形状はほとんど変わっていないようです。
  でも、溶岩流で埋まってしまったハートの穴はまだありませんね!

図1 西之島 1947年 (昭和22年) 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

Usam796__003_w1200

図1・写真の出典:国土地理院 HP http://mapps.gsi.go.jp/maplibSearch.do
UAS-M796-56,57,59,62,64,65 をもとに作成

 

   R1メモ
     モノクロ写真のコントラスト調整って難しいですね。
    カラー写真のように特定の部分(色)を強調するなどのごまかしがききません。

    海表面が光って見づらくてゴメンナサイなのですが、処理しませんでした。
    もしかしたら波の形を見て、その場所の水深や海底状態が推測できるのではと?

 

 

2、溶岩流で埋まってしまった現在(2015/03/25)の旧島部分の姿です。

図2 西之島 2015/03/25 旧西之島部分 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

V20150325_movie03_12131313_002

図2・写真の出典:海上保安庁撮影 V20150325_movie03.mp4 をもとに作成

 

 

3、西之島の成長(1947 → 2015)を比較してみました。

   1947年の島の大きさはスケール不明のためおおよその大きさです。
   ※気象庁HPによると、
     『島は長径(南西-北東)約650m、幅約200m、面積約77000㎡、標高25m』

   島の大きさ(面積)は、約35.6倍 になっていました。(R1調べで参考値)

   ※西之島2015/06/05の面積(R1調べで参考値) 2.74K㎡ ÷ 77000㎡ = 約35.6倍

図3 西之島の成長 1947 → 2015

Nisinisima_19472015_002gif

 

  R1メモ

   ・西之島 新島生成の様子(1973/9/14 ~1990/7/23)(GIF)
   ・西之島付近の噴火活動による地形の変化 2013/11/21~2014/10/16 (GIF)

   はこちらで見ることが出来ます。
   3D地形図で見る、西之島付近の噴火活動による地形の変化。

 

図3・写真の出典:
1947年~国土地理院HP http://mapps.gsi.go.jp/maplibSearch.do
 UAS-M796-62,64,65 をもとに作成
2015年~海上保安庁HP http://www1.kaiho.mlit.go.jp/GIJUTSUKOKUSAI/kaiikiDB/kaiyo18-2.htm
 photoV_2015_%205_20.jpg をもとに作成

 

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2015年6月 8日 (月)

西之島の海底地形 1992年と2015年3月の比較

                                          (西之島シリーズ目次)

 

 2015/2/20~3/1に測量された西之島の海底地形が、1992年の海底地形(海上保安庁)
から変化しているかどうか比較してみました。

1、2015/2/20~3/1に測量された西之島の海底地形図(※1)

_201503_w600_2

 

 

2、海底地形図(2015/03)(※1)に海上保安庁の海底地形図(1992)(※2)を重ねて比較した
     アニメーションGIF。

_201503_tr_gif

 

 『④周辺海域の地形調査
 本調査では、西之島6km圏外において、船舶に搭載されたマルチビーム音響測深による
 詳細な海底地形調査を実施しました(図1)。その結果、2008年の海上保安庁による測量
 地形から顕著な変化は見られず、6km圏の外までは溶岩流が届いていないことや海底
 噴出口が新たに形成されていないことを確認することができました。6km圏外から見た
 西之島までの海上には、火山性浮遊物は見当たらなかったことも、この調査結果を裏付
 けています。※3』

 

3月に海底地形が測量されてから3か月たった現在、溶岩流は6Km圏を超えているのか?
次回の調査が待たれます。

 

※1の出典、※3の引用:京都大学HP
「2013年11月噴火後初めてとなる海洋調査船による西之島火山の学術調査研究について」
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2014/documents/150327_2/01.pdf

※2の出典: 気象庁HPの西之島の海底地形図
「70.西之島 Nishinoshima - 気象庁」の図70-1 を加工して等深線の輪郭を抽出
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/souran/main/70_Nishinoshima.pdf

 

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2015年6月 5日 (金)

西之島 2015/06/05 Landsat-8 による画像

                                          (西之島シリーズ目次)

 

 ランドサット8 により、2015/06/05 に撮影された画像を基に作成しています。

 

 

1、陸地輪郭

L8_20150605__w600

注意: 1,陸地輪郭の西之島の大きさは画像からR1が求めた参考値で正確な大きさではありません。

 

2、高温検知画像

L8_20150605__w600_2

 

 

3、サーモグラフィー画像

L8_20150605__w600_3

 

 

4、下図は5秒ごとに下記の3枚の画像を繰り返すアニメーションGIFです。

     1、陸地輪郭 → 2、高温検知画像 → 3、サーモグラフィー画像

L8_20150605__w600gif

 

 

5、西之島の面積 2015/06/05  (R1調べで概略値となります)

  ランドサットの画像(2015/06/05)から、下図の赤枠内の面積を求めてみました。

  S = 2.74 K㎡

_20150605

 写真の不明確な陸地の輪郭から、東西・南北の大きさ、面積を求めていますので
精度はありません。あくまでも参考値としてみて下さい。

 

R1メモ

 西之島の大きさを測るのに最初は「ランドサット8のHPの写真にあるスケール」を使ったのですが
実際より大きすぎるようです?
そのため今回は、海保のイラストにランドサットの写真の大きさを合わせて、
イラスト図のスケールから概略の大きさを割り出しています。
不思議に思うのは、どの機関も島の大きさを面積でしか表記しないことです。
東西**Km,南北**Km、その後に**㎢の方が素人の私には解り易いのですが・・・
いびつな形の島でも面積率が計算出来て良いように思うのですがどうなんでしょう?

_1km

 

写真の出典:下記の ランドサット-8 サイトの写真をもとに作成しています。
Landsat-8 日本受信・即時公開サイト
http://landsat8.geogrid.org/l8/index.php/ja/

”The source data was downloaded from AIST's Landsat-8 Data Immediate Release Site,
Japan(http://landsat8.geogrid.org/).  Landsat 8 data courtesy of the U.S. Geological Survey.
"Image produced and distributed by AIST, Source of Landsat 8 data: U.S. Geological Survey."

注意: 1,陸地輪郭の西之島の大きさは画像からR1が求めた参考値で正確な大きさではありません。

 

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2015年6月 4日 (木)

西之島 2015/06/01 熱画像

                                          (西之島シリーズ目次)

 

 久しぶりにランドサット8のHPを見てみると「高温検知システム」が新しく公開されていて、
2015/06/01 09:06:39 に写された西之島の熱画像を見ることが出来ました。
早速、前のブログ記事の「西之島 2015/05/26 の陸地輪郭の想像図」に重ねてみます。

 

 南側に流れ出している溶岩部分が少し大きくなっているようです。

 

_2015_06_01_004gif_w600

  ※2秒ごとに、熱画像が陸地輪郭写真の上に重なるGIF画像です。

 

写真の出典:
図1:右写真~気象庁 週間火山概況(平成27 年5月22 日~5月28 日)
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/weekly_report/2015/2015w22/2015w22.pdf

図2:”The source data was downloaded from AIST's Landsat-8 Data Immediate Release Site,
Japan(http://landsat8.geogrid.org/).  Landsat 8 data courtesy of the U.S. Geological Survey.

 

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2015年6月 3日 (水)

西之島 2015/05/26 の陸地輪郭の想像図

                                          (西之島シリーズ目次)

 

西之島 2015/05/26 の陸地輪郭想像図です。 (左クリックで拡大) 

Nisinosima_rinkaku_20150520_26


 

※1、海上保安庁撮影(2015/05/20、26)の斜め空中写真を加工してイラストの5/20西之島の
輪郭(赤線)にフィッテイングさせています。
島内の地形は歪みが大きいので参考図となります。

※2、図、写真の出典:

左写真、右図のアニメ部~海上保安庁 西之島の火山活動の状況(5月20日観測)
http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h27/k20150522/k150522-1.pdf
右写真~気象庁 週間火山概況(平成27 年5月22 日~5月28 日)
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/weekly_report/2015/2015w22/2015w22.pdf

 

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2015年6月 2日 (火)

西之島 2015/05/20 の陸地輪郭の想像図

                                          (西之島シリーズ目次)

 

 今週もダイビングに行けなかったので、西之島シリーズ です

 

 

西之島 2015/05/20 の陸地輪郭想像図です。 (左クリックで拡大) 

Nisinosima_rinkaku_20150520

 

海上保安庁撮影(2015/05/20)の斜め空中写真を加工して左図の西之島の輪郭(赤線)に
フィッテイングさせています。
島内の地形は歪みが大きいので参考図となります。

 

図、写真の出典:海上保安庁 西之島の火山活動の状況(5月20日観測) 
http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h27/k20150522/k150522-1.pdf  
左図は図5、右図は図3を基に作成

 

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