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2013年5月

2013年5月27日 (月)

のんびりと海の中にいるのも良いもんだ 2013/05/25 積丹・美国でダイビング

 今日は、のんびりと海の中を散策。
天気は曇りだが、海の中は浅場なので結構明るい。
昼寝でも出来そう  (一度やってみたが無理でした

 

ウミウシの卵   (左クリックで拡大)

     親ウミウシの名前は解かりません。

P5250045_umiusi_tamago

 

 

海牛  (左クリックで拡大)

     ヒメキヌハダウミウシです。

P5250060_umiusi

 

 

チシオウミウシ  3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P5250083_tisioumiusi

 

 

ハナヤギウミウシ  (左クリックで拡大)

P5250146_hanayagiumiusi

 

 

アツモリウオの稚魚  3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P5250089_atumoriuo_tigyo

 

 

ウリクラゲ  (左クリックで拡大)

    光が当たると、七色に光ります。

P5250046_urikurage_kusiban

 

 

七色に光る、ウリクラゲ  (ビデオ)

      ウリクラゲに光りが当たると、櫛板(側面にある毛のようなもので上から下に
     順送りで動いています)に当たった光がプリズムのように七色に分光して、綺麗
     に光るクラゲです。

 

 

 

パトロール中の、アイナメ君

      縄張りをパトロール中のアイナメ君でしょうか?
     結構、広範囲を泳いでいます。

 

 

 

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2013年5月23日 (木)

アツモリウオの稚魚の3D、他 2013/05/19 (2/2) 積丹・美国でダイビング

 透明度が少しずつ良くなって来ています。 今日は、4~5mぐらい(at -20m)

 今日のアツモリウオの稚魚は、マクロ(クローズアップレンズ)撮影をやめて、XZ-2の
中望遠マクロ機能(ズームx4=114mm、WD≒26cm~)+3D撮影の、1本勝負です。
約15mmの小さいアツモリウオの稚魚ですが、中望遠マクロは結構使い物になります。
ただ、WDが短いので3Dの視差角度が大きくなるため、少し不自然さが残りますが、
やっぱり3Dの良さが上回りますね!

 

アツモリウオの稚魚 ①  3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P5190064_atumoriuo_tigyo_l

 

 

アツモリウオの稚魚 ② 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

     ①の拡大です

P5190064_atumoriuo_tigyo_s

 

 

アツモリウオの稚魚 ③ 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P5190065_atumoriuo_tigyo_l

 

 

アツモリウオの稚魚 ④  3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

    ③の拡大です

P5190065_atumoriuo_tigyo_s

 

 

 アツモリウオの稚魚を見られるのは、例年だと5月末ぐらいまでです。
次回も見られたらいいなー

今日は、ホテイウオの稚魚が見つかりませんでした。 今シーズンは終わりのようです。
次に会えるのは、来年の1月末。 待ってるよ~ 

 

                  

 

 同じ条件(中望遠マクロ+3D)で、ほかの物も写してみました。

 

オニカジカの幼魚  3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

   体長約30mmのオニカジカの幼魚です。頭の角がもう、ちゃんとあります。

P5190092_onikajika_yougyo_2

 

 

アキギンポ  3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

     どこに居るかわかりますか?

P5190058_akiginpo

 

 

抱卵しているエビ  3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

    白い帽子が似合う?

P5190053_ebi_houran

 

 

         ← pocketbell の絵文字、もう死語ですね!

 

ダンズミノウミウシ(?) (左クリックで拡大)

   今日、マクロで写したのはこの子だけでした  (体長約5mm)

P5190023_danzuminoumiusi

 

 

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オワンクラゲ 2013/05/19 (1/2)積丹・美国でダイビング

 今日はオワンクラゲがイ~ッパイ。
今日の1本目は、オワンクラゲ祭りです 

 

オワンクラゲ ①  3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P5190008_owankurage

 

 

オワンクラゲ ②  3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P5190011_owankurage

 

 

 上のオワンクラゲ①、② は通常見られる形のオワンクラゲです。
下のオワンクラゲ③、④、⑤ は、ちょっと形が違います。
解りますか?
裏側の中央部に穴がぽっかり開いています。
これは、オワンクラゲが口(兼肛門)を開いて捕食中だったんです。
エサはプランクトンで、まれに小型のクラゲや小魚も食べちゃうんだそうです。
写真①の房状に見える触手部分が、どうやって開く仕組みなんでしょうね!

 

 

オワンクラゲ ③  3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P5190035_owankurage

 

 

オワンクラゲ ④  3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P5190038_owankurage

 

 

オワンクラゲ ⑤  3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P5190040_owankurage

 

 

オワンクラゲ ⑥  ビデオ

    海の中では、こんな風に見えます。
   水族館でクラゲを見て癒される方は、ダイビングを始めて見てはいかがでしょうか?

 

 

 

オワンクラゲ  細部が見えるように白とび補正有  ⑦ ビデオ

    触手などの集まった密度の高いところは、全体が白っぽく見えます。
   その部分の白飛びを補正して、触手の細部や体の構造が見えるように加工して
   見ました。

 

 

 

「 緑色に光るオワンクラゲ 」 に見えるように調色してみました。 ⑧ ビデオ

    オワンクラゲは緑色に発光するらしいが、まだ見たことがありません。
   こんな風に光ったらきれいだな! と想像して作ってみました。
   ちょっと派手目だと思いますが、こんな光景がナイトダイビングで見られたら最高なん
   ですけれど

 

 

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2013年5月21日 (火)

'Intrepid' Crater on Mars  (火星シリーズ 3)

                                          (火星シリーズ一覧)

 最近、ダイビングが出来なかったときは海底地形図ばっかり作っていたので、使いすぎた
をリセットと言うことで、しばらくぶりに「火星シリーズ 3」。

     ※新しく、「火星シリーズ」カテゴリーを作りました。

あっ、ブログのメインはあくまでも 「 ダイビング 」 です。
「海底地形図シリーズ」、「火星シリーズ」はダイビングネタの無いときの箸休めです。
 と言いながら、今週もダイビングに行ってきたので、海のブログも書きますよ。
  (私のブログは、3D立体写真に関係しているテーマなら何でもアリです

NASAのHPを見ると、火星のパノラマや3D写真がイッパイ
でも、せっかくの高解像度写真(例 6876x1055ピクセル)もパソコンのモニターでは等倍で
3Dを見ることが出来ないので、フルHDビデオによる、スライドショーに変換して見ました。

今回の火星シリーズは、コレ

 

'Intrepid' Crater on Mars,  (Panorama)  HD

  交差法で立体視出来ない方用に、右側画像で作ったパノラマのスライドショーです。

 

 

火星の、'イントレピッド' クレーター (パノラマ)

'イントレピッド' クレーターは、直径およそ20メートル(66フィート)です。
色は、セピアに着色しています。

NASA HP の、
  'Intrepid' Crater on Mars  501244main_pia13595-ana-full_full.jpg
より作成。

BGM:音楽素材『甘茶の音楽工房』「am200」

 

 

'Intrepid' Crater on Mars,  Stereo View(cross)   フルHD

  交差法による、パノラマ3D立体写真のスライドショーです。

 

 

火星の、'イントレピッド' クレーター (3D立体写真、交差法)

'イントレピッド' クレーターは、直径およそ20メートル(66フィート)です。
色は、セピアに着色しています。

NASA HP の、
  'Intrepid' Crater on Mars  501244main_pia13595-ana-full_full.jpg
より作成。

BGM:音楽素材『甘茶の音楽工房』「moon」

※3分間の交差法維持は慣れないと辛いかも  の運転前などは避けましょう

 

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火星シリーズ一覧

 現在、見ることの出来る 「 火星シリーズ 」 のブログ記事一覧です。

  ※ NASAがHPで公開している写真をもとに、パノラマや3D立体写真、ビデオを作って
    ブログで公開しています。

  リンクをクリックすると、ブログ記事のページにジャンプします。(このブログ内です)

 

No.1 : 空に目を向けてみよう!   2012/11/09

       『グリーリー・パノラマ』 火星に行ったみたいです!

No.2 : 'Matijevic Hill' Panorama for Rover's Ninth Anniversary (Stereo)

       「マティアビッチの丘」 

No.3 : 'Intrepid' Crater on Mars  (火星シリーズ 3)

       火星の、'イントレピッド' クレーター 

No.4 : 火星の、サンタマリア・クレーター (火星シリーズ4)

       Stereo Panorama of 'Santa Maria' Crater for Opportunity's
        Anniversary (False Color)

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2013年5月15日 (水)

アツモリウオの稚魚(B_03) 2013/05/12 (2/2)積丹・美国でダイビング

 美国での観察も3週目になります。
体長も大きいもので、15mmぐらいになってきました。
今日は個体数も多く、各人2~3匹の専用モデル状態で撮影。
透明度も少し回復して約4m、内臓ストロボでも写せるようになりました。
水温は9℃で先週(7℃)から2℃上がりました。 (積丹の水温)

でも、アツモリウオの稚魚1本狙いの時は、水底で腹這いになって10分ぐらい動かない
ので冷え冷えの状態になります。まだ完全冬装備がいいですよ!

アツモリウオの稚魚(1)  (左クリックで拡大)

P5120059_atumoriuo_tigyo_2

 

 

アツモリウオの稚魚(2)  (左クリックで拡大)

P5120071_atumoriuo_tigyo_2

 

 

アツモリウオの稚魚(3)  (左クリックで拡大)

P5120085_atumoriuo_tigyo_2

 

 

アツモリウオの稚魚(4)  (左クリックで拡大)

P5120088_atumoriuo_tigyo

 

 

アツモリウオの稚魚

 

 

 

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ホテイウオの稚魚(1)  (左クリックで拡大)

   まだ居ますよ~
  今日は5個体見つけることが出来ました。
  ホテイウオの稚魚も深海へと移動しているので見られる個体数が激減しています。
  来週も見られたらいいですね!

P5120014_hoteiuo_tigyo

 

 

ホテイウオの稚魚(2)  (左クリックで拡大)

    お腹の吸盤が見えています。

P5120037_hoteiuo_tigyo

 

 

ホテイウオの稚魚(3)  (左クリックで拡大)

   ケロヨン

P5120045_2_hoteiuo_tigyo

 

 

ホテイウオの稚魚

 

 

 

オニカジカ  3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

   透明度が、被写体までの距離が必要な3Dで写せるギリギリまで回復してきました。

P5120057_onikajika

 

 

オニカジカ  3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

P5120047_onikajika

 

 

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キタオットセイ  2013/05/12 (1/2)積丹・美国でダイビング

 朝~ 薄日のさす曇りだが海況は良い!
「ダイビング前にイルカウォッチングに行く~」と船長さんのありがたいお言葉。

で・・・

 今日は、キタオットセイウォッチングになりました~
イルカは残念でしたが、キタオットセイは珍しいのでみんな大喜びです
以前見たときは警戒心が強く、20mぐらい離れて見たのですが、
今日のキタオットセイは警戒心ゼロ?
船で徐々に寄っていくと、2mぐらいの所を逃げないで20分ぐらい並走してくれました。
おかげで長時間、ビデオを映すことが出来ました。
カメラアングルがほとんど変わらないのは、付かず離れずの操船をしてくれた西村船長
の腕の見せ所でした。

 換毛時期なのでしょうか?
ところどころ毛が薄いところがあります。
そしてやたらと前脚で体を撫でています。
毛繕いでしょうか?

 

 

キタオットセイ   (左クリックで拡大)

P5120002_kitaottosei

 

 

キタオットセイ (ショートバージョン) 2:38

 

 

キタオットセイ (フルバージョン)   11:36

 

 

 近くに、トドもいましたが船が近づくと潜って隠れてしまいました。
いたという証拠の頭だけの写真です

トドの頭

P5120003_todo

 

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2013年5月10日 (金)

アツモリウオの稚魚 2013/05/05 積丹・美国でダイビング

 パッとしない天気ですが、今日も無事に2本潜れました。
海の中は先週とあまり変わらず、春濁りで透明度は2mも無いです(at -20m)
今日もナイトダイビング~ と思ってしまうほど暗くて見えない。
いや、透明度が悪い分ナイトダイビングより手ごわい。
ワイド系は全滅、マクロ系も浮遊物が多く、ストロボを使うと白点ばかり

でも、こんな中ダイビングに来るダイバーさんは私だけじゃないってことが救いです

 

 

アツモリウオの稚魚   (左クリックで拡大)

    先週(4/27)見た稚魚は、まだムナビレや尾びれが半透明でしたが、もう黒く
   なってきています。
   体長も13~14mmと、コンデジのマクロモードで写せるぐらいに大きくなっています。
   でも春濁りでストロボを使うと白点ばかりになるので、ストロボを使わずに明るいライト
   で写真を写すか、ビデオで写してキャプチャーした方が綺麗かもしれません。
   下の写真は、偶然?白点が少なく写ったものです。

P5050052_atumoriuo_tigyo

 

 

アツモリウオの稚魚

     春濁り(浮遊物)がどれくらいなのかわかるビデオになりました

 

 

 

 

チョビ髭 ~ ホテイウオの稚魚   (左クリックで拡大)

P5050012_hoteiuo_tigyo

 

 

貫禄 ~ ホテイウオの稚魚  (左クリックで拡大)

P5050046_hoteiuo_tigyo

 

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2013年5月 7日 (火)

500mメッシュ水深データから作成した日本海溝の3D海底地形図

                                        (海底地形図の一覧表)

500mメッシュ水深データから作成した日本海溝の3D海底地形図 (シリーズ10)

 

 日本海溝の3D海底地形図がやっと完成。
作っても使い道があるわけじゃないけれど、どうしても自分で作ってみたかっただけです。
でも、3D海底地形図を見ていると、いろんな疑問が湧いてくるので、それを考えるのも
また楽しいのです。

「日本海溝の3D海底地形図」から、何が見えてきますか?

 

1、500mメッシュ水深データより作成した日本海溝の3D海底地形図

    交差法で作っていますが、平行法で見ると凸凹が逆になり、地球の中から見た
  3Dになり、日本海溝の底の尖がり方がよく分かります。

   500mメッシュ水深データより作成した日本海溝の3D海底地形図(図1)

     拡大すると大きいのでスクロールして見てください。

Nihonkaikou_3d_kaitei_tikeizu

   3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

 

  ※追加記事(2014/03/10)

      今、日本海溝沿いに 「日本海溝海底地震津波観測網」 が整備されています。
     上の「日本海溝3D海底地形図に、観測装置とそれを結ぶ海底ケーブルの配置
     を入れた図を作りました。

         3Dで見る、「日本海溝海底地震津波観測網の配置」

 

2、500mメッシュデータで作成した日本海溝の断面図

   日本海溝の断面図です。
  グラフは、水深を約13倍にして書いてあります。
  なぜって?
  3D図の経度方向の範囲(長さ)は、639Km(E140-147 at N35)にもなります。
  でも日本海溝の最大水深は8020m。(最深部の位置が不明です)
  今、私のモニターでは、この海底地形図の横幅が73mmになっています。
  もし、水深を等倍で書いたら、8020mは、0.9mmでグラフを書いても直線にしか
  ならないので、13倍に拡大しています。
  (見た目のバランスでグラフの縦軸を20%にしたので、偶然13倍になっただけです)

   海底には、富士山より高い海山があります。(1,000m以上が海山、未満が海丘)
   N34,E146の断面図では、4000m級の海山があります。 

   500mメッシュデータで作成した日本海溝の断面図(図2)

Nihonkaikou_danmen

     (左クリックで拡大)

 

3、日本海溝の鯨観図(鳥瞰図)

  日本海溝の鯨観図(図3)
    下の、3D-回転モデルの260度の鯨観図になります。

Nihonkaikou_3d_geikanzu

        (左クリックで拡大)

 

4、日本海溝の、3D海底地形図 3D-回転モデル

    (図4)の鯨観図が、0~360°まで、5秒毎に10度づつ回転します。
   是非、フルHDで見てください。
   等深線タイプ/陰影タイプ、どちらが見やすいですか?

 

   日本海溝の、3D海底地形図 3D-回転モデル(等深線タイプ) (図4)

 

   日本海溝の、3D海底地形図 3D-回転モデル(陰影タイプ) (図5)

 

   ※「3D-回転モデル」図はデータ量が多いので、2Kmメッシュ相当で描かれています。
   ※ビデオのBGMは、
      フリー音楽素材「甘茶の音楽工房」 さんを、使わせて頂いています。(感謝~)

 

 

-----------------  2013/08/08 追加 (始め) -------------------

    日本海溝の、3D海底地形図 (交差法)  (図7)

 

 

    1、3D海底地形図は、交差法で作られています。 立体視の苦手な方は、
      右(又は左)側の図だけを見て下さい。

    2、3D海底地形図は、10秒ごとに30°回転します。 見たい角度で一時停止
      するとゆっくり見られます。

    3、使用したデータは、「日本海洋データセンター(JODC) の
      500mメッシュ水深データ」を使っています。

    4、この図は、HD(1920x1080)で作られています。
      ぜひ、HD全画面表示で見て下さい。

    BGM:音楽素材『甘茶の音楽工房』「omoidenochristmas」

     ※ このビデオの図は、静止画に分割してブログに張り付けた方が見やすいと
       思うのですが、ブログの容量を圧迫してしまうため、こういう形にしました。
       図の横幅が1920ピクセルあるので、ブログの最大幅1600ピクセルより大きく
       見ることが出来ます。

---------------------  追加・終わり  -----------------------

 

5、日本海溝に潜り込む海山

   
  「日本海溝の3D海底地形図(図1)」を見ると、海山がこれから日本海溝の下に
   潜り込んでいくところが2カ所あります。
     1)銚子沖 N35.8/E142.8
     2)十勝沖 N40.8/E145

   銚子沖の海山付近を拡大して見たのが下の図です。

   日本海溝に潜り込む海山(図6)
     富士山級の海山が、日本海溝に潜り込んで行こうとしています。

Nihonkaikou_kaizan

    3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)

 

   海山が日本の乗っている北米プレートに潜り込むと、どうなるのでしょうか?

     1)上側の北米プレートの縁が海山に押されて、潰れながら盛り上がる。
     2)盛り上がって脆くなった上側のプレートに、海山が潰れながら潜り込んでいく。
     3)海山部分が潰れながらも突起となり、上側のプレート面を周囲の平らな面より
       多く引きずり込んで行く。
     4)その結果、海山が潜り込んだ部分の歪みが周囲より大きくなり、地震の危険性
       が増す。

   こんな感じでしょうか? 

    でも、ずいぶん先のことのようです。
   海山の経度方向の長さを45Kmとすると、太平洋プレートは年に約10cm西北西に
   移動しているので

      海山が潜り込んで見えなくなるまでは?= 45Km/10(cm/年) = 45万年

   45万年後、日本列島がまだ在るでしょうか?

   日本海溝の北米プレートの下には、潜り込んで見えなくなった海山の跡がまだある
   かもしれませんね。

 

**************  海底地形図について  ****************

  1、 作成した海底地形図は、私が趣味で作ったものです。データーの解釈間違い
     や計算ミスなどで、海底地形図のデーターが正しいものとは限りません。
     そのことを理解した上でご覧ください。
      

  2、 作成した図の垂直:水平比(水深)は実際よりかなり誇張されています。
     今回の最大水深は、日本海溝で8,020mです

  3、 作成した海底地形図に使用した地形データー。
      「日本海洋データセンター(JODC)」で公開している、「日本周辺海域の
     水深データを500mの間隔でメッシュ化したデータ」を使わせて頂きました。
  
     500mメッシュ水深データの範囲:北緯34~43度、東経140~147度。

****************************************************

 

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