3D水中マクロ写真 2014/06/15 積丹・美国でダイビング
この間プリズム式3Dシステムのテストを行いましたが、画質的にNGの結果がでました。
残るのはミラー式3D方式しかないが、今使っているペンタックス式ではステレオベースが
広すぎてマクロ撮影には向かない。
どうしたもんかなー と考えていたら、いいアイデアが浮かびました。
潜望鏡式ミラータイプの3Dシステムです。
これはミラーを2枚使用した潜望鏡を2台並べた構造で、視差を得るために入光側を少し
内側に向けます。
そして出光側にマクロレンズを置いた構成で、ステレオベースを30mmぐらいに出来ました。
早速、「水中マクロ撮影用ミラー式3Dシステム」のプロトタイプを作り、いつものバケツを
使ったテスト撮影。
思ってたよりいい結果です。
そして今日のダイビングで、いきなり実践テストです。
今回の写真は全部「水中マクロ撮影用ミラー式3Dシステム」プロトタイプで撮影したものです。
カジカの幼魚 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)
記念すべき第一号のモデルさんです。
プロトタイプなので、クローズアップレンズにダイソー虫眼鏡(f=150mm)を使っています。
色収差が大きいのでシャープさはありませんが、色消しレンズを使えは解決出来そうです。
なんでしょう? 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)
卵? ホヤ? 何だかわかりませんが網目構造なのが分かります。
生えている?のは砂地でうねりでゆらゆら。2枚撮りでは写せなかった被写体です。
ムスジガジの幼魚 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)
動く被写体でも写せるようになりましたがピント合わせがシビアになりました。
(1枚の写真の影に何枚のピンぼけ写真が・・・)
カニ 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)
海藻や藻でカムフラージュしたカニさんです。
ヤドカリ 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)
ヒメイカ 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)
ちょっとピンぼけですが、3Dで写せた!!
カレイの幼魚 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)
見事な保護色です。試しに片目で見て見て下さい。
言われなければ、ただの砂地を写した写真です(^_^;)
ギスカジカの幼魚 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)
アユカワウミコチョウ 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)
この子は動きが速いので今までは3Dで写せなかった。
が、3mmぐらいの大きさなので倍率が足りません(涙)
アツモリウオの幼魚 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)
3Dマクロで写すことが出来て一番うれしい被写体です。
アツモリウオの幼魚 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)
反対側から (^_^;)
ムツサンゴ 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)
3D立体写真の出番、ともいえる被写体です。
ヤドカリ 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)
エイリアンがいた~
| 固定リンク
「美国-夏 6~8月」カテゴリの記事
- 海の中はこんな感じです 2018/07/21 積丹・美国でダイビング(2018.07.27)
- 白いバラ 2018/07/07 積丹・美国でダイビング(2018.07.11)
- ウミウシ探し 2018/06/30 積丹・美国でダイビング(2018.07.06)
- リュウグウハゼの卵 2018/06/23(2) 積丹・美国でダイビング(2018.06.29)
- ミズダコ 2018/06/23(1) 積丹・美国でダイビング(2018.06.29)
「マクロ撮影」カテゴリの記事
- アユカワウミコチョウ 2017/05/20(2) 積丹・美国でダイビング(2017.05.22)
- ヒメイカの色素細胞 実体顕微鏡風(2017.04.07)
- ホテイウオの稚魚 3Dマクロ立体写真No.3 2017/04/01 積丹・幌武意でダイビング(2017.04.06)
- ムシャギンポの幼魚 2017/03/25 積丹・幌武意でダイビング(2017.03.27)
- 白いアツモリウオ 2017/03/25 積丹・幌武意でダイビング(2017.03.27)
コメント