夜の西之島 2015/06/17 Landsat-8
ランドサット8の写真を公開しているHP(※1)で各BAND(波長)の写真をダウンロード
できることを昨日知りました(^_^;)
今まではHPの画面をキャプチャーして使っていたので、PanSharpened、NaturaiColor、
Band10Colorしか見ることが出来なかったのですが、今後は赤外画像なども見られるように
なりました。
一番新しい2015/06/17の画像は夜間なので、BAND1~9まではマックロクロスケ。
見ることが出来たのは熱赤外線画像のBAND10,11です。
(BAND10 10.60-11.19㎛ 、BAND11 11.50-12.51㎛ の熱赤外線領域です)
じっくり見ていると、なんとBAND10とBAND11の画像に視差が有ります!!!
(噴煙や雲の位置がずれています)
たぶんBAND11を写した後にBAND10を写すまでに時間が空いていて地球の自転で
ランドサットから見る角度が変わり視差が出来たのではと考えています。
(視差の角度を見るとBAND11を先に写しているようなのですが・・・)
視差があるなら、2枚並べて3D立体写真にしたくなります。
で、やってみるとなんとなく立体感がある(ような気がします(^_^;)
噴火口が飛び出して見えているでしょうか?
夜の西之島 2015/06/17 Landsat-8 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)
Landsat-8の軌道が斜めに地球をスキャンしているせいでしょうか?
視差調整で画像を12度傾けています。
陸部分の凸凹がDEMから作った3D地形図と少し違うようです。
厳密には左右の画像はBAND10,11の組み合わせで同じ条件の写真ではないのと
西之島の上に雲があってそれが何となく3Dに見えているだけかもしれません。
国土地理院から新しいDEMデータが出たら比較してみることにしますネ!
2015/06/05 と 2015/06/17 Landsat-8 熱近赤外BAND10による比較
南側の溶岩流の張り出し部分の高温域が大きくなっています。少し大きくなったかな?
昼に撮影されたBAND10,11は太陽の照り返しなのか?全体が明るく見えています。
夜間の方が地熱を測るには良いようです。
2015/06/05の写真をPanSharpenedに入れ替えてみました。
(※1)写真の出典
Landsat-8 日本受信・即時公開サービス http://landsat8.geogrid.org/l8/index.php/ja/
”The source data was downloaded from AIST's Landsat-8 Data Immediate Release Site,
Japan(http://landsat8.geogrid.org/). Landsat 8 data courtesy of the U.S. Geological
Survey.
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