「ブルーライト」ってなんだ? 2014/09/27
今日はロビンソンの西村さんが変なライトを持ってきました。
初めてみた「ブルーライト(FIX NEO 1200 DX BLUE フィッシュアイ)」ってなんだ?
この青い光のライトは何の効果があって、何に使うの?
水中で照らすとどんなふうに見えるのか? こんな風です
太陽光が少しバックグラウンドにありますが、ブルーライトで照らしたところは
青一色!!!
試しにブルーライトの有り無しでイソギンポを写したのがこれです。
イソギンポ 通常撮影(ターゲットライト+ストロボ WB 4700K)
イソギンポ ブルーライト照射+(ターゲットライト+ストロボ WB 4700K)
これ、ストロボを使わなかったら青一色の「白黒」写真です。
こういう雰囲気の写真も有り?
ブルーライトは、青っぽい照明の幻想的な写真を撮るために使うのだろうか???
なんて思っていましたが後で調べてみると、違う目的があることが分かりました。
ブルーライトは、「フロー(Fluo)ダイビング」に使うものでした。(Fluo~Fluorescence:蛍光発光)
で、「フロー(Fluo)ダイビング」ってなあに? と言うことで、自分なりにまとめてみました。
「フロー(Fluo)ダイビング」ってなあに?
「蛍光タンパク質」を持っている生物をブルーライト(青色の単色光)で照らすと蛍光発光します。
水中の蛍光発光する生物をこの方法で観察するダイビングが、「フロー(Fluo)ダイビング」です。
観察には、①光源であるブルーライトと、②蛍光発光を(青色から分離して)見るフィルター
がセットで必要です。
蛍光発光: 「蛍光タンパク質」に青色光(例,450nm)を照射すると照射光より長い波長
(例,520nmの緑色)の光が放射されます。
それをフィルター(例,500nm以上のLPF)で青色光をカットすると蛍光発光だけを観察する
ことが出来ます。
実際にブルーライトを使って写した写真はフィッシュアイのHPで見ることが出来ます。
ファンタスティック! フローダイビングのすすめ
http://www.fisheye-jp.com/_src/sc3781/fluo_diving.pdf
「小保方さんがSTAP細胞に挿入されたGFPが緑に光るのを確認?」するのに使った
蛍光顕微鏡も同じ原理です。
で、ダイビングに戻るけれど、積丹に蛍光発光する生き物、居るのかなー???
西村さん、今度はフィルターを用意してくださいね(^_^;)
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