3D地形図で見る、西之島付近の噴火活動による地形の変化。
3D地形図で見る、西之島付近の噴火活動による地形の変化。
※ 最新(2014/12/04)の、3D地形図です。
※西之島 2014/12/25 の3D写真と、ビデオ(海上保安庁撮影)
噴火活動により陸地が広がっている西之島の地形変化をまとめてみました。
1、地形図は、3D・立体図(裸眼立体視の、交差法/平行法)で作成しています。
見易い方で見て下さい。(交差法は大画面で見ることが出来ます)
標高の見え方は数倍に誇張されています。標高値は、標高カラーを参照ください。
各図の①~⑤は同じ縮尺にしているので、大きさの比較が出来ます。
2、観測日 :
①2013/12/04、②2013/12/17、③2014/02/16、④2014/03/22、⑤2014/07/04
3、3D地形図作成に使用した標高データの出典:
国土地理院ホームページ http://www.gsi.go.jp/gyoumu/gyoumu41000.html
4、立体視の出来ない方は、右側の図を見てください (左側は視差用で歪んでいます)
1、交差法(大画面)による、西之島付近の噴火活動による地形の変化。
※ 下図は幅400ピクセルです。 左クリックで拡大すると、幅1200ピクセルになります。
(ブログの制約で1600ピクセル以上の画像はUP出来ないので2分割しました)
2、交差法(中画面)による、西之島付近の噴火活動による地形の変化。
※ 下図は幅400ピクセルです。 左クリックで拡大すると、幅790ピクセルになります。
3、平行法による、西之島付近の噴火活動による地形の変化。
※ 下図は幅400ピクセルです。 左クリックで拡大すると、幅500ピクセルになります。
4、3D地形図で見る、西之島付近(2014/07/04)の噴火活動による地形。
1、3D地形図は、5秒ごとに10°回転します。 見たい角度で停止してみてください。
2、標高の見え方は数倍に誇張されています。標高値は、標高カラーを参照ください。
3、3D地形図作成に使用した標高データ(2014/07/04)の出典:
国土地理院ホームページ http://www.gsi.go.jp/gyoumu/gyoumu41000.html
4、BGM:『フリー音楽素材 H/MIX GALLERY』 夢見る街
4-2、西之島付近の噴火活動による地形の変化 2013/11/21~2014/10/16
噴火活動により陸地が広がっている西之島の、2013/11/21~2014/10/16 に於ける
地形の変化。
西之島付近の噴火活動による地形の変化 2013/11/21~2014/10/16 (HD 1920*1080)
1、地形図の出典:
「海域火山データベース 海上保安庁海洋情報部、西之島地形図
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/GIJUTSUKOKUSAI/kaiikiDB/
2013nishinoshima/nishinoshima_map140917.pdf」
を基に作成しています。
2、BGM:『フリー音楽素材 H/MIX GALLERY』 千年の追憶
西之島付近の噴火活動による地形の変化 2013/11/21~2014/10/16 (GIF)
4-3、 西之島 新島生成の様子(1973/9/14 ~1990/7/23)
西之島の初期の地形変化のデータがありました。
西之島 新島生成の様子(1973 年9 月14 日~1990 年7 月23 日(小坂,1991))
火山活動(噴石丘の形成•溶岩流•噴火地点の移動等)による島の拡大と
海流や波による浸食が繰り返されました。
ビデオは、HD(1920x1080)で見ることが出来ます。
1、地形図の出典:
本図は、「気象庁HP http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/monthly_v-act_doc/tokyo/13m11/326_131122.pdf
の図8 西之島 新島生成の様子(1973 年9 月14 日~1990 年7 月23 日(小坂,1991※1))」を
基に作成しています。
※1、引用文献:小坂丈予 (1991) 日本近海における海底火山の噴火. 東海大学出版会, 279p.
2、BGM:『フリー音楽素材 H/MIX GALLERY』 Wind Veil
西之島 新島生成の様子(1973/9/14 ~1990/7/23)(GIF)
4-4、西ノ島 2013/10/01 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)
「国土地理院の空中写真 CKT201315-C1-3,5,7,9」 を基に作成。
5、西之島の面積変化
西之島の各期の面積変化を求めてみました。
※面積は、各期の陸域標高データのn数にメッシュの面積を掛けた値で参考値です。
①2013/12/04 41,989*2.5*2.5 = 262,431 (平方メートル)
②2013/12/17 50,654*2.5*2.5 = 316,588 (平方メートル)
③2014/02/16 118,721*2.5*2.5 = 742,006 (平方メートル)
④2014/03/22 141,920*2.5*2.5 = 887,000 (平方メートル)
⑤2014/07/04 1,175,692*1 *1 = 1,175,692 (平方メートル)
参考
⑤2014/07/04時点の西之島の体積を (全標高値の合計m)*1m*1m で求めると
23,293,293.28*1*1= 23,293,293.28 立方メートル= 0.023 立方キロメートル
※ ①~④は2.5mメッシュデータ、 ⑤は1mメッシュデータです。
⑤2014/07/04の標高データは1mメッシュのありがたい高分解能のデータですが、
Excel泣かせの、2,239,570行(X,Y,Z)の巨大なデータでした。
************** 3D地形図について ****************
1、作成した3D地形図は、私が趣味で作ったものです。
データの解釈間違いや計算ミスなどで、地形図のデータが正しいものとは限りません。
そのことを理解した上でご覧ください。
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