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2011年10月

2011年10月31日 (月)

アイナメの卵 早く出たいな!もうすぐ孵化です。 2011/10/29 積丹・幌武意でダイビング

 アイナメの卵。 もう中で動いていますよ~ 

アイナメの卵 早く出たいな! もうすぐ孵化です。 2011/10/29 積丹・幌武意







 もっと見ていたいが、となりでお父さんが心配そうに見ているので。 ゴメンね!

Pa294824_ainame_tamago_01 アイナメの卵

立体写真×交差法
(左クリックで拡大)

成長の早い卵はもう、目が動いたり、体が回ったりしています。 
でも、ほとんどの卵はまだ胎児も出来ていない状態です。
興味のある方は、是非マクロレンズを持って行きましょう。








Pa294821_ainame_tamago_01  アイナメの卵

立体写真×交差法
(左クリックで拡大)















Pa294821_ainame_tamago_02  アイナメの卵

立体写真×交差法
(左クリックで拡大)



















Pa294821_ainame_tamago_03  アイナメの卵

立体写真×交差法
(左クリックで拡大)



















Pa294838_ainame_tamago_02  アイナメの卵

立体写真×交差法
(左クリックで拡大)

目が黒く入っている卵です。

今の時期は、上の写真のように動き出している卵や、まだ姿もない卵を、同時に見られます。












Pa294795_ainame_tamago アイナメの卵

(左クリックで拡大)

まだ姿が無い卵。
色が綺麗です。


















Pa294802_ainame_houran  アイナメの抱卵(保護卵)

立体写真×交差法
(左クリックで拡大)

同じ箇所に生み付けられた卵塊でも、おのおの成長度合いは様々です。

今時期は、オス・メスの区別が私でも解ります
成魚で金色の婚姻色をしたアイナメはすべてオス。
それ以外はすべてメス。
(誰でも解る?)










アイナメとにらめっこ 2011/10/29 積丹・幌武意








まだ、抱卵していないオスです。
どこまで寄れるかチャレンジ~
(XZ-1のムービーのフォーカス。ファームウエアーのアップで何とかならないでしょうか?)






Pa294759_umiusi_tamago ウミウシの卵

(左クリックで拡大)

前日、セスジミノウミウシが目撃されたポイントに行ったのですが、いませんでした
そこに有ったウミウシの卵。
もしかしたらセスジミノウミウシの卵かも?













Pa294832_yadokari ヤドカリ

(左クリックで拡大)

プレデターに出てくる、エイリアンだ!


















Pa294835_kokeginpo コケギンポ

(左クリックで拡大)

さらさらヘアー


















Pa294845_kobudai_yougyo コブダイの幼魚

(左クリックで拡大)

 今まで見た中で一番の大きさ。
もう幼魚とは呼べないサイズです。












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2011年10月26日 (水)

アイナメ の雌が産む、卵の数は? 成魚までの生存率は?

 アイナメ  (アブラコ) の、卵の写真を見て ?

 さて、問題です。

   Q1 : アイナメの雌が産む、卵の数は?

    Q2 : 卵から成魚まで生き延びる、生存率は?

   ※ 答えは、ブログの最後に有ります。

Pa224692_ainame_tamago アイナメの卵塊

立体写真×交差法
(左クリックで拡大)

 色が異なる四つの卵塊が集まっているのが解ります。
一つの卵塊の大きさは、握り拳ぐらいです。
これは、一匹の雄が守る産卵場所に、異なる雌が次々に卵塊を産んでいくのです。
 受精させているのは守っている雄だけなのか?、産卵に合わせて乱入してくる別の雄もいるのか?
その場面は見たことがないので解りません。






Pa224698_ainame_tamago アイナメの卵

(左クリックで拡大)

上の卵をマクロで撮影したものです。
写真の横サイズで、13mm。

生まれて間もない卵で、まだ胎児の姿は見えません。

卵の大きさは、約1.8mm。



写真は2枚とも
 2011/10/22 積丹・美国










答え

 Q1 : アイナメの雌が産む、卵の数は?

 A1 :  21,605 個

      (仮定条件 ~ 写真からの推測)

       卵塊1個が、1匹の雌が産む卵として

       卵塊の大きさ: 見た目の大きさから、握り拳ぐらい~体積180ccとする
       魚卵の直径 : 1.8mm (写真から計測)
       充填率    : 直径 1.8mmの球が規則正しく積み上がっている形
                 (一辺1.8mmの立方体が積み重なるイメージ)から、
                 卵の間を海水が流れる水路分を、30% 引いた。
                 

      卵塊1個の卵の数=180÷(0.18x0.18x0.18÷0.7)=21,605 個

       本当に数えたことのある方、いませんか?

 Q2 : 卵から成魚まで生き延びる、生存率は?

 A2:  0.01%

       生存率は、一つの卵塊から、最低2匹(繁殖できるオス・メスのペア)が
      残るとした最低値で計算。

      生存率 = 2÷21,605=0.0000925  ~ 約 0.01 %

      99.99 % が食べられちゃう?

      でも、どんな形で終わっても再び海の生物の栄養になり、無駄はありません。

      

  ※ この答えは、掲載した写真を基にした私の推測なので、正確さは? です

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2011年10月25日 (火)

クジメの卵 2011/10/22-② 積丹・美国でダイビング

クジメの卵も、同じ日に見ることが出来ました。 (アイナメの卵は、①~前のブログです)

Pa224725_kujime_tamago クジメの卵を守っている雄

立体写真×交差法
(左クリックで拡大)

 この写真では卵が黒っぽく写っていますが、マクロで撮すとこんなに綺麗です。
(下の写真)














Pa224722_kujime_tamago クジメの卵

(左クリックで拡大)

卵の中では、もう変化が始まっています。

卵の大きさは、アイナメの卵とほぼ同じ、約1.8mm。

(写真の横サイズで、13mmです)












Pa224722_kujime_tamago_2 クジメの卵

(左クリックで拡大)

少し拡大。

中にもやもやっとした糸状の物(袋?)が出来ています。

上に見える、オレンジ色の粒は、油の粒でしょうか?

卵を見ていると、理科の時間の観察みたいで、楽しくなります。
(えっ、楽しくない?)








Pa224722_kujime_tamago_3 クジメの卵

(左クリックで拡大)

 卵の内側の球面に沿って、黄色の粒が四角に並んでいる物が見えます。

4x4の正方形?
もしかしたら、16分割に分裂した細胞でしょうか?
















Pa224722_3d_kujime_tamago_0 クジメの卵

立体写真×交差法
(左クリックで拡大)

おきまりの、3D写真です


















Pa224722_3d_kakudai_kujime_tamago_0 クジメの卵

立体写真×交差法
(左クリックで拡大)

魚卵の成長過程がよく見える部分を拡大してみました。

変化の説明は・・・
よく解りません

気になる方は、自由研究でやってみては?










 これからは、いろんな魚さんの産卵シーズン。
みんな、こんな綺麗な写真を撮せたらいいなー。
でも、ゴッコの卵は岩の奥に産むのでマクロ撮影が出来ません。



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2011年10月24日 (月)

アイナメの卵 2011/10/22-① 積丹・美国でダイビング

 アイナメと、クジメの産卵が始まっています。(クジメの卵は、②~次のブログです)

早い卵は、もう中に胎児の形が見えています。

Pa224712_ainame_tanago_2 アイナメの卵と、守る雄

立体写真×交差法
(左クリックで拡大)

雄は婚姻色の金色に変身。

卵が孵るまで保護しているのだとか。


 アイナメとアブラコ。
同じ魚だって知ってました?
私はダイビングを始めるまで別の魚だと思ってました









Pa224698_ainame_tamago アイナメの卵

(左クリックで拡大)

生まれて間もない卵。

卵の大きさは、約1.8mmです。
(写真の横サイズで、13mmです)













Pa224700_ainame_tamago アイナメの卵

(左クリックで拡大)

生まれて間もない卵。

色違いです。

なぜ色が違うかは不明です。













Pa224703_ainame_tamagoアイナメの卵

(左クリックで拡大)

 もう胎児の形が出来ている卵です。

頭に目が出来ているのが解ります。
まだ黒目は出来ていません。












Pa224703_ainame_tamago_2 アイナメの卵

(左クリックで拡大)

上の写真を少し拡大。


中央の卵は、胎児の顔が見えています。















Pa224703_ainame_tamago_3_h アイナメの卵

(左クリックで拡大)

もう少し拡大。

左側は、胎児の頭がこちらを向いていて、目の形が解ります。
右側は、横向きです。

卵の中にもう一つの球(栄養部分の卵黄か?)が有って、その上に胎児が乗っているような状態です。









Pa224702_3d_ainame_tamago_0 アイナメの卵

立体写真×交差法
(左クリックで拡大)

 同じ卵塊の中でも、成長の早いのと遅いのが有ります。

この卵の何割が無事に稚魚まで育つことが出来るのでしょうか?













Pa224702_3d_kakudai_ainame_tamago_0 アイナメの卵

立体写真×交差法
(左クリックで拡大)

胎児の姿がよく見える部分を拡大してみました。

直径1.8mmの閉じた世界で、孵化までの栄養は全部自前。
外部とのやり取りはガス交換のみ。

毎日、観察してみたい!



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2011年10月23日 (日)

手乗りサチコ(イソバテング) 2011/10/15-追④ 積丹・美国でダイビング

 やさしく手を差し出すと、ふわりと乗ってくれる
いつか、そんな海の人になりたい。







いつかは、Nさんみたいに成れるのでしょうか?



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2011年10月18日 (火)

ミミイカの逃避行 2011/10/15-③ 積丹・美国でダイビング

 今回は、3本立ての最後です。
初めて見た「イソバテング~①」、「セスジミノウミウシの色彩変異~②」、
そして今回は「ミミイカの逃避行~③」です。

「ミミイカの逃避行」






 頭の大きさが3cmぐらいの大きなミミイカ。
ミミイカの寿命は1年で、この大きさが最大らしいです。
着地と同時に、体の色が黒く変化しています。
保護色への切り替えがこんなに素早いとは!
タイトルの逃避行は、この間ラジオで「麻生よう子さんの逃避行」が流れていたのが頭に残っていたからです。(知らない?)

「コブダイの幼魚」






2cmぐらいのまだ小さな子です。
体の白い線がまだ横です。 (大きくなると縦1本になります)
「横縞~体の輪切り方向の線、縦縞~頭から尻尾方向の線」で合っているでしょうか?





Pa154548_karei_tigyo クイズです。
何がいるでしょうか?

立体写真×交差法
(左クリックで拡大)

立体視しないで分かりますか?

答えは最後に。











**********************************

話は変わって、「XZ-1 の i AUTO モード は使える」 の話


Pa154640_suzumedai_wb_auto スズメダイ
(i AUTO~JPEG画像)

スズメダイを見つけたのですが、「カメラのモードや設定を戻している間にいなくなっては大変」ということで、AUTOモードでとりあえず撮影。

見事な青かぶりです

でも、写真を残せないよりは良いですから。

でも、カメラをXZ-1に変えてからは、JPEG+RAWで記録できるので、RAW画像を後で水中WBで現像すると、下の写真が出てきます。




Pa154640_suzumedai_wb_suityuuスズメダイ
(RAWを水中WBで現像)

ノイズは多いですが、それらしい色が出ています。

RAW画像が記録できるカメラは「後出しじゃんけん」が出来ます。(と言っていたのはOさんです)

カメラ設定を戻すのが間に合わないと思ったら、AUTOでバカスカ撮れば、後で何とかなるのが分かりました。






クイズの答え: カレイの稚魚


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2011年10月17日 (月)

セスジミノウミウシの色彩変異 2011/10/15-② 積丹・美国でダイビング

 今日は、ウミウシ祭りでした。

積丹ではレアものの「セスジミノウミウシ」、しかも色彩変異バージョンを見ることが出来ました。
今年は例年に比べてウミウシが極端に少なかった。(コモンウミウシばっかりでした
来年は回復すると良いなー

Pa154569_sesujiminoumiusi セスジミノウミウシ色彩変異

(左クリックで拡大)

セスジミノウミウシの色違いバージョンです。
派手さは本家に負けるが、積丹では眩しいぐらいの色彩です

本家は、過去のブログで見られます。 ↓

セスジミノウミウシ 2011/09/17







Pa154579_sesujiminoumiusi_03 セスジミノウミウシ色彩変異

立体写真×交差法
(左クリックで拡大)

ミミイカを撮して戻ると、ちょうど貝殻の上。
撮して欲しい場所を自分で用意してくれました













「セスジミノウミウシの色彩変異 2011/10/15 積丹・美国でダイビング」











Pa154560_hanairoumiusi ハナイロウミウシ

(左クリックで拡大)

この子も今年初です。

今年は本当にウミウシが少ない!














Pa154605_aoumiusi アオウミウシ

(左クリックで拡大)

運がないのか、この子も初です。(他の人は見ているのに)















Pa154637_komonumiusi コモンウミウシ

(左クリックで拡大)

この子は常連さんです

この姿を見ると、ウミウシって不定形生物と思えるのです。
「ムーピー」って知ってますか?(古いかな)

 今日はほかに、不明種やアメフラシなども居ましたが、ピンぼけでカ~ット。





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イソバテング 2011/10/15-① 積丹・美国でダイビング

 今日、初めてイソバテング(磯葉天狗)を見ることが出来ました。
10cmぐらいの大きさで、もう目の可愛いことと言ったら

地方名を「サチコ」と呼ぶのですが、どうしてか分かりません。

Pa154613_isobatengu イソバテング

(左クリックで拡大)



















Pa154628_isobatengu イソバテング

(左クリックで拡大)



















Pa154629_isobatengu イソバテング

(左クリックで拡大)



















Pa154620_isobatengu イソバテング

立体写真×交差法
(左クリックで拡大)


















Pa154624_isobatengu イソバテング

立体写真×交差法
(左クリックで拡大)


















 イソバテングは、浮き袋が無いため、ほかの魚のように浮いて泳ぐことが出来ません。
そのため、泳ぐ時は胸びれを飛行機の羽のように大きく広げて、尾の推進力で進みます。
胸びれは、飛行機の羽のように揚力を得るためと方向を変えるのに使っているみたいです。だから、尾を止めると沈んでしまいます。
泳いでいるときは、胸びれから後ろの部分だけを左右に動かし、胸びれから頭の部分はは動きません。


「イソバテング 2011/10/15 積丹・美国」













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2011年10月14日 (金)

コモンウミウシ 触角の面積は?

 コモンウミウシの触角のアップが撮れたので見ていたら?

 コモンウミウシの触角は臭いを感じるセンサー。
リング状のヒダは、臭いセンサーの表面積を増やすための仕組みなのだと思うが、どのくらいの表面積なのだろうか?

なんて思ってしまったのが発端。

 

Pa094447_comonumiusi コモンウミウシの触角
(2011/10/09)

(左クリックで拡大)

 このコモンウミウシの触角の大きさは、約 直径1mmx長さ4mm。

触角の構造は

リング状のヒダが重なっているが、リングは全円ではなく、半円が触角の前後の部分の張り出し部分で交互にずれながら接合されている。






 まず、ヒダの枚数と直径などを、画像から測ります。

ヒダは上下の小さいのをカットして22枚。
各ヒダの直径を測り、ヒダの面積を求めます。
 ・左右交互のヒダを1組の円として計算
 ・ヒダは軸に対して少し傾いて楕円になっているが、簡略化して円として扱う
そこから、触角の芯棒の面積を引いて、各ヒダの片面の面積を計算。
(触角の芯棒は0.5mm一定と仮定)
そして求めたヒダの面積を4倍(ヒダ両面x触覚2本)して表面積を求めます。

Umiusi_syottukaku_menseki






























結果は、写真のコモンウミウシの触角のヒダの面積は 56.7 ㎟ でした。

もし、触角が1φx4mmの単純な円柱状であったなら表面積は、26.7㎟。

触角をヒダ状に進化させることによって、2.12倍の表面積を得ていることになります。

ここまでは、実際に調べて分かった本当の事。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここから先は、更にわいた疑問への、私の勝手な想像です。

 

ヒダ状になっている利点として考えられるのは

1,同じスペースで、表面積が2倍。
  単純にセンサー面積を増やして、感度を上げる。

2,ヒダ状にすると、臭い物質が絡みやすくなる。
  ヒダの間の水路の幅が狭くなるので、流れる臭い物質とヒダの距離が近くなり
  吸着率が上がる。
  ヒダの間に沿って流れるため、接触長さ(時間)が大きくなり効率が上がる。

  でも、どのくらいの濃さの臭いが分かるのだろう?
  もしかしたらドーピング検査みたいに、プールに一滴の薬を入れたぐらいでも
  分かったりして?

 

又、臭覚(臭いセンサー)を持っていると言うことは

  良い臭い(餌、仲間)なら、近づく

  悪い臭い(敵、毒物)なら、離れる

の行動をするために必要だから、有ると思うのです。

そのためには、臭いのする方向を判別出来なければなりません。
方向判別の仕組みを推測してみると

1,ウミウシは、「臭いの強度(濃い or 薄い)は分かるが、方向は判別できない」 
  と考えた場合

  1)まずは直進。
  2)良い臭いが強くなるなら、そのまま進む。(悪い臭いなら向きを変える)
  3)良い臭いが弱くなるなら、方向を変える。(悪い臭いなら、そのまま進む)
  4)これを繰り返せば、良い臭いの元にいつかはたどり着けます。
    (悪い臭いなら逃げられます)

   方向を変えるとき逆方向の可能性もあるので、サーチの効率は悪そうなのですが
  生物は案外単純だったりするので、この案もありか?

 

2,ウミウシは、「臭いの方向を判別できる」 と考えた場合

  1)ヒダは左右で分離している構造なので、左右のヒダが別々に臭いを判別でき、
   左右の臭いの強度差で流れてくる方向の判別をしている(左右の指向性が有る)?

  2)2本の触角の臭いを感じる時間差で、方向判別している?
    (人が耳で聞く音の時間差で方向判別しているように)

  3)ヒダは臭いの強弱しか分からないが、触角が水流でなびく方向がわかり、
   臭いの流れてくる方向を判別している?


  1),2)案は、左右は判別できても、前後は分からないので、進行方向による臭いの
   強弱で、さらに判別が必要になる。
   仲間の臭い物質(這った後の粘膜?)をトレースするならこれでOKだが、逆方向
   にトレースしたらどうなるのでしょう?

  3)案は360度判別出来るが、触角に流れの方向を判別するもう一つの
    a)触角の根本に倒れる方向が分かるセンサー
    b)又は、水流の流れてくる方向が分かる圧力センサー等
   が必要になってくる。

 

 いずれにしても、臭いが水流に乗って流れてきて初めて臭いを嗅ぐ?事になるので、流れが無いか臭いが弱いと、当てずっぽうに移動するのでしょうか?

この日、砂地を横断していた彼は、何を目標に進んでいたのでしょうか?
向こうの大陸(岩場)に仲間を感じたのでしょうか?

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いろいろと想像するが、本当のことは分からない。

こういうのをテーマに研究している人もいるのでしょうか?

1枚の写真から、勝手気ままに考えついたことでした。

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2011年10月11日 (火)

コケギンポの食事 たまには失敗も 2011/10/09 積丹・美国でダイビング

 水温17℃。 順調に、下がってきています
これからは、フードを忘れずに持って行きましょう!

今日はビデオ中心になっちゃいました。

「コケギンポの食事 たまには失敗も 2011/10/09 積丹・美国でダイビング」

   コケギンポが小さなエビを見つけて、食べています。
  でも、交わされて空振りになる事も! 
  その映像を終わりの方に、1/16スローで入れてあります。










Pa094482_kokeginpo コケギンポ

貝の上にちょこんとお座り。



















Pa094519_kokeginpo コケギンポ

モヒカ~ン



















「アミメハギ 3D・平行法 2011/10/09 積丹・美国でダイビング」










Pa094531_kobudai_yougyo コブダイの幼魚

見た人に大きさを聞いたらみんなバラバラ。

間を取って、15cmに決定
















Pa094487_akaeraminoumiusi アカエラミノウミウシ

今日は触覚も綺麗に撮れました。



















「アカエラミノウミウシ 2011/10/09 積丹・美国でダイビング」











Pa094474_isoumiusi イソウミウシ

ちっちゃい。



















「今日のカレイ 2011/10/09 積丹・美国でダイビング」







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2011年10月 4日 (火)

たまには、ナビゲーションの練習も良いサー 2011/10/01 積丹・幌武意でダイビング

 予報では波の高さ3m。
風向きによっては、何とか船が出せるかもと祈りつつ行ったが・・・
今日は幌武意漁港しか入れるところがありません。

漁港の中もうねりが有りますが、いつものことなので気にせずエントリー。
ワー なんにも見えない!
水底1mぐらい手前でやっと海底が見える状態です。
ナイトダイビングより見えない!

「たまには、ナビゲーションの練習も良いサー」 という一日でした。

Pa014391_toumeido_1m透明度 1m ?

ウマズラハギの群れ(4匹)を見つけて撮したのですが。

今日は写真を諦めて、ナビの練習とビデオ撮影に専念します。

 ナビは、目印になる物が何も見えない状態なので、コンパスで方向を確認して直進。
でも、直進しているつもりが、なぜか左へ曲がっていきます。 左右のキック差なのでしょうか?
やっぱりナビは向いていません




「カレイの食事」

カレイが何か食べています。
なぜかどんどん寄ってくるので、私が逃げないと写せない状態。
後ずさりしながらぐるぐる回っていると方角が分からなくなります。
今日は何回コンパスを見ただろう?











「うねりに耐えるカジカ(と私)」

うねりに耐えているカジカ君を見つけました。
胸びれを広げて踏ん張っているのですが、流される場面も
私も同じような姿勢で撮しているので、明日は筋肉痛












Pa014409_banana_wo_taberu_uni バナナを食べるウニ

なぜか、剥いていないバナナが1本落ちていて、それをウニが食べている。
釣り人が落としたのかなー?

ウニもバナナが好き?














Pa014426_niji

天気は「曇り時々小雨」

気温11℃、水温19℃
もう気温と水温が逆転しています。これからは、「寒いから早く海に入ろう」という季節です。

帰り支度をしていると、虹が出ていました。

虹の下では、防波堤を大きく乗り越えて波が上がっていました。








初雪 : 記事を書いている10/3の朝、カーテンを開けると初雪でした。
      北海道はもう冬です。
             (アップ時は次の日になっちゃいました)
      

Pa034434_hatuyiki_2011 初雪 2011/10/3 5:50

寒いので、窓越しに撮しました。

初雪は1時間ぐらいで雨に変わり、消えてしまいました。

そろそろ、ストーブの準備をいたしましょう











Pa034438_hatuyuki_2011初雪 2011/10/3

















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