ウミクワガタ 2013/12/23(2/2) 函館・臼尻でダイビング
グラントスカルピンの佐藤長明さんから、「臼尻でもウミクワガタを見ることが出来る」と
いうことでリクエストしたら、雄・雌とも見せて頂きました。
「メスのお腹の中に卵が見えるかもしれない」とのことでしたが、なんと卵ではなく孵化した
幼生が入っていました。
ウミクワガタ オス・メス (左クリックで拡大)(fig1)
上の「クワガタのような顎」を持っているのがオスです。
下のメスは体のほとんどがお腹で、透けてその中に孵化したオレンジ色の幼生が見えています。
赤い点は、幼生の目です。
ウミクワガタは、メスのお腹の中で卵から幼生に孵化して出産する、「卵胎生?」です。
(※「ウィキペディア」には、抱卵嚢と記述があるので、卵の入る部分はお腹ではなく、
抱卵嚢(孵化用の別の袋)だとすると卵胎生ではないことになる。ややこしや)
幼生はどこから出てくるか? 答えは、下の写真(fig2)で分かります。
メスは卵を持つともう餌を食べず、幼生が孵化してお腹から出て空になると死んでしまう
そうです。
オスもこの形の成体になるとエサを取らないそうで、寿命は(水槽飼育で)約4カ月だそうです。
ウミクワガタ メスの出産? (左クリックで拡大)(fig2)
お腹にピントが合っています。
孵化したオレンジ色の幼生の赤い目が見えるでしょうか?
お尻から幼生の頭が出ています。 もう出産?が始まっているようです。
ウミクワガタ メス (左クリックで拡大)(fig3)
頭部にピントが合っています。
ウミクワガタ メス (左クリックで拡大)(fig4)
おしり側からの写真です。
ここからは、ウミクワガタのオスの写真です。
体の形がよく分かるように、角度や大きさを変えた写真です。
ウミクワガタ オス (左クリックで拡大)(fig5)
ウミクワガタ オス 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)(fig6)
ウミクワガタ オス 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)(fig7)
ウミクワガタ オス 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)(fig8)
ウミクワガタ オス 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)(fig9)
ウミクワガタ オス 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)(fig10)
ウミクワガタ オス 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)(fig11)
ウミクワガタ オス (左クリックで拡大)(fig12)
ウミクワガタ オス 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)(fig13)
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