沖縄の、3D海底地形図 (海底地形図シリーズ 7)
週末(4/7)は悪天候でダイビングは中止 と言うわけで、今回は
沖縄の、3D海底地形図 (海底地形図シリーズ 7)
沖縄のダイビング、いつかは行くかな?
でも、ドライスーツでしか潜ったことがないからウエットスーツを着たことが無いし、浮力調整
もドライスーツでやるから、BCでの浮力調整も講習以降に使ったことが無いし。
寒冷地以外のダイビングって、どんなんだろう?
(図1)沖縄(沖縄、慶良間諸島、久米島)の、3D海底地形図・交差法 (左クリックで拡大)
沖縄の東側には、琉球海溝があり、最深部は7507m(図の範囲で5000m)に達する。
沖縄は、琉球海溝に沿って盛り上がった縁に沿って陸上部分があります。
西側は大きな起伏があり、2000mまで下っています。
上の図は500m等深線、下の図は200m等深線で描いています。
※ 今回の海底地形図の描写範囲は、北緯26~27度、、東経126~129度 です。
-------------- 追加 2013/11/08 --------------
沖縄本島の、陸部分を追加しました。
(図7) 沖縄の、3D海底地形図と3D地形図 3D立体写真・交差法 (左クリックで拡大)
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(図2)沖縄(沖縄、慶良間諸島、久米島)の、3D鳥瞰図 (1) (左クリックで拡大)
東側は最大水深 7,507mの、琉球海溝に向かって急に落ちています。
(図3)沖縄(沖縄、慶良間諸島、久米島)の、3D鳥瞰図 (2) (左クリックで拡大)
西側は、大きな起伏があり、2000mのなだらかな海底に続いています。
(図4)沖縄の海底地形図 3D-回転モデル
3Dモデルは3秒ごとに10度回転します。 好きな所で止めて見てください。
(図5)沖縄の海底地形図 ~ 等深線 (左クリックで拡大)
沖縄のダイビングのイメージは、「綺麗なサンゴ礁に色とりどりの魚が群れる」という
イメージがあります。
サンゴ礁を調べてみると、「分布は、サンゴに褐虫藻が共生しているため、光合成の
ための光が届く30mより浅い海」とあります。
じゃあ、水深30mってどの辺まで???
この辺までです。
(図6)沖縄で、水深30mまでの範囲 (左クリックで拡大)
結構広いエリアです。
でも、この範囲全部で見られるわけではなかった!
実際にサンゴ礁のある位置の資料が見つかりました。
(図7)沖縄のサンゴ礁の分布 (左クリックで拡大)
上の図は、「環境省」運営の「サンゴ礁分布図公開システム」から引用し、
サンゴ礁を赤で着色してあります。
引用先は、「サンゴ礁分布図 環境省」より
サンゴの分布は、陸地に沿って分布しています。何か理由があるんでしょうか?
************** 海底地形図について ****************
1、 作成した海底地形図は、私が趣味で作ったものです。データーの解釈間違い
や計算ミスなどで、海底地形図のデーターが正しいものとは限りません。
そのことを理解した上でご覧ください。
2、 作成した図の垂直:水平比(水深)は実際よりかなり誇張されています。
今回の最大水深は、約5000mです
3、 作成した海底地形図に使用した地形データー。
「日本海洋データセンター(JODC)」で公開している、「日本周辺海域の
水深データを500mの間隔でメッシュ化したデータ」を使わせて頂きました。
500mメッシュ水深データの範囲:北緯26~27度、東経126~129度。
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